見出し画像

きしわだ自然資料館

今回は『きしわだ自然資料館』です。
南海本線『岸和田駅』より徒歩約15分。
入館料は大人200円。
私は『岸和田城』『岸和田だんじり会館』
『きしわだ自然資料館』の3館共通入場券を
利用しています。(共通入場券は700円)

入り口

エレベーターで受付がある2階へ。

ナウマンゾウ

いきなり『ナウマンゾウの化石』がお出迎えしてくれました。立派な牙に圧倒されます。

コダイアマモ

岸和田城の石垣に使われていた和泉砂岩の中
から見つかった謎の化石。
(生痕化石もしくは植物化石)

中央には『モササウルスの化石』もあります。

モササウルス

岸和田の近くで発見されたモササウルスは、
どのような生き物なのか。
『アゴの特徴』がわかりやすいように、頭骨や歯の化石も展示されています。

オウムガイの断面の化石

この他にも、ショーケースにたくさんの小さな化石が展示されています。

岸和田の自然をめぐるコーナーには、いろんな『昆虫の標本』があります。

蝶の標本
コガタスズメバチの巣

『コガタ』とありますが小型ではありません。
女王蜂の体長は25~29mm、はたらき蜂の体長は22~27mmほどあり、比較的大きいです。

山から海へのコーナーでは、『大阪湾にどんな魚がいるのか』を『定住種』と『入り込み種』に分けてまとめています。
打ち上げられた『貝の標本』もありました。

大阪湾の貝の標本

サザエ、カキ、アカガイ、アサリ、トコブシ
あたりは分かります(*´艸`*)♡

『チリメンモンスターをさがせ!』のコーナーに、さかなクンの色紙がありました。
息子が小学生の頃に、チリメンジャコの中にはどんなモンスターが混じっているのか調べた事があったので懐かしい。

いよいよ一番の見どころである3階へ。
こちらには『はく製』が展示されています。

今度は2頭の『シロクマ』がお出迎え。

かなり大きくて迫力があります。
中央にもクマゾーン。

ここに展示されている動物のはく製は、岸和田市にお住まいの蕎原文吉氏より寄贈されたものです。ワシントン条約などで地球環境の保護が国際的な課題となる今、単なる展示では意味がないことから、『岸和田の自然』について学ぶ中で『自然保護の必要性を訴える貴重な資料』として、長く保存したいとの説明文がありました。

ライオン

ライオンがこんなに間近で見れるなんて!

トラとライオン
ウンピョウとチーター
ヒョウとトラ
アラスカオオカミ

こんな感じでいろんな動物のはく製が展示されています。私が気になったのはシロサイ。

ワニやアフリカゾウまで幅広いコレクション。

鳥のコーナーで目立っていたのが、キジ科の
ハッカン。立派な尾羽が美しい。

ハッカン

いかがでしたか?
約400点にも及ぶ『はく製コレクション』には
驚きました。なかなかの迫力です。小さな子供だと怖いかも。猛獣に取り囲まれる貴重な体験になりました。
1階にはウミウシなどが飼育展示されています。(写真は撮らなかった)

こちらは小学生・中学生は無料です。
校外学習にピッタリの資料館でした。

この記事が参加している募集

スキしてみて

旅のフォトアルバム