ちょいと

昭和の終わりに産まれた、ミレニアル世代でございます。 時代の荒波にもまれながら、それな…

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昭和の終わりに産まれた、ミレニアル世代でございます。 時代の荒波にもまれながら、それなりに楽しく生きている私の日常です。

最近の記事

女友達とのあれこれ

女同士の関係は、ライフステージに左右されやすい。 結婚するかしないか。子供を産むか産まないか。 「あっち側」と「こっち側」に分かれる感覚。 たとえ同じ選択をしても、時期が少しずれるだけで溝ができてしまう。 私も、友達との関係性に悩んできた。 まわりは20代でサッサと結婚して、子供を2〜3人産み、実家のちかくに家を建てた。 これのどこが少子化なんだ?と思うほどに。 私は気ままなひとり暮らしを楽しんでおり、遊んだり飲み歩いたりしながら、30歳くらいで結婚できたらいいやーと思

    • 父、Podcastにハマる

      うちの父も70歳を超えて、ついに仕事を引退した。 父は仕事をしている頃、いつもラジオのJ-WAVEを聴きいていた。 だから最新の音楽シーンにとても詳しくて、私が思春期の頃もよく音楽の話をした。 デビュー間もないクラムボンのCD「パンと密をめしあがれ」を買ってきて、その存在を教えてくれたのも父だ。 父は「クリス智子が話してたんだけど」とか「今日もピストン西沢がさ~笑」みたいに、よくJ-WAVEネタを披露していた。 まったく興味がなさそうな母の隣で。 でも、ピストン西沢の夕方

      • あの頃の、カリスマ美容師

        B'zの「今夜月の見える丘に」が頭から離れない日がある。 かつて社会現象になった、キムタクのドラマ主題歌だ。 あのドラマをきっかけに、「カリスマ美容師」の時代がやってきた。 美容師はかっこいい、おしゃれ、モテる。 それは私の世代にも波及して、美容師をめざす人たちがたくさんいた。 みんな、表参道や代官山のおしゃれな店で働き、おしゃれな部屋で暮らすことを夢みていた。 (当時のドラマに出てくる部屋って、リアルでは住めないであろう立地と間取りばかりで、私たち若者はすっかり騙されて

        • 私が結婚する事にした理由

          私が独身だった頃。 なんとなく結婚したかった。 都内に就職した私は、好きな街でひとり暮らしをしていた。 20代はたくさんの出会い、出会い、出会い。 飲みの場にはさまざまな職業の人たちが集まり、やっぱり東京はおもしろいと思った。 すこしだけ積極的になれば、出会いの宝庫だ。 あーやっちまったー、な恋愛もした。 幸せで結婚する未来しか見えない!と思える恋愛もした。でも実現しなかった。 その度に「なにくそ、こんどこそ結婚するんだ!」と闘志を燃やした。 地元の友達は、ほとんどが2

        女友達とのあれこれ

          おじさんから見たおじさん

          映画「PERFECT DAYS」を、まだ観ていない。 それにも関わらず、Podcastで聴いた映画の考察がめちゃくちゃ面白かった。 Podcast「東京ポッド許可局」で、第565回「パーフェクトデイズおじさん論」という回がある。 映画で、役所広司が演じるおじさん「平山」について、おじさん目線であーだこーだ解説している。 あぁいうおじさん、いるよね。 でも、あぁいうおじさんは、実際そんなに良いおじさんじゃなくて、とっても扱いづらいはずだよ。 なんか自分と重ねて怖かったよね

          おじさんから見たおじさん

          はじめまして

          ふと思い立って、今日からはじめました。 よろしくどうぞ。 アカウント名「ちょいと」の由来は、猫の名前。 私が幼い頃、公園に捨てられていたのを兄が見つけて拾ってきた。雑種で縞模様の、小さな猫だった。 母が「ちょいと、ちょいと」と呼ぶと近寄ってくるので、そのまま名前になったと聞いている。 我が家では、猫の名前をつける権利は母にある。 だれも文句は言わない。 私は、夫と双子の4人家族。 30代に入って結婚相手を探すのにも疲れ、独身でいることにも疲れ、ちょっと休もうと思っていた

          はじめまして