見出し画像

Hoi Zäme, ハイジです。

スイスから日本へ長期帰国するのをきっかけに始めてみたこのnoteですが、なんだか筆が進まない。
日頃から色々なことをしているのに進まない原因を考えてみる。
私のnoteを読んでいる人なんてそんなにいないはずなのに、なんだか読者を意識してしまって、率直な感想や印象をイマイチ表現し切れず、なんだか億劫に。

そんな時に偶然見つけた益田ミリさんの「47都道府県女ひとりで行ってみよう」という本。
読んで字の如く、益田ミリさんが33歳から37歳まで毎月都道府県にひとり旅してみるという本なのだが、エッセイってこういう事かと。
本当にその時思ったであろう気持ちが素直に書かれていて、非常に読みやすいし、笑える。

私は自称生まれながらの旅人と言いますか、物心つく前から現在に渡って、とにかく旅行をする環境にありましたし、旅行が国内外問わず大好きで、日本で会社員をしていた時には、毎月国内外に旅行をしていて、どこでも行けるチャンスがあれば行ってみたいし、名物料理は食べられるチャンスがあれば何でも一度は食べてみたい。

前述の益田さんは、毎回ガイドブックで行き先を検討しているのに、その都道府県で有名な観光地に行かない時もあるし、苦手な食べ物が多いようで、名物料理も食べなかったりする。
私にとっては些細なことでも、益田さんには勇気のいることだったりして、せっかく行ったのに勇気が出なくて、食べられなかったり、見られなかったり、体験できなかったりすることもある。
迷って辿り着けなかったり、行きたかったイベントがすでに終わっていたり、閉館時間に間に合わなかったり、道半ばで諦めたりもする。
「〜ってどういう事だろう?」とか旅で見つけた疑問点は特に調べないので、解決しないし、困ってもいない。
それでも何でこの人旅行に行ったんだろう?とは思わない。
私が気がつかなかった街や楽しみを毎回発見していて、楽しそう。
ちなみに益田さんは旅の内訳を見ると、毎回のおやつが大好きみたいで共感。

私も自分のnoteを益田さんのエッセイのように素直に書ける人になりたい。
何となくその時私の頭に浮かんだ事、じっくり考えた事、特に意味はないけれど、何となく読んでしまう。
そんな文章が書けたらいいなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?