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「やってみないと、わからないことだらけだな」から生まれる気づきを積み上げていく

30代も半ばになると、経験に基づいて動きがち。少々マンネリも感じます。

ここ数年は育児という未体験要素が加わったことで知識や興味を無理やり広げてもらえてありがたい。けれども、自分の力でも歩いていけるところを増やしていきたい。

そのためには小さなことでも「やったことがないこと」に取り組んでいこう。そして失敗して「やってみないと、わからないことだらけだな」って言いながら調整して「やってみてわかったこと」に繋げていく。そんな日記です。

ポッドキャスト番組「働く女と◯◯と。」を始めました。

さて。前述の思考から始めたのがポッドキャスト。ラジオ配信アプリを使っていた時期や、制作会社さんの番組でおしゃべりしたことはあるけれど、自分でポッドキャストをやるのは初めて。「今更かな、手間がかかるよな」と思いつつ。「いつかやりたい、で寝かせる続けるのも嫌だな」と着手しました。

当面の目標は、まず続けること。音声コンテンツはすぐ数字が出るものでもなさそうだし、仕事だと思わないこと。「自分がやりたいから、楽しいからやっている」を大切に。そして、何かここから仕事に繋げようと妙な欲を出さないこと。まだ、日本では収益化が難しいジャンルだしね。

さて。ClubhouseやTwiterスペースがまだ盛り上がってたら、わざわざやらなかったと思うんです。大前提として「人とおしゃべりしたい」が先にあります。雑談が減ったここ数年、やっぱり日々の会話に癒されていたことを痛いほど実感したんですよね。

あと、大人は理由を作らないとなかなか集まるのが難しいし。「ポッドキャストでおしゃべりしませんか?」と誘える場が欲しかった。書簡とかでなく音声にしたのは、テキストだと仕事領域に近すぎて息抜きにならなさそうだから。

あと、ClubhouseやTwiterスペースとかログが残らない場で何度も「いい話!記録に残したい!」に遭遇したのも大きい理由のひとつです。ボイストレーナー・菅井先生とのハロプロトークとか。まあ、あれはログが残らない場だからの盛り上がりだったのかもしれないけれど。

そして、私は「会話」をもっと楽しみたいなと。インタビューも会話だけれど、原稿にして出すときに、自分の気配をギリギリまで薄めるようにしているんです。それは主にタレントさんのファンから見て、聞き手の存在が出ると嫌なこともあるだろうし。何より私自身もそういうノリが苦手なファン。学生の頃から「このライターさん、インタビューの中に何回自分語り挟むんだろう……」とか思ってたしね。

でも、現場だと、実は自分もかなり喋る。もちろん仕事上、お話を引き出すための自己開示ではあるんだけど。私に対して丁寧に、一般論ではなくご自身の言葉で気遣ってくださることも多いんです。ありがたいなと思いつつも原稿ではガッと削りがち。正解はないし、あくまで私の好みなんですけども。

自分の連載でも「小沢」というより「ーー(聞き手)」でありたい気持ちが強かったんです。でも、「この会話で出てきた自分の言葉や気づきも大切にしたいな」というのがあったんです。ずっと。

仕事のスタイルも今後変わっていくかもしれないけど、「じゃあ持ち場として自分の枠を作っちゃえばいいんだ!」となって、作ったのがポッドキャストなのでした。「納品物」ではない場所。

ポッドキャスト番組設計をやってみて振り返り

早速「やってみないと、わからないことだらけだな」を実感しまくっているのですが、まずはこのアウトプットに行き着いた流れを振り返ってみます。

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