見出し画像

【TIMES】2023年11月27日 18時16分 神無月の満月 10th Full Moon / 初冬 Early Winter

【TIMES】2023/11/27 18:16 神無月 望
旧十月 10th Full Moon / 初冬 Early Winter

地球暦が朔弦望の「神無月(かんなづき)の満月」をお知らせします。

The tenth Full Moon of the lunar year occurs on November 27th. Savor the early-winter full moon.

旧暦で十番目の満月となる「初冬」の月が満ちてきました。

母親の胎内で命が育まれる十ヶ月は、宇宙創生からの遺伝子の記憶を辿り、魚類や両生類や爬虫類など肉体的な進化の過程を経て生まれてくる生命の基盤の形成期間。

「10ヵ月」は、ものごとが形を成すの理想的な期間として、例えばアスリートの肉体作り、役者の役作りなど、様々な場面で周期的なアナロジーが活用されています。旧暦10番目の満月は、春から始まった四季の中で、ちょうどお月さまが10回巡り、一年の結果が出てそれぞれに成果が明らかになる時、言い換えればものごとが臨月から出産を迎えるようなタイミングです。

一年一年、誕生日を迎えて歳を重ねるプロセスも、何度も生まれ変わりを追体験していることかもしれませんね。今年の成果を来年につなげていくブリッジのような満月。感謝の中に静かなる挑戦の闘志も感じる神無月です。

PHOTO:ACクリエーター 半ライス大盛り さん

神無月の時空間情報

252 | 2023.11.27 神無月 満月 18:16
253 | 2023.11.28
254 | 2023.11.29
255 | 2023.11.30
256 | 2023.12.01
257 | 2023.12.02 水星と土星の結び
258 | 2023.12.03
259 | 2023.12.04
260 | 2023.12.05 神無月 下弦 14:49
261 | 2023.12.06 水星と海王星の結び
262 | 2023.12.07 大雪 18:33
263 | 2023.12.08
264 | 2023.12.09
265 | 2023.12.10
266 | 2023.12.11
267 | 2023.12.12
268 | 2023.12.13 霜月 新月 08:32

『曆のススメ』

01 こよみ
02 曆
03 年、月、日
04 一日
05 一月
06 一年
07 夏至と冬至の光のあたりかた
08 夏至と冬至の昼の長さ
09 春分と秋分
10 立春、立夏、立秋、立冬
11 春、夏、秋、冬
15 季節の変わり目=土用
16 土用とは
17 季節のめぐりかた
18 土のはたらき
19 肚(ハラ)
20 肚を助けるススメ
21 腸内細菌のこと
23 肚を助ける食物繊維
27 土用のススメ
29 春、夏、秋、冬のススメ
33 春夏秋冬土用のススメ(マトメ)
🌑🌕
『曆のススメ 月編』


太陽・月・地球
日のこよみ 太陽暦
月のこよみ 太陰暦
春の月
夏の月
秋の月
冬の月
ひとつきは月のめぐり

潮とひじき
月とお産
🌛🌛🌛
『暦のススメ 惑星編』

はじめに
惑星のプロフィール
惑星の自転
惑星の公転
惑星と惑星のコンビネーション
惑星の会合
会合周期表
時空の花
水星×地球
金星×地球
地球×木星
木星×土星
惑星と暮らす
農民芸術論
What's 地球暦
参考文献
参考サイト
あとがき
惑星自由帳
* * *
企画 冨田貴史 / 杉山開知
文  冨田貴史
表紙・作画 杉山絵美
編集・装丁 川邊雄
制作協力 太陽系時空間地図 地球暦® HELIO COMPASS®
制作・発行 冨貴書房
販売元 three rings
※参照サイト冨貴書房

並んで昇っていく月と木星

今月衝となった木星は、西に沈んだ太陽と入れ替わるように、徐々に暗くなる東の空で輝き始めます。25日には、月が木星の近くを通ります。

満月2日前でかなり満ちた月は、日の入り前後のまだ明るい空でも目につきます。日の入りから30分ほど経つと、月のすぐ下側に小さく鋭い光が見えてくるでしょう。この明るい星が木星です。この夕方の時間帯に、月と木星は最も近づいて見えます。そのまま並んで昇っていく月と木星は、夜半前には空の高いところを通過。マイナス3等ほどの明るさで輝く木星はすぐそばにある月の明かりにも負けずに見えるでしょう。

月と木星は、未明に相次いで沈んでいきます。この頃には、夕方に比べて離角(注)が大きくなっていることが見てわかるでしょう。月は、数時間のうちにも天球上を東に向かって明らかに移動しているのです。

  • (注)天球上における2天体の見かけの距離のこと。角距離。度、分、秒の角度で表される(1度=60分角、1分=60秒角)   参照:国立天文台

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?