100%で走ることがすばらしいわけじゃない
いつも全力でがんばる、そんな
“100%で走り続ける人がすばらしい”
そう思って、
同じようにできない自分はダメなんだ
と落ち込んでいませんか?
私は全力でがんばる人と自分を比べて
「こんなんじゃダメだな・・・」
といつもため息をついていました。
本当に大切なのは
100%で走ることが
すばらしいのではありません。
『走り続けられることが
すばらしいのです』
晴れの日もあれば雨の日もあり、
風の強い日も雪の日もあります。
そんな中、晴れの日と同じように
車のアクセルは踏みませんよね。
雨の日、風の日、雪の日
に合わせてアクセルを踏み
スピードを調整するもの。
スピードを出しすぎると、
注意不足になったり事故にあったり。
危険が伴い、ときには
車が壊れてしまうことも。
人も同じです。
元気がある日も、前向きに考えられる日も
疲れている日も、心が弱っている日もある。
心も体も万全じゃない中で
いつもと同じように走ろうとすれば、
ミスが増えたり不調をきたすものです。
いつも100%で走ることが
すばらしいのではありません。
自分の心と体の調子を見ながら
自分のペースで走り続けられる
ことがすばらしいことです。
そうはいっても
学校の仕事では、
明確なゴールがありませんよね。
定年するまで終わりがない、
長い道のりに漠然とした不安を
感じることもあるかもしれません…。
それでも、先生になってやりたいことや
成し遂げたいことがあったはず。
それを叶えるためには
走り続けることが大切ですよね。
叶えたいものに向かって走り続ける
あなたがすばらしい。
30%の日も休息する日もあっていい。
自分のペースを大事にしてくださいね。
私はもう養護教諭ではなくなりましたが
“子どもの幸せを作りたい”という目的は
今も変わりません。
そのためにもまずは、先生から幸せに。
私がやりたいこと、成し遂げたいことに
向けてこれからも進んでいきます。
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