見出し画像

4.3 メンクリの探し方

こんにちは、はりねずみです。
今回は備忘録かねて、メンクリの探し方を残したいと思って記事にしました。

困っているけど探し方がわからない、という方も見やすいようにできるだけ必要最低限に絞って書きました。
1つのセクションを短くした分項目が多いため、目次から必要な所に飛んでいただけると幸いです。

最後までよろしくお願いします。


メンクリってそもそも何?

そもそもメンクリって何?という方のために簡単に説明します。

「メンクリ」とはメンタルクリニックの略称です。

メンタルクリニックとは、精神科や心療内科を診療科として標榜しています。


精神科と心療内科の違い

それでは、精神科と心療内科にはどのような違いがあるでしょうか。

「精神科」は心の病気を専門に診る病院のこと、一方、「心療内科」はストレスなどの心理的要因で体に症状が現れる「心身症」を専門に診る病院です。
ただし、心療内科でも心の病気を見ているところもあります。

精神科、心療内科、児童精神科の専門医の一覧は以下に記載しています。

余談)一部の小児科では子どもの発達障害等を見ているところもあります。

精神科の専門医の検索サイト
https://www.jspn.or.jp/modules/senmoni/


実際にどうやって探す?

それでは、実際に探す方法について説明します。

1.病院を検索する

まずは、「精神科 ○○市」や「児童精神科 ○○県」のようなキーワードで検索してください。
GoogleMap等を使うと該当のピンが立つので家からの距離や交通手段を調べることもでき、とても便利です。
この時点で候補を3か所以上出しておくとこの後の作業が楽になります。

2.HPを覗いてみる

次に、HPを覗いてみます。
HPで見るのは以下のことがきちんと載っているか、です。

・診療科(*)
・初診の予約方法
・医師の情報(医師が持っている資格)
・診療時間や休診日
・立地(交通手段)
*大きな病院では内科等が先にあっても問題ありません。
 小さな医院などでは、先頭に精神科または心療内科が書かれた場所にしてください。(先頭に書かれた科をメインで診るため)

ここで必要なことが書かれているかを確認してください。

3.予約をする

次に、電話やWebなど、HPに記載された方法で予約をします。
この状態を耐えるのがしんどいなと思う場合は、複数の病院を予約してかまいません。
このとき、「他の病院にも予約を電話をし、一番早く診てもらえるところで診察してもらう」ことを伝えます。
予約取り消しが決まった場合は決まった翌日くらいまでに予約取り消しの連絡をしましょう(当日キャンセルなどでブラックリストに載ると、転院する場合にその病院では見てもらえなくなるため)

余談 はりねずみの場合

ここからは余談です。
私がどのような経緯で精神科を受診したか、及び病院を選んだかをできるだけ個人が特定されないように書いていきます。(うまく隠せないかもですが…)
自分語りパートなので飛ばしていただければと思います。

1.自分で電話した→初診までが長くて諦めた

入試の前に少しでも状況を改善したい、その一心だけで精神科、心療内科を探しました。
自宅から通える範囲のクリニック等のHPを1週間くらいかけて巡回した結果、各病院の違いがよくわかりませんでした。
そこで、ワンチャン心理検査もしてもらえないかな?(当時は自分に発達障害があるかも気になっていた)位の気持ちである病院に電話をしました。
電話の時は、自分の状況を簡単に聞かれましたが、上手く言えた自信がありません。
初診まで1か月半弱かかるとのことで、入試(1か月後)までに解決しないなら…と思い諦めました。

2.学内のカウンセリングで、精神科医とのパイプができた

約2か月後、院試が終わっても気分の落ち込みや体調不良(吐き気や食欲不振など)が治らなかったため、不審に思いました。
そこで消化器内科で身体的異常がないことを確認し、学内の相談室に行きました。
初回のカウンセリングで状況を全て話し、今の自分は冷静な判断ができないこと、治す意思はあるがどの順番で何をすればよいかわからないこと、今すべきことを教えてほしいことを伝えました。
すると、大学内の精神科の先生に繋いでいただけました。

3.精神科の先生に予約を入れてもらう

大学の精神科の先生に面談をしてもらったところ、以下の指示が出ました。()内は(私の回答→実際の対応)です。

・研究室、バイト、サークル等を一度すべて止める
(何もしないのは不安だし、卒論等やるべきことは残っているので研究室は行きたいと思った時だけでも行けるようにしたい→バイト、サークルは欠勤連絡を入れる、研究室に行っても無理に作業はせず、論文紹介等は最後に回してもらう)

・実家に帰って休む
(実家に帰ったときに親が精神的に崩れるのが怖い+弟に発達障害があり休める環境であるかがわからないため、かえって休めないかもしれないから帰りたくない→授業と実験がひと段落した体で早めに帰る、帰っているときに無理だと思ったら戻ってくる)

・薬を飲むつもりはあるか
(親に言わずに済む、卒論発表に間に合う可能性が上がるなら薬を飲む→ここで通院と服薬確定)

・住んでいる場所から通える病院はあるか
(先日友達に状況を話した際に、通院あるなら授業のない日に送ってもらえることになった→面談の先生が勤めているところ(徒歩30分のため一応歩けるくらい))

・先生の希望はあるか
(正直精神科に行ったことがなく、誰がいいとかはよくわからないのでお任せします→院長の枠で予約を取ろうとしたが取れなかったので面談の先生の担当に。まさかの2日後でした😅)

最終的にこんな感じで決まりました。
最後の方はとてもドタバタしており、2日後に決まったときはとてもびっくりしました。
ただ、この先生はとても自分に合っている先生だったので、この先生に診てもらえてよかったと思っています。

最後に

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回の記事は皆さんの役に立つように作りたいと思って書いたので「この内容を追加してほしい」「この部分について教えてほしい」などありましたらコメントやXのリプ欄にてお願いします。

一個人の体験として回答させていただきます。


参考文献

今回参考にさせていただいたリンクは以下の通りです。
ただし、上記ですでに掲載したものは除外させていただきました。


サポートしていただけると嬉しいです。 サポートは活動資金(文献の購入等)に使用させていただきます。 よろしくお願いします。