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善意によって失われるもの

つい、誰かのために頑張りすぎてしまう。

そんな人に読んでほしい記事です。


なお、当記事の内容は


有料noteの販売が

うまくいかない方や

興味もないという方にも

読んでほしい内容になっています。


ぜひ、何かの参考になれば幸いです。

それでは、本題に入ります。


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善意、ボランティア精神、

自己犠牲、無償の愛。


こういったものは、

時に誰かを救いますし、

この世に必要なものですよね。


何かに悩み、苦しみ、

助けを求めている人は沢山います。


自分自身、

誰かの善意に助けられたことも、

もちろんあります。


そして、困っている誰かを

善意で助けることもあります。


しかし、その善意は、

必ずしも良いものとは限りません。


善意で誰かを助ける行為は、

「あなたが持つ価値」が

失われる原因になったり、

「あなたへのリスペクト」が

失われる原因になりえるからです。


これがどういうことか、説明しますね。


私は、誰かがその人生で、

悩み、苦労して、時間をかけて

積み上げてきた知識や技術には、

とても価値があると考えています。



人の人生は、十人十色。

得られるものもそれぞれ違いますし、

noteでは、まさにそういった

その人にしか分からなかった気づき

に出会うことができますよね。


しかし、以前の私は、

善意で誰かを助けることに

喜びを感じていて、


そういった知識や技術をもって、

無償で人を助けていました。


困っている人を見かけると、

手を差し伸べたくなってしまうのです。


ありがとうございます。

と言ってもらえると嬉しく、

報われた気持ちになりますし、


それが、「正しいこと」

であると思っていました。




しかし、ある人の言葉で、

それまでの認識が

一変することになります。




その人は自営業をされている方で、

「サービス」に対する

しっかりとした価値観を持っており、

私に以下のような言葉を贈ってくれました。


あなたがやっていることは、

一時的な手助けにすぎない。

長期的にその人をサポートできないなら、

それは、その人を本当の意味で

助けているとはいえないのではないか。



私は、衝撃を受けました。



そして、ハッとしたのですが、


私が過去に

無償で手助けをした人の中には、

その後、更なる壁にぶつかり、

挑戦をあきらめてしまう人もいたのです。


しかし、そういう人たちを今後も

無償でずっと助けられるかというと、

確かにそれは、

時間的にも体力的にも難しいことでした。


中には、私を頼り連絡をくれる人もいて、

何度か助けていたこともありました。

しかし、それがその人の甘えや、

自分を「都合の良い存在」にしてしまい


自分の価値を自分で下げていること


にも気がつきました。


そして、誰かのためにと

善意から続けていたことが


困っている誰かを、本当の意味で

助けるものになっていなかった。


これに気づき、ショックでした。




そして、その言葉を贈ってくださった方は


だからこそ、

あなたにお金を払ってでも

助けを求める人を大切にすべきではないか。

それが安心や信頼に繋がるのではないか。


とも教えてくれました。



私の未熟さ、

認識の甘さに気づかせてくれた、

ありがたいお言葉です。




私はそれまで、

対価をいただくことに対して、

抵抗感がありました。


対価をいただくことが

図々しいことのように感じてしまったり、

自分の価値を

自分で認めてあげられていなかったのです。


しかし、

この出来事をきっかけに

考え方が変わりました。


価値あるものは、

価値あるものとして

提供されるべきだ


と思えるようになったのです。



そして、そういう意識で

noteの色々な記事を読んでいると、


これ、有料にしたらいいのにな。

と思う無料記事を、沢山見かけます。




note利用者の中には、

有料配信をするつもりもなく、


有料コンテンツに対して

嫌悪感や抵抗感を

感じている人たちがいることも

知っています。


noteでは

ゆるく日記を書きたいだけ。

という方もいるでしょう。


考え方は人それぞれですし、

私の考え方もその1つにすぎません。




ただ、せっかく

苦労や困難を乗り越えて手にした

価値ある情報を持っているなら、


価値あるものとして世に出す方が、

それを必要とする誰かのためにも、

それを世に出す発信者のためにも、

プラスになると私は感じています。


私自身、これまでにいくつかの

有料記事を購入してきましたが、

そういう情報は、自分にとって

特別に感じられるものです。


自分で選び、購入した情報は

無駄にしたくないと思えますし、

しっかりと何かの糧にしたいと思えます。



ただ、ここで1つ問題があります。



じゃあ、有料配信してみよう!

と思って有料に設定しても、


書き方や伝え方を意識せず、

ただ有料設定にしただけでは

記事はなかなか売れません。


多分、100円でも購入してもらえません。


きっと、1つも届けられずに

悩んでいる方もいると思います。


自分の情報に価値がないのかな…と、

落ち込む方もいるでしょう。


しかし、それは

記事に書かれた情報に

価値がないからではなく、


その情報の価値を

伝えられていないこと。


が原因である可能性が高いです。


では、どうすれば良いのか。

その価値の伝え方を、実例とともに

以下の記事に詳しくまとめました。



価値あるものが

価値あるものとして提供されるために


ぜひ、活用して頂けたら嬉しいです。


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最後になりますが

私は善意を否定したいわけではなく

今後も誰かのために、無償で

手助けをすることもあるでしょう。


そして、そういった

善意、ボランティア精神、

自己犠牲、無償の愛によって

助けられている人も沢山いることは

言うまでもありません。


ただ、誰かのためにと

善意でやったことが、


自分にも、相手にも、

良いものとは限らないこと。


を、お伝えしたかったのです。


自分の時間も体力も有限です。

誰かを助けることも確かに大切。


ですが、その前に、

自分を守ってあげましょう。


あなたの価値を守るために

自分の価値を認めてあげるために


無償の善意の乱用には、

どうぞ気をつけてくださいね。




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