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自己紹介

どネガティブ人生からアラインメント

これは、物心ついた頃から自分嫌いで、筋金入りのネガティブ思考、最終学歴中卒のアラフォー女が、そのままの自分を受け入れ、愛し、エイブラハム流の生き方を体得すべく、日々のつまずきや気付き、七転び八起きの日々を綴っていくノンフィクション日記である。

生い立ち 〜中卒の道を選ぶ〜

園児の頃からすでに自分嫌い。
些細なことで瞬間湯沸かし器のように怒る自分を抑え込むことに必死な子ども時代だった。

学校システムも、教師も、国も、世界も嫌い、勉強や友達や学校行事は大好きだったクセに『若い内に苦労した方が将来成功する』という謎の信念の下、自ら最終学歴「中卒」を選ぶ。

本当は卒業よりだいぶ前に、たまたまテレビで見たアメリカのサドベリーバレースクールというフリースクールに行きたくて、母親に相談したことがあったのだが、母親からは「中学は義務教育だから、中学校はとりあえず卒業してほしい」と言われ、『じゃあ中学を卒業したらサドベリーバレースクールに行かせてもらえるのか』と勝手に解釈してしまった経緯がある。
そしていざ中学卒業が近づいてきた頃に母親に同じ話をすると、今度は「心配だしお金もないから、家から通える範囲の公立高校に進学してほしい」と言われ、騙されたように感じ激怒したのだ。
「10代のまだ脳細胞が成長している貴重な時期に、封建的な教師とシステムの学校で、知識の暗記と忘却を繰り返すような意味のないことはしたくない。家から通える範囲の公立高校に行きたいと思えるような学校はないと話したはずだ。お金もその気もないならなぜあの時正直に言ってくれなかったのか。」
中卒の道を選んだのは『お前のせいで私は中卒になるのだ』という、親への幼稚な当てつけも入っていたのである。

卒業後、バイトをしながら17歳で旧大検を取得するも、大学受験には失敗。
しばらく昼夜逆転生活・引きこもりのような生活を送っていたが、合宿で運転免許を取得したことをきっかけに、新しいバイトを始め、趣味のバレエも再開した。

〜自分が変われば現実も変わると初めて実感した出来事〜


数年後、その趣味のバレエ教室の発表会で、初めて男性とペアで踊らせてもらえることになり、本気でダイエットに挑戦し成功する。
それにより、これまでの人生で感じたことのないような自信、自己肯定感、人生に対する情熱・意欲を感じる。

すると、これまで気が合わず不満だらけだったバイト先の数名の同僚の言動が全く気にならなくなり、不思議なことにその同僚達全員の方も、私への接し方が一変し、敬意を持って気遣ってもらえるようになったのだ。
浅見帆帆子さんや重井透さんの本を読み、プラス思考が幸運を引き寄せる、世界は自分の鏡と言う考え方を知り、この経験もあって心底納得する。
そして、中卒だからと今まで諦めていた正社員での就職にも挑戦する。
『私には必ず出来る!』と信じて疑わなかった。

〜正社員、しかしブラック企業〜


都内のエンジニア職を目指し、二社目に受けた六本木のIT企業に就職が決まる。北関東の片田舎から上京、初めての一人暮らし。
「中卒なのに正社員として就職できた!」と喜んだのも束の間、なかなかのブラック企業で、3年勤めたのち精神を病み退職。
傷病手当を受けカウンセリングに通いつつ、大学の通信課程を始めたり、日記に『次に勤める会社の希望条件(正社員、事務職、賞与年2回、残業ほぼなし、都内etc..)』を何となく書いたりしていた。
その後、希望通りの会社に就職できたが、東日本大震災をきっかけに、「いつ何が起こるかなんて分からないから、悔いのない人生を送りたい」と、2年勤めた会社を退職、手に職もないままワーホリビザで単身ドイツへ渡る。

〜ドイツ生活、気づけば10年〜


渡独後1ヶ月ほどして、のちに夫となるドイツ人のくまちゃんと、さまざまな偶然が重なり出会うことに。
出会いから約5ヶ月後プロポーズを受け、入籍。
家族だけの小さな結婚式には、60歳を超えた両親もドイツまで駆けつけてくれた。

〜母の旅立ち、エイブラハムとの出会い〜


翌年の春、突如母親に病気が発覚し入院。
私が日本へ帰国した時にはもう人工呼吸器をつけて眠っていたので話すことはできなかった。
その数日後、母は天国へ旅立つ。

人生においてこんな悲しいことがあるのかと、この心の痛みがいつか薄れていくものだとは全く信じられずに日々を過ごす。

この頃に初めてエイブラハムを知る。
(同時期にアニータ・ムアジャーニさん、トーシャ・シルバーさんも知る。)

その後、七転び八起き、エイブラハムの教えの理解と実践を続け、変化を実感する日々。

〜渡独後の家族年表〜


2014年 ドイツ人のくまちゃんと結婚。
2015年 スペインから保護犬を迎える。
(ドイツは保護動物の殺処分がないので、殺処分をおこなっている近隣の国の動物を迎えるケースも多い。)
2018年 長男出産。
子育てや、パンデミックをきっかけに、幾度となくメンタルの激しい落ち込みに直面するが、その度、自分の生きづらさの原因となる信念に気づくことができ、薄皮を一枚一枚剥ぐように、人生をより楽観的に、肯定的に捉えられるようになっていく。
2023年 長女出産。


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