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【6万損した】ハイエンドAndroidタブレットを買って失敗した話【Lenovo / Yoga Tab 13】

中指立てたかったんですけど、井芹仁奈に止められたので、小指立てときました、hechiMaです。まさかこんなことになるとは僕が一番思ってませんでした。本当に後悔しています。では今回も結論から。

手書きはiPad以外使えん!Androidはクソ!


なんか思想が強い人になってしまった。でもほんとに後悔してるんです。あまりに使えなかった。スペックとかの問題じゃない。ノートアプリのせいでもない。タブレットのせい、ペンのせいなんです。この後悔を誰にも言わず留めておくのも癪なので、noteに残しておこうと思います。頼むから僕のような人がもう現れないことを祈ります。

購入したもの

購入したものを以下にまとめます。

タブレットはビッグカメラで購入しました。なぜかというと、無金利分割払いができるからです。お金がない。でもFireタブレットにはうんざり(前回記事参照)。ということで、いっそ分割払いでハイエンドタブレットを買ってやろうと思ったわけです。Yoga Tab 13は2021年発売の製品ですが、Snapdragon870、メモリ8GBという無双スペック。しかもmicroHDMI入力がありサブディスプレイとしても使える。Lenovo純正スタイラスペンの中では最上位機種であるPrecision Pen 2も付属している。しかも定価は10万円で、今は6万円を切っているときた。これしかないと思いました。純正のペンがついているということは手書きにもすごく使えるのだろうと。反応も良いだろうと。FireHD10で安物買いの銭失いを経験した身です。中途半端なスペックを買うのは辞めようと思ったのです。自分を擁護する言葉がすらすら出てきてびっくりしてます。追いこまれてるってことだろうな。あーしんどい。

選択肢としてはiPadもありましたが、スマホ(Pixel8a)との連携を考えてApple製品は辞めました。スマホで写真を撮って、タブレットに取り込むとか、そういうときにクイック共有(旧ニアバイシェア)したい場面が出てくることは確実でしょうから。……うん、iPadにしておけばよかった。ビッグカメラなら新品で第9世代が5万切ってますから。ペンは純正じゃなくても全然使えるみたいだから周辺機器そろえてもYoga Tab 13より安く済む。あぁどうしたらよかったんだ。Appleアンチってのがもう駄目だったんだろうな。ただ僕は何も考えずにApple製品を選ぶ人間が嫌いってだけなのに。でも「お金がない~~」なんてのが口癖な人でもiPhoneが買える国なんだ。日本はいい国なんだ。自分の心の狭さに今回の原因があるんだから、もう後悔してもしきれない。ジョブズ、好きだよ。

発生した現象

手書きに関する不満をまとめてみました。

  • ペンの感度が悪い

  • ペンのボタンの反応が悪い

  • ペンを使用した際に右手の腹が反応してノートがずれる

最初の二つはペンが起因するものですが、最後はタブレット自体の感度問題です。MPP2.0対応のサードパーティー製スタイラスペンもつカエルっぽいので、それを買おうかとも思いましたが、辞めました。設定項目に感度系の設定がないからです。あともう人柱になりたくない。

まぁここいらでその様子を動画に撮ってみましたので、参考になれば幸いです。あーストレスすごい。ところどころに宿儺に切られた感じになっていますが1000円のキャプボ使ってるせいです。お気になさらず。

少しでも不満点が伝わっていればうれしいです。いろいろと試してみたところ、ペンは下側ボタンを押しながらパネルをダブルタップで消しゴムが起動するようです(アプリによって異なります)。いやボタン押しながらタップで起動でいいやん。なんで一手間増やしたんですか。カスタマイズもさせてくれへんってなんやねん。

あとこれは全然伝わっていないと思いますが、ペンの反応が著しく悪いです。使い始めの一画目、必ずと言っていいほど描画されません。前述の通り、設定を変えようと試みるも、感度類の設定が一切ない。ボタンを押したときのショトカとかどうでもいいよ。それ以前にペンを使いやすくする方法を教えてくれよ。

どうでもいい設定だけがある。それ以前に使う気が起きないんだってば。

さすがに僕もあきらめきれないので、いろんなノートアプリを片っ端から試し、その様子を動画に撮りました。参考までにどうぞ。

NoteShelfの場合

感度:★★☆
インクの解像度:★★★
アプリ内での画像トリミング:できる
右手の腹問題:あり

総評:★☆☆
右手の腹問題さえなければ良ノートアプリ。買い切りなのもうれしい。投げ縄ツールが超有能(スクショができる)。それだけに本当に惜しい。

OneNoteの場合

感度:★★☆
インクの解像度:★☆☆
アプリ内での画像トリミング:できない
右手の腹問題:なし
その他:「印刷イメージの取り込み」の解像度が低すぎる、投げ縄ツールが使えない(無茶苦茶な反応する)

総評:★☆☆
Fireでも投げ縄ツール問題は発生しましたがまさかアプリに原因があったとは。画像トリミングすらできないし、Microsoft公式のノートアプリとしてこの出来はどうなの?

Squidの場合

感度:★★★
インクの解像度:★☆☆
アプリ内での画像トリミング:できる
右手の腹問題:なし
その他:無料版ではPDF取り込み、ペンのボタン機能が使えない

総評:★★☆
無料版ではPDF取り込みが使えないのが痛い。買い切りじゃなくてサブスクなのも低評価。高くないけども(1ヵ月100円or1年1000円)。

Noteinの場合

感度:★★☆
インクの解像度:★★★
アプリ内での画像トリミング:できるが表示が小さく不便
右手の腹問題:あり

総評:★☆☆
インクの解像度が高く、きれいに書けます。が、右手の腹問題がある時点でダメですね。

INKredibleの場合

感度:★★☆
インクの解像度:★★★
アプリ内での画像トリミング:できるが最初しかできず不便
右手の腹問題:あり(パームリジェクションが効かない)
その他:課金要素が多すぎる(ページ、ペンそれぞれに課金を勧めてくる)

総評:★☆☆
アプリではパームリジェクションのオンオフを選択できるんですが、動作が一切変わらない。うーん欠陥です。インクの解像度はいいんだけどなぁ。

Notewiseの場合

感度:★☆☆
インクの解像度:★★☆
アプリ内での画像トリミング:無料版ではできない
右手の腹問題:あり(パームリジェクションが効かない)
その他:サブスクが高い(月380円から)

総評:★☆☆
UIはめっちゃかっこいい。あとはクソですね。無料版では画像の取り込みすらできない。これじゃお試しもくそもないでしょう。あと書いた時のインクの挙動が気持ち悪い。アスカも多分おんなじこと言うと思います。は?

さぁ色々比較しましたが結論が出ましたね。みんなで復唱しましょう。

使えるアプリねぇじゃん!!!!!!!!


まぁわかってたことです。一晩寝た後の今の心は女の子の汗ぐらい清らかです。きもいね。こんなこと書かせるなよ。iPad+GoodNotesの組み合わせがどれだけ快適なのか、自分には想像もできませんが、きっと素晴らしいのでしょう。このタブレット売っても大してお金にならないんだよなぁ。元手が増えるわけがない。

そのほかの不満点

これはもはやどうでもいいですが、すべて吐き出さないと気が済まないので、吐き出しておきます。

マグネットスリープ機能が使えない

カバーも同時に買ったのですが、それが磁石でくっつくタイプでした。当然カバーの開閉に合わせてタブレットも起動してくれるのだろうと思っていましたが、無反応。調べると磁気センサーが搭載されていませんでした。どうりでマグネットスリープが機能しないわけです。コストカットの弊害でしょうね。いやそんなにここ削れるところなのか??

ペンの収納に困る

なぜかペンにマグネットがついていません。当然タブレット側にも。うーんコストカットでしょうね。どう運ばせたいんでしょうか。ペンケースを買えってことでしょうね。ええ。すでに買ってますよ。でもまだ届いてないんですよ。使えないタブレットのためにペンケースだけ待つの、なんの屈辱ですか?まさかここまで予期してたんですか??

カメラの位置を上下逆にしてほしかった

これはこのタブレットが手書き用でないことの証明とも言えます。このタブレット、片側にバッテリーとスピーカー用のバーのようなものがあり、厚みがあるのですが、手書きで使うときはそれを上側にして使います。するとカメラが下側に来るので、顔認証の時タブレットを持ち上げなきゃいけないのです。
でも手書き用に使わないのなら話は別です。バー側にスタンドがついているので、それを下側にしてタブレットを立たせることができるからです。まぁそういうことでしょう。

この使い方をすると下側にカメラが来てしまう

Fire案外いけるかもしれん

朗報です。前回記事であれだけ酷評したFireHD10(第13世代)ですが、案外使えるかもしれません。NoteShelfがいつの間にかサクサク使えるようになっているのです。使い始めた当時は画像を挿入するだけで落ちていたアプリが。まさか改善しているとは知らずにYoga Tab 13を購入したところからも、救いようのない自分の愚かさを助長していていっそ気持ちがいいです。このカタルシス、なんなんでしょう。いやMなだけか。

では比較動画どうぞ。上からYoga Tab 13、FireHD10(第13世代)です。

レスポンスではやはりYogaTab13に軍配が上がりますが、それ以上にFireHD10(第13世代)では右手の腹の誤操作が起きない。最高です。投げ縄ツールも普通に使えるし、便利です。デメリットがあるとすれば、ペンが反応しなくなるタイミングがあることでしょうか。でもこれはOneNoteを使用していた時も頻発していた現象なので、どうしようもないでしょう。対策としては、常にペンを持っておくことですね。いろいろ試しましたがこれが一番確実でした。机の上に置いていると小電力モードにでもなるのでしょう。

あとはアプリ内の自動バックアップがうまく機能しません。同期系の処理の失敗はFireOS由来のものでしょうから、これも致し方ありません。でも、新品でももろもろ併せて2万円強でこれだけの環境が整えられるなら悪くないでしょう。iPadの中古とかは知らんけど。というわけで、

「FireHD10(第13世代) + 純正スタイラスペン + NoteShelf」は使える!

最後に

もう一度Lenovoの商品ページを見ました。手書きに関することは一切書いてありませんでした。ペンも手書きもおまけ程度ということでしょうね。僕は結局、二世代前のハイエンドを新品で安く買える情報に踊らされてしまったのですね。冷静になってきました。ふー。

使えないならそんな商品売るなLenovoのボケ!!!!!!!!!

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