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やってみようかな?SDGs

SDGs。
何度この言葉を声に出してみても毎度毎度噛んでしまいそうでヒヤヒヤする
アナウンサーとしては、なかなかの手強いお相手です。

学校での授業で扱われたり、街中でもカラフルなマークとかこの言葉を見かけたり、
「SDGs」に触れる機会が増えてきた気がします。

さすてなぶる・でべろっぷめんと・ごーるず
持続可能な開発目標、というもののこと、らしい。

TBSでも会社として番組とコラボしたり、社内にポスターを貼ったりして
かなり積極的に取り組んでいます。参照までに。

ただ正直なところ、
なんだ?えすでぃーじーずって…
地球のために…?規模デカすぎないか…
未来のために…?明日を生きるため自分のことで精一杯なのに…
なんて思いが私の心に眠っている。これが素直な気持ち。笑

ただ、この度、TBSのキャンペーンにおける大使として参加する立場。
もう少し自分との距離を近づけて、具体的に考えてみると、
少しずつ見えてきたものがあったので
ここに書き留めてみます。

☆コンビニでお箸を一膳、「いらないです」と言ってみる☆
コンビニでお弁当などを買うと、レジで聞かれる「お箸何膳いりますか?」。
わたしはつい「二膳ください」と言ってしまいます。

一人で食べるだけなのに…なんで誰かと食べる風にかっこつけちゃうんだろう。
小さな見栄を捨てられない私。
てかむしろ、家にお箸あるのに…
なんとなくもらっておいたほうがお得な気がして断れない私。
「お箸いりますか?」のやり取りのたびに、ちっちゃい自分が悔しいです!!

そんな自分を乗り越えて、お箸を断る勇気を発動してみる。
これもSDGsに繋がるらしいのです。
ゴール12 つくる責任つかう責任
17項目あるゴールのうちこんな言葉もあって、実はこれに当てはまるみたい。

☆「ママさんアスリート」ばかりで伝えない☆
これは私がスポーツニュースを伝えていて、はっとさせられたことです。
スポーツニュースなどでよくみかける「ママさんアスリート」という言葉。
その選手がどんな活躍をされていて、どんな強みがあって、どんな努力をして、どんな葛藤があってなどなど
いろいろとお伝えしたいパーソナリティがあるはずなのに、
「ママさんアスリート」という言葉だけを切り取って、
それを第一フィルターにしてお伝えするニュース。

第一線で活躍されるあるアスリートの方が違和感を覚える言葉の一つとして
お話しされているのを見て、はっとさせられました。
数の違いなどはあったとしても、男性アスリートを「パパさんアスリート」とは言わず、
女性アスリートだけを「ママさんアスリート」と呼ぶ。
それだけを全面に押し出して報じるその姿勢は、
選手や競技の魅力をお伝えするためのニュースとして、
果たして最善の方法なのだろうか、と。

この意識は、
ゴール5 ジェンダーの平等を実現しよう
に繋がるのかもしれません。

日常には、ハテナ?なこと、もっとちょっと良くしたいことをがたーくさんひそんでいます。
それを、まずは見つけてみる。
これがSDGsへの第一歩なのかなと思ってきました。

やってみようかな?な気持ちから
はじめていきたいものです。

明日の自分をよくするために。
そして、
もっともっとその先にある、
大きな未来が良くなるために。