らいおんが勝手に認定「この人サイキックだわぁ」列伝（番外編）#3　ピダハン族（アマゾンの狩猟採集民）

こんにちは。らいおんです。
著者が勝手に「この人サイキックだわぁ」って思う人を紹介するシリーズ第３弾です♪
そして第３弾にして早くも「番外編」です（笑）

ちなみに、これまでのサイキック列伝はこちらです。

世界で最も幸福な民族「ピダハン族」

今回ご紹介するのは個人ではなく部族です！だから「番外編」なのですが。
それが「世界で最も幸福な部族」と呼ばれている「ピダハン族」です。

ピダハン族のみなさん

ピダハン族はアマゾンの熱帯雨林で暮らす狩猟採集民です。
いまもジャングルの中で狩りや釣りを行い、原始時代に近いライフスタイルを維持しています。
ピダハンについては、言語学者のダニエル・エヴェレットが書いた「ピダハン「言語本能」を超える文化と世界（みすず書房）」で詳しく紹介されています。

著者のエベレットはもともと福音派の献身的な伝道師としてピダハンの村に赴いたのですが、彼らと生活を共にする中で、ピダハンの世界観に衝撃を受け、逆に無神論者になってしまうという嘘のような本当の話が綴られています。それほど衝撃的なピダハンの世界観とはどのようなものなのでしょうか？
なお、ピダハンの解説は以下のロボマインドの田方さんのYouTubeもオススメです。

比較や過去、未来の概念もなく「イマココ（present time）」を生きるピダハン

さて、ピダハンの驚くべき世界観を簡単に解説します。
まず、ピダハンは自分や他人が直接経験したこと以外信じません。したがって直接見ることのできない「神」を信じませんし、そのような概念すらないようです。
つまりピダハンは物事を抽象的に認識する機能が普通の人間と比べて著しく低いようです。上記の田方さんによると物事を抽象的に考える脳の前頭前野が何らかの理由でピダハンは退化しているのではないかと語っています。
その証拠にピダハンの言葉には「比較」がありません。「AよりBの方が大きい」というような言葉、考え方が存在しません。
そして「色」もありません。色を表現する際は「赤」であれば「血のような色」と表現するそうです。このように具体物を使って表現します。
そしてなんと「数」の概念もありません！
さらにさらに「過去」や「未来」などの時間の概念もありません。
彼らが認識できるのは直接経験できる「イマココ」だけなんです。
ちょっと我々には信じ難い世界観ですが、未来のことに悩まず、過去の失敗にも捉われないピダハンの世界観はある意味とても幸せな状態だと言えます。その証拠に、部族の中に自殺、不安障害、鬱病といったメンタルの問題はほぼ存在せず、怒りや落胆といった一般的なネガティブ感情すらほとんど見かけなかったそうです。
これがピダハンが「世界で最も幸福な民族」と呼ばれる理由ですね。

そして、ピダハンには「自己」という概念も希薄なようです。「過去」「未来」という概念がないので、過去から変わらず存在し、未来へとつながっていく”変わらない自分”という「自己」の概念が薄いのも納得できます。
その証拠にピダハンは精霊のお告げで自分の名前をちょくちょく変えちゃうそうです（笑）過去の自分が存在しないので、過去の自分の名前にも執着がないようです（笑）
しかしこれってものすごいことで、ピダハンがやっていることは、まさにブッタが説いた人間が苦しみから解放されるための方法そのものだと思います。
ブッタは、絶対不変の「自己」という存在（実存）とそれを根拠づける「超越的な存在（神など）」を諸々否定して「全部錯覚さ！」と言い切っています。そして、人が苦しみから解放されるためには、自分という存在の「根拠」を求めることを止め（無記）、存在根拠のない「無常」な存在を”そのまま（ありのまま）”を引き受けることが必要だと説いています。
まさにピダハンですね！全仏教修行僧の嫉妬と羨望を一身に受ける民族ですね（笑）

とってもサイキックなピダハン族

このブログを読んでいる方であれば、上記の説明で「あー、ピダハンってサイキックだなぁ」ってもー感じちゃってると思います（笑）
はい、大正解です！！（笑）
まず、上記でも説明しました通りピダハンは「イマココ」だけを生きています。これはエナジーワークの世界では「present time（イマココ）」と呼ばれていて、エナジーワークを実践するサイキックたちは「イマココ（present time）」にフォーカスして生きていくために日夜修行をしています。（そしてこれが果てしなく難しい、、、苦笑）
通常我々は、過去や未来、そして他の次元の宇宙などなどにエネルギーが散らばった状態で生きています。エナジーワークとは、それら散らばった自分のエネルギーを「イマココ（present time）」に集めて魂の成長のギアを爆速に上げる手法です。
我々サイキックが散々苦労して実践している「イマココ（present time）」を生きることをピダハン族の皆さんは生まれつき実践しちゃってるわけです。
まさに「Natural born psychic（生まれながらのサイキック）」と言って良いでしょう。もーお手上げです（笑）

また、ピダハンがサイキックな証拠に、「神」を信じていないピダハンなのになぜか「精霊」は信じています（笑）
なぜかというと、彼らにとって「精霊」は「直接経験できるもの」だからです。そうです、ピダハンは”誰でも”精霊と交信ができます！（はい、サイキック確定です！w）さらに、体に精霊を降ろすこともできます（これ、チャネリングですね、かなりのレベルのサイキックですww）

はい、というわけで今回もピダハン族を勝手にサイキックとして認定したいと思います。今後はサイキックな人（個人）に限定せず民族にもウィングを広げて探求してみたいと思います（ウソですw）次回がいつになるかはわかりませんが、お楽しみに♪（おしまい）

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その他、このプロジェクト立ち上げ経緯などは以下の記事もご覧ください。

＊記事に記載した内容はあくまで個人の見解であり、記事に記載した団体等の公式見解ではありません