へきったー

3年目くらいの常駐系SE、もとい便利屋 Twitter @hekitter

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最近の記事

転職1か月記

新天地で1か月。感じたことをつらつらと残しておく。 すべてがゼロに戻る今までの仕事がいかに今までの信頼と常識の上に築いてきたものかを実感する。信用もゼロ(勿論相手からの期待がないという意味ではないが)、実績もゼロから再構築すること、今の職責で期待される知識・習慣を身につけることが最初の仕事だと割り切るようになった。逆に、今まであまりにも相手に期待していない自分の心の冷え具合も自覚した。周囲がめちゃくちゃ優しくて不自由ないか気を遣ってくれてオロオロしているのが本音だ。 良か

    • 人生初の退職

      人生で初めての「退職」を迎える。こんなご時世で、というのは想定していなかったので、各所に直でご挨拶すらできずという状況であった。だが、幸いにも現職の関係者から想像以上の反響をいただき、正直泣いた。自分の在籍した数年間にこれほどの価値があったのかと、身をもって知った。 自分の心に従えば、もっと早く転職という道を選ぶべきでは、という反省もなくはないが、今で良かったと自分なりには思う。 自分の仕事における姿勢を考えた結果「システムエンジニア」を卒業し「カスタマーサクセス」に転換す

      • コーチング・カウンセリングのどちらがいいのか

        コーチング・カウンセリング。似て非なるものであり、巷でも勿論両者の差を明確に区別した資料はあるが、結局どっちを受ければいいのか、という観点で、私なりの使い分けを記録しておく。 ※以下、「私が受けたところは」という枕詞をつけて参考にしていただきたい。先生によって恐らく大きく差が出るものではあるので、特定の誰それ先生が気になるのであれば、その人の考え方・やり方を調べたほうがいいと思います。 ・コーチング 「今」(直近の過去)と「未来」に目を向けて、どうありたいか・何をしていくか

        • 同居人のいる生活

          原則在宅勤務ってやつになって約1か月、私にとっては思わぬ副産物がある。 諸般の事情から同居と程遠い、ほぼ1人暮らしといって差し支えないレベルの生活をし続けていたが、この波のせいで、名実ともに同居といえるレベルが初めて達成された。 共に生活をするということに、恐らく私はいまだに何の覚悟も思いやりもない。ただただ、目の前の生活をするという事実、他人とご飯を食べていくという事実に押し流されている。 正直なところ、まめに家事をするというのは苦手だ。自分の気が悪くならない程度に、

        転職1か月記

          プロへの頼り方

          SIerにつきものなのが、情シス部門とのやりとり。 情シスからしたら、SIer=システム技術のプロだと思っている。だからこその対応というのがある。だが、決して「なんでもや」ではない。「何となくうまい感じに」システムを作ってほしいといわれても、出てくるわけではない。今の何を解決したいのか、何は我慢できるのかetcをいわゆる「要件」として整理する必要がある。情シス側も技術に精通していれば、あるいはSIerとの役割分担を踏まえていれば、そして何より、情シス側が「こういうシステムが必

          プロへの頼り方

          私が思う「仕事できる人」論

          この前、何気ない雑談ですごい良い比喩を思いついたなあ自分、と思ったので。 仕事というのは、舟をこぎ続けるようなものだと思う。どんな嵐でも、舟を目的地に向けて進めるようなものだ。学校に通っている間はプールの中で舟のこぎ方の基礎になるようなことを教えてもらえる期間だ。そこから、自分なりのこぎ方をいろんな経験から見出していく。 社会に出ると、基本的にこぎ方を教えてもらう時間はない。もしあればそれはとても幸せだ。そして、いきなり大海原に放り出される。教えてもらったこぎ方、自己流の

          私が思う「仕事できる人」論

          推したちの有難さを世界中に叫びたい

          現場がなくなる。覚悟していても耐えられるものではない。それを心の支えに毎日を生きているから。でも覚悟せざるを得ないそわそわした心境。 そんななか、私の推したちが発表してくれた。 「公演延期&無観客ネット配信ライブ実施」 私が考えうる最高に近い対応を発表してくれた。正直泣いている。 いろんな人たちにありがとうと言いたい。 こんな時期だからこそエンタメを届けようとしてくれる人たちに。 その背中を押してくれる人たちに。 そんな人たちに推しが囲まれていることに。 無観客で配信っ

          推したちの有難さを世界中に叫びたい

          ヲタクのどうしようもない気持ち

          1ヲタクの悲しみ日記。 とうとう中止になってしまった。半年前から楽しみにしていた。悲しみしかない。 もちろん、推し・大好きなコンテンツに触れることができないのはもちろんさみしいし悲しい。でも、一番私がライブやイベントで好きなのって、いろんなスタッフさんがたくさんかかわってあの場を作ってくれるその一瞬一瞬の軌跡。大型ライブであればとくに、ラストに「スタッフの皆さんに拍手」という瞬間の拍手って、世界で一番素直で幸せな拍手をできるの。 きっといろんな中止があることはそんなスタ

          ヲタクのどうしようもない気持ち

          万年筆試し書き

          万年筆をかってはしゃいでるだけ。

          万年筆試し書き

          初めてのネイル

          明日は推し活だから、ネイルを塗る。最近は真紅のネイルに落ち着いた。濃い色・深みのある色が好きなのだ。 私が初めてネイルをしたのは、フィリピンにいたときだった。アニメーター志望のお姉ちゃんと一緒に居た。割と人生のどん底期だったけれど、不思議とそのお姉ちゃんだけには、あれこれしゃべってもいいような気がした。そんな中で自然とヲタばれもしてたし、そんな会話をできることが嬉しかった。 そんな中、たまたまヲタネイルっていいねって話になった。化粧っ気もない私は、自分は不器用だし、何そろ

          初めてのネイル

          現場を理解する人

          私にとって「現場」を理解できる人はリーダーの素質の一つだと思っている。 では「現場」を理解できる人ってどんな人か、以下の3つだと思う。 * 人の話を聞きに行く * 今の事実で判断する * 理解や判断に必要な知識や経験がある なぜ現場の理解が重要か。そうじゃない、反面教師リーダーにありがちなのは、 * 進捗や目標などの数値だけを見る * 目標達成の手段がなく、口しか出せない * 判断ができない「現場任せ」 逆に言えば、数値だけを押し付けられる人も、経験値がないのにリーダー

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          ネタがないという日

          なんとなく何か書こうと思って毎日過ごすようにしているけれど、今日はそうじゃなかったようだ。 この時間になって、ぱっとアレを書こうという発想が浮かばない。今日何もしていなかったわけでもない、真面目に仕事をしてたし、真面目にあれこれ考えてた。でも、それ以上にふわふわとした体の倦怠感とかに気を取られている日だった。なんとなく、そんなその日の自分の目印として、機能しているようだ。悪くないことだ。

          ネタがないという日

          化粧品の断捨離と無難の弊害

          他の人の化粧ポーチをまじまじと見ることもないのでわからないが、恐らく一般女性より化粧品の所持量は少ない。 * 下地 * ファンデーション * アイブロー 最低限用品。最近ようやく覚えた、だいたい毎日するプラスアルファが * アイライン * シェーディング * チーク そして、とっておき用が * アイシャドウ * リップ * マスカラ * コンシーラー 以上である。 ほぼ毎日使うものはまあいい。毎日使えばそこそこのスピードでなくなる(多分3か月~半年に1回くらいだ

          化粧品の断捨離と無難の弊害

          リングフィットアドベンチャーの話2

          リングフィットアドベンチャー、買ってから1か月くらいになる。 私にしてはすごいのだが、休んだのが2日だけ。それ以外はホントに毎日やっている。というようなことをとある人に話したら、「それはフロー状態だね」と。 正直なところ、自分が「フロー」といえるほど熱中することがもう2度とないと思ってた。リングフィットに熱中しているかと言われれば、よくわからない。何となくやらないと収まりが悪い+先の話が気になるから続けている。 フローというもののハードルを高く考えていたのか、時間を忘れ

          リングフィットアドベンチャーの話2

          リングフィットアドベンチャーの話1

          毎日リングフィットをしていると、何気なく見るのがアドベンチャーの最後の豆知識。 今日はそんな豆知識にハッとさせられた。ざっくりいうと Q「お菓子をやめられない」 A「ちょっと減らせばええやん」 何かを改善しようとするときについ、1か0で考えがちだけれど、ちょっとだけ減らすとかちょっとだけ増やすとか、そういうのでええやん、と。だからリングフィットアドベンチャーは馬鹿にできない。人間の心理にどこまでも寄り添ってくる。

          リングフィットアドベンチャーの話1

          「面白い」を熟成させる

          これは一人っ子だからかもしれない。 ずっと自分と壁打ちをして生きてきたようなタイプだからか、○○が面白い・好きを言うことが少なかった。でも、自分の中のオタクが、「うへへ面白いぞ…」となると、相当暫くじわじわと嵌っているようなタイプだ。 だから、ひとめぼれレベルで「○○が好き」ってなっても、それは大体自分にとって嘘だ。勢いあまって「○○が面白いかも」って上っ面のまま言っちゃうともう終わり。周囲の人との「約束」のような義務感が生まれて、まっすぐに向き合えなくなってしまう。

          「面白い」を熟成させる