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京都へ行こう❣【166】

今回は、仁和寺の『御室花まつり』に行って
来ました。ソメイヨシノやしだれ桜、遅咲きの御室桜に加え、ミツバツツジも咲いています。

二王門【重要文化財】

4月3日撮影

さすが仁和寺!めちゃくちゃ混んでいたので『御室桜』で人を隠して撮影(笑)

勅使門【登録有形文化財】

勅使門は、天皇の使者である『勅使』だけが
通行することを許された門です。
『鳳凰』や『牡丹唐草』の透かし彫りの彫刻が美しいのに…。みんな桜に夢中で見てない!

門跡寺院なので、土塀の壁面に5本の定規筋と呼ばれる白い水平線が引かれています。

名勝 御室桜(おむろざくら)

大正13年に国の名勝に指定

『御室桜』は京都で一番遅咲きの桜。
背丈が低く根元から枝を張るのが特徴で、
2mほどの高さまでしか成長しません。

他の桜より、花びらが分厚いのも特徴。

中門内の西側一帯に、約130本の『御室桜』が植えられています。(境内全体では約200本)
江戸時代初期にはすでにこの場所に植えられていたようで、江戸中期には『観桜の名所』として知られていました。

観覧台からの眺め

今年から桜が見渡せる一番奥に、高さ約1.2m、
幅約20mの『観覧台』が設置されました。
この観覧台からは『五重塔と御室桜』が綺麗に見渡せます。

ミツバツツジ
八重紅枝垂

五重塔【重要文化財】

いろんな場所から五重塔を撮影しましたが、
こちらの写真が一番のお気に入り❤

ヤエザクラ

五重塔の高さは、約36メートル。 各層の屋根の大きさが同一となる端正な美しさが特徴です。

金堂【国宝】

凄い行列が出来ていました。
堂内には、御本尊である阿弥陀三尊像や四天王像などが安置されています。

金堂の屋根に注目❣

黄安(こうあん)仙人

金堂の屋根瓦には、亀の上に乗った黄安仙人の瓦があります。
3000~4000年に一度水面に顔を出すといわれる亀を、黄安仙人は3~4回見たそうで、永遠の象徴だと言われています。

鐘楼【重要文化財】

ミツバツツジ

今回は、鐘楼とミツバツツジをトップ写真にしています。

いかがでしたか?
私は今回初めて『御室桜』を見ました。
白くて花びらが分厚い『御室桜』より、花びらの多いピンク色の『八重桜』やミツバツツジが好きなので、五重塔エリアで撮影する方が楽しめました。混雑を避けたとも言います(笑)

仁和寺境内案内図

最後までお読み下さりありがとうございます❣

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