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敗因は強み【偏光SS】

 云々かんぬん聞く前にとりあえず読みたい方はこちら。
  偏光SS(2022年分まとめ)
  偏光SS(2023年分まとめ)
  偏光SS(2024年分まとめ)


 2022年9月から、
 たらはかにさんの『毎週ショートショートnote』に、
 こっそり参加しているのですが、

 自分の作品と、
 参加している皆さんの作品とを見比べるにつれ、
 自分はどうも皆さんと、
 違う所で勝負をしているようだぞ(汗)と
 (そもそも勝負する場所ではない事は承知した上で)、

 ここが自分の積年の敗因かもしれないが、
 同時に裏を返せば強みかもしれないと、
 思えてきたのでまとめてみる。


1、常に自分と闘っている

  「読んで頂こう」とか、
  「楽しんでもらいたい」といった意識が、
  皆無とは言わないまでもほとんど無い。

  ただ自分の好きな世界観や感覚を、
  どうにか伝える事に腐心している。

  何なら「伝わらなくて構わない」くらいに思っている。
  そこはひとえに私の筆力の問題だからだ、
  とうそぶいて「読ませる努力」は放棄しているわけだが。


2、勝手に設けた時間制限

  そんな指定はどこにも無いのだが、
  お題を知っての即興で書くようにしている。

  用事があってその時には書けない場合も、
  書き出してから投稿までを約1時間で収める。
  (細かい文言の調整は基本〆切日まで可とする。)

  気軽な筆のすさびと心得ているわけではない。
  要するに私は文章におけるジャズがやりたい。

  繰り返す。
  ジャズがやりたい。

  即興でも概ね快く読み流せるリズムを刻みたい。
  「♪ふんふーん」と読み飛ばして人によっては、
  「ん?」と引っ掛かるくらいが理想だと言える。


3、解答より味変

  タイトルにお題を書き写した流れで、
  頭に浮かんだ一語を、
  なるべく何が浮かぼうとも最後に付け加えている。
  (意図しているつもりは無いけど漢字2字が多いな。
   あと翌週も似た文言に引きずられる場合が多い。)

  従って時に「お題そのもの」にはなっていない。

  これまで応募してきた他の企画でもそうなんだが、
  私はどうやら応募規定には則った上で、

  「これじゃない」
  と思わせたい欲求がたまらなく強いようだ。

  「まぁたまにはこういうのも良いかもね。
   はいじゃあ気持ち切り替えて次」
  みたいなヤツ。

  「爪痕を残したい」とか、
  「奇をてらいたい」といった意識は、
  無いつもりでいるんだが、
  そう受け取られても仕方は無いかな。

  ただただナチュラルボーンに、
  脇道に逸れるだけだと思うんだが。


まとめ記事はこちら

  そんなワタクシ偏光の作品まとめ記事を、
  出来る度以下に貼り付けて行く所存です。
  無料マガジン「偏光SS」にも所蔵します。

  気を惹かれたなら、
  あるいは反面教師にでもよろしく。

  偏光SS(2022年分まとめ)
  偏光SS(2023年分まとめ)



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