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コロナ対応を中心とした食料品など…その27(自宅療養向けの初期備蓄品…災害時でも治療のための食事への配慮が必要な状態にある方の市販品のこと…その1)

現在、COVID-19でのデルタ株の中にも オミクロン株での感染も拡大してきており、コロナ感染症での第6波に入っており、全国での感染者の数も日増しに増えてきています

『COVID-19 Japan 新型コロナウイルス対策ダッシュボード』をみても多くの地域で患者数が急増しており、2022.1.29の速報で 日本全47都道府県 全てで(このダッシュボードが)患者/対策ベッドの比率で、対象病床使用数の割合が100%超えて真っ黒になってしまいました(;_;)

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現在患者数 更新日: 2022-01-28 (速報 2022-01-29T20:00)
対策病床数 発表日: 2022-01-26

参考サイト:COVID-19 Japan 新型コロナウイルス対策ダッシュボードhttps://www.stopcovid19.jp/

今回は、特に食物アレルギー、治療食など食事への配慮を要する方向けの備蓄できる市販品のことを書いてみたいと思います
食物アレルギーや治療用の食事への配慮を要する方は、コロナ用での備蓄というよりも震災・災害用にしっかりと食品を備蓄しておくことが大切です

地震や水害などでの避難生活になる場合には、物資の支給までにも時間がかかりますが、最初のうちは、一般的なパンやおにぎり、カップ麺などになることが多くなります
(食中毒予防、衛生面からも個包装で常温保存できるような食品が最初のうちは物資として用意されます)
食物アレルギーや疾患対応などを含めて食事への配慮を要する方に対応できる食品は最初のうちはほとんどありません

食事への配慮が必要な方とは…
・乳児(ミルクや離乳食が必要な方)
・高齢者‣障がい者(普通の食事が固くてやわらかい食事が必要な方など)
・食物アレルギー
・褥そう(床ずれ)
・糖尿病や腎臓病などの慢性疾患(治療用食品や栄養価への比率への配慮)
・特殊な成分を除去する必要がある疾患
・その他(食欲ない方、下痢をされている方など)

この中でも、乳児用のミルクは一般物資としても、自治体の避難所などにも用意をされています(ただし、メーカーなど地域差があります)
食事を柔らかくする必要がある方、糖尿病や腎臓病などで食事療法中の方、食欲がない方などの場合には、その時の物資の食べ方などを工夫調整をして加工することでも食べることは可能になります
まずは、生きることが優先になるので、普段の食事としての注意事項よりも生き抜くことを最優先にして飲んだり食べたりすることが大切になります
一時的に塩分が多くなってしまったり、糖質、たんぱく質、脂質などは多くなってしまうことを許容することも必要になります
ただ、特に食物アレルギーや特殊な栄養成分除去が必要なの場合には、ちょっとした工夫でどうにか乗り切ることは難しくなってしまいます

災害発災後、5日目くらいになると公益社団法人日本栄養士会が国の指示要請などに基づき「特殊栄養食品ステーション」の設置をしはじめます
(基本的に各都道府県1か所設置をされ、地域によってはサテライトステーションを設置するところもあります)

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下記画像は、イベントでの「日本栄養士会 特殊栄養食品ステーション」でのサンプル展示

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特殊栄養食品ステーションには、各協力提携メーカーの商品などが要請に基づいて集められます

特殊栄養食品などを利用する必要がある場合などには、避難所での受付などの問い合わせ相談窓口、在宅避難時などでも避難所に行きそこで相談、また日本栄養士会の窓口に問い合わせをされてください

即日に必要な食品を入手できなくても、相談をすれば対応可能な食品の手配をして、翌日以降に届けてくれるなどの対応を受けられます










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