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「情」とはもっと信じていいものなんだと確信した本。「理性というものでは、到底現状を防げるとは思いません。感情、情緒というものが眠っているのです。」岡潔。「文化」と「情」は、密接に関係している?
「情」(じょう)という感情は、どういうものなのでしょう。 今回日本の数学者、岡潔氏と小林秀雄氏の対談本を読む中で、私は「確信」してしまったのです。 自分の「情」という感情の「直感」を、ちゃんと信じてもいいのだと。 (岡が言う「直感」とは、人がなんと思おうと自分はこうとしか思えないというもの) 情緒(じょうちょ) - おりにふれて起こるさまざまなおもい 喜怒哀楽などにつれて起こる複雑な感情 情熱(じょうねつ) - ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと また、その気持ち
GPT-4oで、ochyaiNoteを少し試してみました。「新たな デジタル輪廻」という表現も興味深い。そして今日のJoi Ito's Podcastは、駐日ジョージア大使のレジャバさん。今のジョージアが気になります。
Xのポストを眺めてたらChatGPTがバージョンアップされたという。 こういうことは「出来るようになるんだろうなぁ」と思ってたけど、実際に目にするとやっぱりすごい世界になってきたなと思う。 私の最近のChatGPTの使い方は、落合陽一氏の「デジタルネイチャー」の哲学を知りたくて、落合さんがnoteで発表した「ochyaiNote」で会話すること。 今までは私の「長々と自分の考えを書いた文章」をプロンプトとして放り込むと、結構途中で止まることが多かった。 それでも最近私
いま日本人は、これまでの構造が一夜にして変わってしまう世の中に生きている。このようなときは、「通史的思考」をなさねば変化のなかを生きてはゆけない。(磯田 道史 )「変わらない文化」と「変化するための文化」
AIなどの技術の進化で、社会は「加速しながら変化している」。 そう感じながらDiscordコミュニティでweb3、ブロックチェーン技術、DAOなどを経験し学んだり、私がこのnoteの中で取り上げている人たちの発信を聞き、本を読む中で思ったことが「歴史を知る」ということ。 そしてこの本、磯田道史氏と猪瀬直樹の共著ということで、「絶対面白そう」と思って読み始めました。 著書では最後に磯田氏が次のように述べています。 平時なら、何も知らなくても「命に別状はなく」生きていける。
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坂本龍一さんの「TIME」に至る「津波ピアノ」のアートから思うこと。「地球の動きのデータ」を震災で被災したピアノで演奏するとは。
先日の坂本龍一さんが残したメッセージ「TIME」の舞台について。 その日の午後、落合陽一さんが「X」でポストした内容と、坂本龍一さんのピアノのアートとが、私の中で「リンク」したので、少し書いてみます。 *[ギルティ(Guilty)とは、有罪の;罪を犯した,過ちを犯した] 先日のニュースでは、坂本龍一さんが「TIME」に至るきっかけも紹介されました。 それは東北の大震災で浸水した「津波ピアノ」を復活させて演奏するというプロジェクトのこと。 このピアノを使って行った演奏
お互いを「手当て」出来る「癒される場所」とは。その土地が持つ長い「歴史文化」の中で育まれた「癒し」も、文化によって異なるものだとしたら、お互いを尊重しようよ。
落合陽一氏が「大阪西成飛田新地」のこのような映像を撮って発信してくださることに、大きな意味を感じて嬉しく思いました。 木村忠彦氏は消防所長を歴任されて退職してから、この飛田新地の防災顧問をされています。 とても貴重なお話をこの動画では聞くことができます。 「癒される場所」とは。 常々、もっといろいろなことを語りあえる場所や相手が欲しいと思うこともあって、「還暦オバサン」としてはいろいろと考えさせられながら見ました。 仲間と一緒に地域を守りながら生きる。 仲間とは? 人間
「人権」vs「文化」の意味は。日本には「堕胎罪」があるけど、空文化しているのは何故?堕胎を「文化」の文脈で話せる日本と「人権」の問題でしか語れないフランスの歴史の話。
久しぶりに小林よしのり氏のメルマガと本から。 今の日本で、このような問題を「世界における歴史・文化」の文脈で、ここまで書いてくれたものを読めるのは、小林よしのり氏しかいない。 日本では、そもそも「堕胎は権利だ」ということではなく、ごく自然にその状況やその時代の生活環境によって「そうなるべくしてそうした」ということだったのではと。 それは長い日本の文化の中で、私たちが意識しない中に残っているもの。 このメルマガではフランスの歴史を例に詳しく説明されています。 フランスの「人