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【後編】美術業界はなぜギャラリーストーカーを引き寄せてしまうのか

※注意※この記事は前編・後編に分かれます。


※今回の記事内で、発達障害・精神障害についての記述があるが、
すべての発達障害・精神障害の症状がある人に該当する話ではなく、特性の出方や度合いは人によって大きく異なるということをあらかじめご理解いただきたい。
※筆者はハラスメントや発達障害・精神障害の専門家ではなく、以下の内容はあくまでも筆者の経験からの一考察であることをご了承いただきたい。
※あくまで「なりやすい」・「傾向にある」という内容であり、自覚のある読者が特性を事前に理解し未然に防ぐことを目的の一つとする記事である。
※発達障害・精神障害とギャラリーストーカーの関連性について、気分が悪くなったり、気分を害しそうな可能性がある場合は、今回の記事の購読をご遠慮いただきたい。
※障害だからギャラリーストーカー行為は仕方が無い・我慢すべきということを言いたいわけでは決してないことも強調する。
※定型発達者、健常者だからといって安心はできない。ギャラリーストーカーの特徴に当てはまっているならば改善・注意すべきである。



昨今のギャラリーストーカーを扱う記事やSNSを見ると、
「ギャラリーストーカー=スケベなおじさん」
というような表現が目立つ。

これでは、アート鑑賞をするすべての年配の男性に対する偏見を生むばかりである。
筆者は、ギャラリーストーカー加害者に性別は無関係であると考えている。
既出の記事でも、女性もギャラリーストーカーの加害者になりうるということを強調した。

ただの「スケベなおじさんの悪ふざけ」と誤解されてしまわないように
ギャラリーストーカーを深堀していく後編である。


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