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【TIMES】2024年1月18日 00時24分 冬の土用入り Change of Season (Winter to Spring)

【TIMES】2024/01/18 00:24
冬の土用入り
Change of Season (Winter to Spring)
地心黄経297度、日心黄経117度
地球暦が「冬の土用入り」をお知らせします。

The seventeenth-day period will start before the Birth of Spring (17 degrees to go until the Birth of Spring). Spring is just around the corner.

➖北半球は冬から春への季節の変わり目。


二十四節気では大寒を前に、冬真っ最中ですが、季節の盛りに徐々に次の季節が兆してくる合図が「土用」の時期。

年に4回の土用(計約72日間)のうち、特に冬の季節の土用(今年は17日間)は冬の季節の終りであると同時に、「春夏秋冬」の四季のサイクルの終わりでもあります。

PHOTO:ACクリエーター  MYZK140さん

➖慎重に決断するということは大局を見通すこと。


古くから土用は「柱動かすべからず、木を切るべからず」など、生活基盤や土台を変える大きな決断や引っ越しなどは慎むべき時と考えられていました。しかし、実際は新年度を前に社会人は転入転出、学生にとっては受験シーズンなど、この時期には大きな転機が重なるもの。土用の機運を念頭に置いてきっちり動いていけば、変化を味方にしやすい時期でもあります。

1年に4回ある土用の中でも、特にこの第4四半期の「冬の土用」は大きな変化をともなってやってきます。

土用の中でも変化の激しいこの時期は、あれこれまとまらないときは無理に動かず、やりたいこと、やるべきことがしっかりと整理できるまで腰を据えてじっと忍耐強く待つことも大切。今、成すべきことだけが見えれば、注力するエネルギーはより高まり、大きな波に力強く打ち勝つことができます。夏の土用が七夕のようにたくさんの願い事をかける時期ならば、今は対象的に正月の書き初めのように一点一局に集中することを心がけると良いでしょう。

PHOTO:ACクリエーター  みこまるさん

➖地球の力を借りること、究極の他力本願。

今は北半球全体が春へと向かって冬を脱ぎ捨て、胎動を始めています。

変化の時期ということを念頭に置けば、春に向かって芽吹く大地のように、これまで出来なかったことなど積極的にチャレンジ出来るのもこの冬の土用指南といえます。身体を鍛えたり、プロジェクトをまとめたり、事業や家計の見直しなど、大きな流れに影響を与えることができる期間を有効に使いたいものですね。

冬から春への移り変わりは、四季のサイクルの中でも特にダイナミック。

そのため冬の土用は心身や生活リズムを崩しやすく、崩したリズムは元に戻るのに時間がかかります。体調管理を徹底し、自然治癒力を高める食生活や習慣に目を向けて、変化に対して無理をせず、力を抜いて流れに身を任せてみるのもよいでしょう。柔道の基本が受け身であるように、自助努力で乱取り稽古するよりも、土用期間は地球の力を借りるつもりで、受けて流す体捌き心がけると、変化の波が見え自然と物事は動いていきます。

春はもうすぐ、確実にやってきます。

この土用期間がやってきたら、新年度まであと約60度!

2023年度 土用の季節

春土用:4月17日~5月5日  19日間(太陽黄径27度)
夏土用:7月20日~8月7日  19日間(太陽黄径117度)
秋土用:10月21日~11月7日 18日間(太陽黄径207度)
冬土用:1月18日~2月3日  17日間(太陽黄径297度)

*  *  *

冬の終わりの18日間は「冬の土用」です。


(この度の土用は17日間)

この時期は寒さ極まる「大寒」のころ。 古くは一年の中でもとりわけ気が乱れやすい「表鬼門」の時期と言われ、免疫力低下によってインフルエンザなどの感染病にかかりやすくなり、肌荒れのど風邪などの乾燥障害が起こりやすい時期でもあります。 また、夏の土用と同様に、胃腸の疲れから、食欲不振消化力の低下気力の低下などの出やすい時期でもあります。消化器官の機能低下は万病の原因。賛沢なごちそうはほどほどに、小食を基本にして胃腸を休めることが、冬土用の養生の要です。

消化と栄養補給・分配をつかさどる「牌(ひ) 」の気を高める季節の甘みは、玄米をはじめとする全粒穀物さつまいもなど。 冬の土用付近に当たる大晦日には、胃腸に負担をかけない「素食」の象徴であった蕎麦を食べ、 正月には玄米餅を食べて、気を補ってきました。

江戸時代には、夏の土用と冬の土用には路上で玄米甘酒が売られ、瀬戸内海の一部の島には、この甘酒に自然の甘みのあるさつまいもを入れた「かすどろ」という冬の伝統食が今も残っています。江戸時 代までの日本においては、おかずではなく、ごはんと味噌汁、漬物を土台にした主食偏重が常だったと言われます。米も味噌も漬物も、消化器官を助ける 自然の甘みを含んだもの。土用の時期は質素な食事をよく噛んで味わう、原点回帰の好機にしましょう。

夏の土用付近のお盆の対極にあるのは、この時季に迎える、正月。正月は祖霊や歳神を迎える神祭りであり、お盆は亡くなった先祖、つまり仏様を迎える仏事です。この時季に贈るお歳暮、年賀状をはじめ、自然の気が大きく転換する節目にお世話になっ ている人たちや自然に対して感謝やお礼を表現する風習が数多く残っています。

正月にいただく正式な「お屠蘇」は、漢代の医者が肉桂や山椒などの生薬を配合して作った風邪の予防薬です。正月から数えて七日目に食べる「七草粥」も消化促進や造血作用を高める働きを持つ薬膳です。冬の土用最終日である「節分」の象徴的風習のひとつである豆まきは、古く「陰(おに)」と呼んでいた陰気を追い出し、心身を清めて春を迎えるための儀式が転じたものです。

冬の土用は、寒さ極まり春夏に転じる大きな節目。つまりは、めぐりの中に生きる自分自身の心身を清め、自然界や社会への感謝とお祝いの気持ちを表現する大切なひとときなのです。

PHOTO:煤と住む~山本屋さんより~

晩冬の時空間情報


大寒を目前に、少しずつ日の長さが伸び始めましたね!
一年を一呼吸に見立ててみると、夏至と冬至の至点は、吸気と呼気の間に存在する止気。
陽遁に入り北半球も新しい気を吸い始めたようです。
これから土用、大寒、節分、立春、旧正月と、今が第4四半期の山場、ここを越えれば春はもうすぐそこ!

304 | 2024.01.18 土用 00:24 師走 上弦 12:53
305 | 2024.01.19 水星と金星の結び
306 | 2024.01.20 大寒 23:07 地球と冥王星の開き
307 | 2024.01.21
308 | 2024.01.22
309 | 2024.01.23 水星と木星の開き
310 | 2024.01.24 水星と天王星の開き
311 | 2024.01.25
312 | 2024.01.26 師走 満月 02:54
313 | 2024.01.27 金星と木星の開き
314 | 2024.01.28
315 | 2024.01.29 金星と天王星の開き
316 | 2024.01.30
317 | 2024.01.31
318 | 2024.02.01
319 | 2024.02.02
320 | 2024.02.03 節分 師走 下弦 08:18
321 | 2024.02.04 立春 17:27

【暮らし方で、具体的に気をつけること】

−身体のこわばりのピークです

夏と冬。一年に二度ある大きな土用は、季節と身体のチューニングを、より念入りに合わせるとき。変化に合わせて身体が頑張っています。風邪をひきやすかったりするのも、体内に滞っているものを排出したいから(排毒反応)なのかもしれません。いよいよ寒さの底になり、身体がこわばってつるような感覚も、緩む前の緊張のピークだと考えられます。

−ゆったりした心持ちで

夜に、内省的になれる心穏やかな時間を心がけて作りましょう。ろうそくの火が効果的です。部屋だけでなく、パスルームの照明を絞ってろうそくを灯してみるのもおすすめです。

−「まとめる」作業にいいタイミングです

来たるべき活動の季節(春夏)向けて、新しくチャレンジしたいこと、でかけたい場所などについて詳しく調べたり、まとめたりしてみましょう。

−執着を取って、軽やかに

新しい発想と着眼を手に入れるために、執着せず、決めごとについては頭を柔らかくしておきたいものです。土用は、あまり大きな物事を動かすのには適していない.期間と言われています。裏を返せば、身のまわりのこまごまとしたものを整理するチャンスです。

−ストレッチをしてみましょう

土用にこそ集中的に身体のストレッチをしていきましょう。こわばりがちな足首や、血流のポンプの役割でもある太ももふくらはぎ、寒さで肩をすくめがちになって、つりやすくなる首や肩甲骨まわりをほぐすのがおすすめです。特に、入浴後のしっかりと身体が温まった状態で行うストレッチは効果的です。温まった筋肉はしなやかに伸びやすく、リラックス効果も期待できます。そして、質のいい睡眠をとりましょう。ストレッチと睡眠の効果で、軽い症状の風邪であれば、朝にはきっと改善されていることでしょう。

−睡眠環境

質のいい睡眠と湿度を補うことが、抵抗力を高め、さまざまなウイルスから身を守る近道です。最近見直されている湯たんぽや加湿器を上手に使い、よい睡眠環境づくりに気を配りましょう。

書籍『春夏秋冬 土用で暮らす』(主婦と生活社)より
「冬の土用」の暮らし方のポイントをご紹介いたしました。
テキスト : 冨田貴史 / 植松良枝

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🌎地球暦の関連イベント🌎


☆地球暦 オフィシャルリリースイベント2024☆

【開催日時】 2024年2月4日(日)立春 12:30~16:30
【開催場所】 近江神宮 近江勧学館大ホール
【住所】 滋賀県大津市神宮町1-1 http://oumijingu.org/publics/index/85/
【参加費】5,000円
【交通アクセス】 近江神宮への交通アクセスですが、最寄駅のJR大津京駅からは徒歩20分、京阪石山坂本線・近江神宮駅からですと徒歩10分です。お車でのご来場も可能です。
☆交通アクセスの詳細はこちら→http://oumijingu.org/publics/index/85/
京都駅からですとJRと徒歩で大体40分を目安にしていただくとよいかと思います。JR大津京駅にはタクシーもございますので、お友だちと何人かで一緒にお越しいただくと便利です。
【スケジュール】 12:30 受付開始、近江神宮内、近江勧学館 にて。 
本殿にて正式参拝 参拝後、近江勧学館へもどり、講演 (途中、小休憩と物販) 16:30ごろ 終了予定
■当日は地球暦や、オリジナル商品の販売があります。
参加申し込みは、こちらから ↓ ↓

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HELIO CAMPUS(ヘリオキャンパス)は、「太陽系時空間地図 地球暦」を活用する仲間が集い、それぞれの活用や探求を共有する交流の場です。

地球や月の動きを太陽系から眺めて、地球の一年を惑星とともに知ることができる「地球暦」。学校、コミュニティづくり、食べ物、農業、発酵、手仕事、妊娠出産、アートなど、さまざまな分野で活用され、新しい文化が生まれています。会場はオープンスペースのゆったりとした空間です。たくさんの丸いテーブルを囲んで、自由に交流しながら探求を深めましょう。
<日 時> 2023年2月10日(土)10:00~16:00
<会 場> 明治学院大学白金キャンパス パレットゾーン白金2階
東京都港区白金台1-2-37 https://goo.gl/maps/TkpFdVqru64WdQ1c7
<参加費> 前売りはPeatix、当日券は会場受付での販売となります
1dayチケット 前売り 5,000円 当日 5,500円
1dayチケット(お楽しみお弁当付き)前売り 6,500円 (限定40)

※小学生までは無料で参加いただけます。


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