困った時の助け合いが未来へ繋がる

人は余裕があれば親切だ。
だが余裕がなくなってしまうと、相手に気遣いが出来なくなる。
それは自分に余裕がないから周りに気が向けられない。

ではこの状況をどうした方が良いのかと考える。
すると相手に対して会話をする事が必要だ。

1991年にバブルが崩壊した時、人は景気が良い状態から一気に不景気になった。
その時の記憶がある人もいると思う。
不景気はどうする事も出来なかったことだ。
だが、バブル崩壊当時の子供の教育にどういう影響が出たか、気が付いている人がいると思う。

もちろん子育てをしている親も辛かったとは思う。
だが、親が与えた言葉やした行動により、多くの子供に影響が出たと僕は思う。

子供の心に消えない傷をつけたんだ。
その結果、人を信じられない人が増えた。
他人に頼れない人が増えた。

人は余裕がなくなると、生きるために人を騙したり、利用する。
僕はジャッジをしている訳ではない。
バブル崩壊の時の親を責めているわけでもない。

僕のその時の失敗から学ばないといけない事があったと思うよ。

あの時、人は自分が生活する事で精一杯だった。生きるにはお金が必要だ。

だから、他人にまで気が回らなかった。
大人たちは夢や希望から絶望へ叩き落されたから鬱になったんだろう。

起きた事は元に戻らない。
覆水盆に返らず<ふくすいぼんにかえらず>。

こぼれたお盆の水は元には戻らない。
だから、その失敗をどう捉えるかだ。

バブル崩壊当時に、自分がして欲しかったことは何だろうか。
何が必要だったろうか。

それは経験をした人のみ分かる事。
正解はない。だが、考える必要性はある事だ。

僕は勝手に思うんだけど、あの時必要だった事は、声を掛け合う事だったと思う。
子育て中の親に話聞き、助け合う事だった。

子供を育てるとはかなりの労力がいるんだ。
マタニティーブルーという産後鬱の医学用語がある通り、子供を育てるのは不安が多いんだ。

だから周りが協力をして、助け合う事で、子供の虐待や子供の教育が変わったと僕は思う。

人と人との結びつきは大切だ。
助け合い、声を掛け合う事で何倍の力にもなるし、命を絶つ人も減るかもしれない。

だから特に子育て中の人は今の時世、自分で抱え込まないで欲しい。
余裕がない状態は子供の教育上、よくない。
助けてくれる人に頼る事で、子供を叱らないなら、その方が子供のストレスにはならない。

だから、今の僕たちに出来る事は声を掛け合い、フォローをする事だと思う。

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