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自らを厳しい環境に置く理由-詩-

僕は褒めてくれたり
認めてくれる人は好きだ

優しい空気が流れている感じがする

別に褒めて欲しいわけではないが
攻撃的な人がいるだけで
その場の空気が緊張する

だが
僕は普通の事が出来ないから
自分にどんどん厳しくなった
一時期は病的だったと思う

あの時期の僕は
褒めてくれる人間と
認めてくれる人間とは
あまり関わらないようにしていた

それは
僕を認めてくれる人は
細々と自分の欠点をあげてくれないし
怒鳴り散らさない
僕は自分を甘やかしてはいけない
だから自分を認めてくれる人の近くにいてはいけない
ずっと思っていた

つまり
舌打ちをしたり
怒鳴り散らしたり
ため息を吐いて
あからさまに僕が失敗したら
教えてくれる人と関わらないと
ダメな自分がもっとダメになると思ってしまったんだ

数年前にお世話になっている親から
怒鳴られたから
病的に僕は厳しさを求めていったんだ

もちろん僕自身は他人に厳しくはしないさ
危害を加えてこない限り
自由に生きたらいいし
笑って話すのはとても楽しい

今思うと僕は馬鹿な事をしたな
と思う

僕は怒鳴られたり
不機嫌な人がいたら
怖いし
時折体調も悪くなる

だが
そんな甘えは許されない
僕はもっともっと厳しい環境に身に置かないといけない

怒鳴り散らされるのは自分が出来ていないのが悪い

全ては無能な自分が悪い

だから
僕はかなり厳しい人の中で頑張った
そのおかげで
僕の技術の一部はかなり向上した

ため息と怒声が
失敗のたびに飛んできた

でも
その厳しさについていかないと
ダメな僕は治らない

そう思っていた

でも
もう僕はあまり厳しい人間には関わらないと思う

必要があれば関わるさ

だが
自ら過度に飛び込む気はない

僕は過敏な性格だから
空気が悪いと調子を崩してしまう
喉に違和感を感じたり
胃が痛くなったりする

でも
僕はとことん厳しさを求めた
だから短期間で成長はしたが
かなり精神的には苦痛だった

結論は
厳しい環境は成長も早いが
かなり精神と肉体に負荷がかかる

程ほどにだね

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