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AIについていろいろ学んでみた

缶切りの発明はもうすぐそこです。

はい、いきなり意味不明な事言いました。
今ではどこもかしこもAIだ!機械学習だ!と言われていますが、それって何?美味しいの?
AIに仕事奪われる?なぜ?よくわからないから調べてやりました。ついでにMicrosoftのAI-900認定試験も取っておきました。

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AIには「機械学習」「異常検知」「ComputerVision(画像認識)」「自然言語処理」「対話型AI」があるようです。(出典:マイクロソフトより)詳しい情報を知りたい方は各自調べてもらうとして、要は「人間にできることを拡張してやってくれる」というものです。

実際に作ってみました。

知識を得るだけで解った気になるのが嫌な性分で、できる事なら何でも経験しておきたいのです。

私は個人契約(趣味)でMicrosoftAzureというクラウドサービスを契約しています。すっごくたくさんのサービスが有り、それを使った分だけお金を払うと言った料金体系になっており、使わなければ費用がかかりません。(なんてお手軽な趣味!!)

対話型AIというのを試して見た。

いわゆるボットというものです。QnAMakerというサービスに質問と答えを覚えさせて、BotServiceという対話用のサービスに接続するだけで完了です。そして、鍵となるIDをWebサイトに設置するだけで、あら簡単、コードを一行も書かずに出来てしましました。

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次に、ComputerVisionを使って画像判断させてみた。

「きのこ」「たけのこ」を判別するとか、「吉野家」「すき家」「松屋」のなかで牛めしを判別するとか、皆さん色々楽しそうなことしていたので、私もダムカレーを判別するAIのを作ってみました。
私はダム好きで有名ですが(知らんがな)ダムと言えばダムカレー!ルーをダム湖、ライスを堤体に見立てたダムの近くで食べられることが多いカレーです。
そのダムカレーを「重力式」「アーチ式」「ロックフィル」とAIで判別させるのです。
事前に大量のダムカレー画像を集めます。その画像に対して「重力式」「アーチ式」「ロックフィル」とタグ(ラベリング)をしていきます。そして、「その画像+タグ」のセットををAIに学習させます。

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これだけで完成です。テストするだけならプログラムは1行も書きませんでした。

あとは、未学習の写真をテスト用に用意されたアップロード先に投稿するとAIが判断し「アーチ式〇〇%」と信頼度が出ます。

↓うまくいった例↓

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↓うまく判断できなかった例↓

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人間が見ても判断つきにくいものはやはり難しいようです。あと学習データが少ないのも影響しているかもしれません。(ちなみにこのダムカレーのモデルになった青土ダムはロックフィルです。汗)

冒頭の缶切りの話

缶切りの発明は缶詰の発明の約50年後らしいです。それまではナイフや拳銃で開けていたらしいです。軍隊用の保存食として考えられていたので、問題なかったのかもしれませんが、缶切りの発明後は一般家庭にも普及しました。AIも以前はデータサイエンティストや一部の研究者しかつかっていないところから、最近では一般企業でもサービスに組み込める時代になりました。そして、ローコードやノーコード(プログラムを少ししか書かない/まったく書かない)でAIが作れるような物が出始めてきました。プログラムがかけない人でもAIが作れる時代。まさに缶切りの発明直前です。





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