見出し画像

自分らしい生き方。

昨夜は朝ごはんの本を読みながら眠る。
35人の文豪や作家の、朝ごはんにまつわるエッセイ。


林芙美子の朝ごはん論が、すげえ。

朝一番にキリっと冷えたウィスキーを迎え酒やら、ウニトーストやら、バターは日本の醤油の如くどんどん使えば使うほどいいとか、
夏は味噌汁いらないとか、朝食は魚より肉だろ、とか、
肥満、アル中、痛風、高血圧、早死まっしぐらのメニューを紹介していて、
ちょっと笑ってしまった。
実際、林芙美子は早くに亡くなっているので、食の不摂生も多分にあると思う。


痛風に近づくような贅沢な食事をして短命で生きるのも、それはそれでいいと思う。きっと人生楽しい。
私は、少食すぎる上にお坊さんみたいな精進料理を好み、肉、加工肉、グルテン礼賛の外国の食事は多く受け付けないので、内臓脂肪が元々低く(外側の脂肪はあっても。。。)身体面で不安はそこまでない。
けれど、お酒や肉やフルコースが嗜めないのはつまらないとは思う。

それにしても、本著は面白い。
食のことになると、どの作家も饒舌に、拘りを熱く語ってくれる。

ここから先は

2,295字

ほぼ毎日更新。 マンガとともに歩む制作日記です。 イラスト、マンガのほかに、マンガメイキングや、日々思っていることを赤裸々に、悩んでい…

この記事が参加している募集

読書感想文

仕事について話そう

なりたい自分

with ヒューマンホールディングス