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読み聞かせした絵本たち。

季節は少しづつ秋めいてきて、読書をするのに最高の時期に入りましたね☺️

わたしもあたたかいココアや、ほうじ茶と一緒に本を感じる時間を大切にしています。

では、最近娘と読んだ絵本や、娘が子供の頃に読み聞かせした絵本をシェアいたします。


しばわんこシリーズでも、季節の折り紙の解説が描かれていたので、図書館から借りました。

わんこたちと日本の四季12ヶ月の伝統をほっこりと学べます☺️🍵

このシリーズで、四季のうつろいの生活を大切にできるといいですね。

この絵本に出てくるキツネくんとうさぎちゃんの恋模様が気になりました。


幼児向けの本です。

「春」がどういうものなのか、どんなお花が咲いているのか、初春から晩春まで景色が変わってゆく風景を可愛い絵で追ってゆけます。

ただ、文字が少ないので、ああ、もうこういう絵本は小学生の娘は卒業なのだなあ。。。とほんのり感じてしまいました。


わたしが好きな絵本トップ3に入る一冊。

子供向けではないので、本棚に置いていたのですが、ある夜娘が読んで、衝撃のラストに「えええッ」とビックリしていました。

一見難しい文章の流れや、詩的な言い回し、仄暗い絵の空気感に、子供は惹かれるのかもしれませんね。

移り住んだ一族と家との、100年の物語です。

その間には、二度の大戦や家族の誕生と死、恐慌、収穫祭と。。。。

さまざまな思い出が刻まれるわけですが家は多くを語りません。

当時の光景の一瞬を、まるで写真の現像で焼き付けるかのようにじゅわっと浮かび上がらせているロベルト・インノチェンティの執念を感じる画力に敬服するばかりです。

連綿と続く一族の営みと、彼らとともにあった家に、深い愛情と敬意を持ってなければ、こんな絵は描けないと思います。

娘と絵から伝わるメッセージを色々語りあえたのも楽しかったです。


おしりたんてい。。。絵本シリーズは全巻持ってます❣️

クールなおしりたんていと、街の愉快なキャラに毎回笑ってしまいます。

テレビアニメも声優みんなハマって面白い🤣

一番好きなキャラはマルチーズ署長。我ながら声真似はうまいと思います😆

こちらは文字が多めの本シリーズ。

特にこの「かいとうvsおしりたんてい」は、番外編の「ブラウン物語」が面白いです🤣

おしりたんていおつきの犬であるブラウンが、立派な探偵助手となるよう、歩行訓練や人間語を話せるようになるために、仲間たちとビリーザキャンプ並みのハードな警察犬学校の寄宿生活を送るお話です。

おしりたんていシリーズはモブキャラをチェックするのも楽しいので、時間を忘れて楽しめますよ😊


フランスの絵本です。絵が素朴で可愛いですね。

絵本だからこそ可愛いのですが。。。実際サーシャのような、なくしんぼうの状況に遭遇すると、親は怒ると思います(笑)👹がおー。


絵がとても上手いです。

散らかり放題の家に住んでいる銀太。

希望する家を紹介するネコまるに「綺麗な家に住みたい」とお願いします。

その時にネコまるがとった行動は。。。

どのページも描き込みがすごくて、何度見ていても飽きません。

あまり知られていない絵本ですが、かなりおすすめの一冊です。

ネコまるが最後までクールで、終わり方の言い回しも秀逸です。

和風の絵本ですが、イギリスっぽいシニカルなユーモアを感じて、そこがとても好きです。


マーガレット・ワイズ・ブラウンの作品。

大型本で、絵が愛らしく今でも通用するかわいさ❣️

玉子からかえったあひるとうさぎが仲良くなるまでを無邪気に愛くるしく描いています。

挿絵も工夫されていて、たまごの枠の中に絵が描かれていたりと、ほんわか乙女気分を呼び起こしてくれる絵本です。

マーガレット・ワイズ・ブラウンの本は「おやすみなさいおつきさま」が有名ではないでしょうか😊たしかオバマさんが推してたような。。。

彼女の絵本の特徴は、詩的な言葉遊びだと思うのです。

「おやすみなさいおつきさま」や「どこへいってた❓」は読み聞かせするほうも、どこか静謐なイメージを文から感じて、読んでいて深く深呼吸が出来るような錯覚を覚えます。

「どこへいってた❓」は、有名なアメリカの画家、バーバラ・クーニーが挿絵を銅版画で作っていて、黒と苺色のような赤のみの世界がとっても美しいです‼️


⬆️こちらは猫画で有名なアン・モーティマーが挿絵を描いています。

猫目線からクリスマスイブの一日を描いていて、絵の美しさといい、猫の毛一本一本が美しく繊細に波打ってるかのような綿密な描写力といい、うっとりしてしまう一冊です。


こどものともの古本です。

天井裏に住んでいる大きな「ふるおうねずみ」と、男の子との交流を描いています。

絵が爆発していることや、アイデアが斬新なことから、「もしかすると子供が作ったものかなあ」と思ってしまう。


かがくのともの古本です。

熊の生態と、自然との繋がりを美しい画で紹介されています。

このかがくのともは買ってよかったと思いました。

熊のうんちって、山にとっても大切なんだなあ、という発見がありました。

子供用のかがくの本は、大人も未知のことが知れるのでいい学びになりますね☺️


主人公は、ドールハウスに住んでいるメイドのティリー。

パワハラ過重労働で逆ギレして逃亡します。

そんな彼女が理想のお家と生活を求めて奔走するお話です。

やってられんわ💢あたしはあたしの求める生き方をする‼️と命令されてあくせく働くより居心地のいいスローライフを追い求めるような展開です。現代にも通じますね🤣

1979年発行のイギリスの古い絵本ですが、ドールハウスの細やかな描写やあたたかい色使いが素敵で、昔の絵本というレトロさも相まって手放したくないお気に入りの本となりました😊

絵があたたかくてティリーも自立心が強くて個人的にとても好きな本です。

最後はティリーが、自分の力で、自分が一番住みたい新しいお部屋を丁寧に作ってそこで親友のぬいぐるみのエドワードとお茶を飲んで終わります。

大人にとってもヒントが詰まっている一冊。

生活に疲れた時にページをひらくと、美味しいお茶とおやつ食べて、自分の人生をクリエイトしようと思える元気が湧いてくる絵本です。


今回は以上です。

絵本って本当に素晴らしいですね☺️

ここまで読んでくださり、ありがとうございました‼️

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