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【TIMES】2024年01月26日 02時54分 師走の満月 12th Full Moon 晩冬 Late Winter

【TIMES】2024/01/26 02:54 師走(しわす)望
旧十二月 12th Full Moon / 晩冬 Late Winter

地球暦が朔弦望の「師走の満月」をお知らせします。

The twelfth Full Moon of the lunar year occurs on January 26th. Appreciate the beautiful full moon in the crisp winter air.

旧暦で十二番目の満月となる「晩冬」の月が満ちてきました。

この月は四季をめぐる旧暦での1年(12ヵ月)を締めくくる最後の満月。
旧暦ではこの満月から新月へ向かう2週間が年末の期間になります。きっと昔はこの師走の月を眺めながら年忘れの忘年会をしていたことでしょうね。

大掃除もお歳暮も、お年賀も初詣も、本来の年末年始の行事はここからがはじまりです。
元旦がもう一度来るなんて不思議な感覚ですが、日本をはじめとしたアジアには太陽暦と太陰暦の新旧2つの暦がダブルスタンダードで存在し、文化風習の中に溶け込んでいます。

太陽の年末年始と、月の年末年始、陽と陰の2度の年越しがやってくるのも日本の暦の大きな楽しみです。

一年の始まりに際し、これから春に向けてゆっくりと欠けていく月とともに春夏秋冬の季節を締めくくるイメージで、旧暦の年越しを味わってみてはいかがですか。

PHOTO:ACクリエーター 空飛ぶペンギン3さん

まもなく旧正月!ゆく年くる年


最近は春節祭の方がメジャーとなっておりますが、日本でも150年前までは正月といえば、丑の月をまたぐ新月と決まっておりました。
また、当時は旧暦では誕生日が太陽暦では前後するため、まとめて旧正月に数え年としてお祝いしておりました。
つまり、日本中、全員が正月とともにハッピーバースデーを祝うという年間最大の祝祭日だったわけです。

太陽と月に手を合わせて祈る。
日付を追いかける感覚とは違い、「人と星のコラボレーション」を社会全体で体現していたのですね。

ひとまわり歳を重ねて

一歳、二歳、三歳…この「歳」の字は、古くは「木星」に由来し、12年周期で太陽系をめぐる木星は、地球の夜空から眺めてみると、毎年1/12ずつきれいに天球を切り分けるように動いていきます。そして12年後に再び元の位置に回帰してくるというのは、星空の中でも非常に特別な存在とされ、12進法の概念のもとであり、干支や星座の由来となりました。「歳がひとまわり違う」という表現の12年の木星のひとまわりです。

立春の区切りで、卯の年から辰の年へ、12年のサイクルが移って行きます。辰年は、一日に例えれば朝7-9時頃。季節では一年の晩春のスタートを意味します。子丑寅の寒さも過ぎ、辰は「震」に通じ、大地が揺れて草木が伸びる意。さらなる発展に向け地道に礎を固める年。春から始まる新年度を見据えて、空を駆ける龍のごとく大所高所から未来を俯瞰したいものです。

年末年始(西暦・旧暦・地球暦)が重なる第4四半期(冬至ー立春)までは一年を振り返ることのできる絶好の機会。師走の月とともに、まだやりきれてないことを“し尽くして”いきましょう。(師走は、1年のすべてをし尽くす意味の為果つ月(しはつつき)の意)

ワークシートを使って、昨年の体調の変化、環境の変化など、大きな流れを振り返り、色を塗ったり、しるしをつけたり、書き込んだりして、自分の記録をレコードしてみてください。漠然と来年の予定を立てるより、振り返ればはっきりと未来が見えてきます。

この師走の満月から門松を飾り年神さまをお迎えします。旧正月(2/10)をまたいで、小正月(2/24)まで、ゆく年くる年のはじまりです✨️

新しい年を迎えるにあたり、「いま」に立ち、大局的に、「いままで」と「これから」を見渡してみませんか?

PHOTO もりのいえ  糀の花

師走から睦月までのの時空間情報

312 | 2024.01.26 師走 満月 02:54
313 | 2024.01.27 金星と木星の開き
314 | 2024.01.28
315 | 2024.01.29 金星と天王星の開き
316 | 2024.01.30
317 | 2024.01.31
318 | 2024.02.01
319 | 2024.02.02
320 | 2024.02.03 節分 師走 下弦 08:18
321 | 2024.02.04 立春 17:27
322 | 2024.02.05
323 | 2024.02.06
324 | 2024.02.07
325 | 2024.02.08
326 | 2024.02.09
327 | 2024.02.10 睦月 新月 07:59


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☆交通アクセスの詳細はこちら→http://oumijingu.org/publics/index/85/
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HELIO CAMPUS(ヘリオキャンパス)は、「太陽系時空間地図 地球暦」を活用する仲間が集い、それぞれの活用や探求を共有する交流の場です。

地球や月の動きを太陽系から眺めて、地球の一年を惑星とともに知ることができる「地球暦」。学校、コミュニティづくり、食べ物、農業、発酵、手仕事、妊娠出産、アートなど、さまざまな分野で活用され、新しい文化が生まれています。会場はオープンスペースのゆったりとした空間です。たくさんの丸いテーブルを囲んで、自由に交流しながら探求を深めましょう。
<日 時> 2023年2月10日(土)10:00~16:00
<会 場> 明治学院大学白金キャンパス パレットゾーン白金2階
東京都港区白金台1-2-37 https://goo.gl/maps/TkpFdVqru64WdQ1c7
<参加費> 前売りはPeatix、当日券は会場受付での販売となります
1dayチケット 前売り 5,000円 当日 5,500円
1dayチケット(お楽しみお弁当付き)前売り 6,500円 (限定40)

※小学生までは無料で参加いただけます。


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