初めての坦々そうめん 秋豆絹
我が家に揖保乃糸が来た。友達ではない、そうめんだ。
実家の食料便からのご登場だったのだが、先日実家に帰った際に食べたそうめんがやたら美味しかったのはお主のせいか、と人間だったら両肩をガシッと掴んで身体を前後に揺さぶる感じで鷲掴みした。
これを日常で食べてしまったらもう戻れない。でも送ってもらったわけだから食べるしかない。よき頃合いを見つけて美味しく頂こう、と食材の詰まった段ボール箱に丁寧に戻した。
そして数日が経ち、とある日。
機は熟した。猛烈にそうめんが食べたい。
私にと