京都へ行こう❣【166】
今回は、仁和寺の『御室花まつり』に行って
来ました。ソメイヨシノやしだれ桜、遅咲きの御室桜に加え、ミツバツツジも咲いています。
二王門【重要文化財】
さすが仁和寺!めちゃくちゃ混んでいたので『御室桜』で人を隠して撮影(笑)
勅使門【登録有形文化財】
勅使門は、天皇の使者である『勅使』だけが
通行することを許された門です。
『鳳凰』や『牡丹唐草』の透かし彫りの彫刻が美しいのに…。みんな桜に夢中で見てない!
門跡寺院なので、土塀の壁面に5本の定規筋と呼ばれる白い水平線が引かれています。
名勝 御室桜(おむろざくら)
『御室桜』は京都で一番遅咲きの桜。
背丈が低く根元から枝を張るのが特徴で、
2mほどの高さまでしか成長しません。
他の桜より、花びらが分厚いのも特徴。
中門内の西側一帯に、約130本の『御室桜』が植えられています。(境内全体では約200本)
江戸時代初期にはすでにこの場所に植えられていたようで、江戸中期には『観桜の名所』として知られていました。
今年から桜が見渡せる一番奥に、高さ約1.2m、
幅約20mの『観覧台』が設置されました。
この観覧台からは『五重塔と御室桜』が綺麗に見渡せます。
五重塔【重要文化財】
いろんな場所から五重塔を撮影しましたが、
こちらの写真が一番のお気に入り❤
五重塔の高さは、約36メートル。 各層の屋根の大きさが同一となる端正な美しさが特徴です。
金堂【国宝】
凄い行列が出来ていました。
堂内には、御本尊である阿弥陀三尊像や四天王像などが安置されています。
金堂の屋根に注目❣
金堂の屋根瓦には、亀の上に乗った黄安仙人の瓦があります。
3000~4000年に一度水面に顔を出すといわれる亀を、黄安仙人は3~4回見たそうで、永遠の象徴だと言われています。
鐘楼【重要文化財】
今回は、鐘楼とミツバツツジをトップ写真にしています。
いかがでしたか?
私は今回初めて『御室桜』を見ました。
白くて花びらが分厚い『御室桜』より、花びらの多いピンク色の『八重桜』やミツバツツジが好きなので、五重塔エリアで撮影する方が楽しめました。混雑を避けたとも言います(笑)
仁和寺境内案内図
最後までお読み下さりありがとうございます❣