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向き合うについてと、2月2日の日記

自分の苦手なことやできないことに自分が向き合うのは当然だけれど、他人のそういった部分に向き合うのがメンバーマネジメントだと思う。完璧な人は自分を含めていなくて、それぞれ得意なことや苦手なことがある。その見極めはもちろん、活用、育成、見守りなんかも、マネージャーの仕事なのだと最近考えている。

自分の感情をうまくコントロールできない子がいる。現場の仕事はよくできて、丁寧で早く漏れがない。でも、自分の思い通りにうまくいかない場面や周りのことを考えないメンバーがいると、態度や言葉に感情を露呈してしまう。それは怒りだったり呆れだったり、悲しさだったりする。

ちなむと私もそっち側の人間だった。気持ちは痛いほどよくわかる。「なんでこれができないの?」と同期のエンジニアに対して思っていたし、「私がやったほうが早いわ」と思いながら先輩の仕事を巻き取ったこともある。クソほど生意気な人間で拳で殴りたくなるよね、、、
この性質が完全に直ったとはいえないけれど、昔より格段によくはなった。

どうやって直したかというと、必死に仕事をして、めちゃくちゃ壁に正面からぶつかり、泣いて苦しんで失敗を重ねた。単純明快なんだけれど、必要なのはこの性質ゆえの失敗にちゃんと向き合うこと。そうしないと、気づいても自分の嫌なところに向き合うなんて人間はみんな嫌だから。それでもこの性質に向き合うより大事なことができた時、ようやく向き合える。

このプロジェクトを成功させたいとか、このチームに貢献したいとか、そういうことを心の底から本気で思えるようになると、ようやくこの性質に向き合う時がきた、と言えるのだと思う。

そして何より私にはいっしょにむきあ一緒に向き合ってくれた人がいた。それが、私にとっての初めてのマネージャー。「あなたならできるから」と信じていてくれた人がいたのは大きかったと思うのだ。

だから私も、そうありたいね。

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