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23春季リーグ戦

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札幌学生野球連盟一部リーグ<札六>春季リーグ戦の展望など。
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23春季リーグ戦棚卸_誌面版

高校野球は南北大会、都市対抗野球も開幕と耳目が向かう先に全く困らない季節に棚卸(と同時に秋への展望も始まる)となるのが札六。なかなか気も漫ろですが、これをしないことにはすっきりしません。ということでコツコツと進めていきます。今年は例年より少々遅い時期の棚卸になっており、これを書いているのは7月13日、ゆっくり急ぎます。 * ところで、あらためて「棚卸」を辞書に当たると『人や物の欠点を一つ一つ数えあげて、言い立てること』と驚くべき文章が並んでいました。観測者の視点は勿論真逆で

23春季リーグ戦棚卸_星槎道都大学(更新中)

◇戦績一覧 大きな上振れもなかったが、下振れすることもなく秋春連覇を引き寄せる。19年以来4年ぶりの春奪還。一節に2敗を喫したが以降6連勝とその19年春と同じ星の刻みを辿る。10戦目の学園をTBサヨナラで振り切るという 最もわかりやすい見せ場を作って優勝を決めた。

23春季リーグ戦棚卸_東海大学札幌キャンパス(更新中)

◇戦績一覧特定の見せ場を挙げることが難しく、むしろ相手の見せ場~大谷へ白星献上、粘る北大~に一役買って出る格好に。実力と結果がすれ違ったまま10試合が終わってしまった印象。東海が本来引き受けるべき役回り、それを秋には取り戻してくれることを期待。 * 戦績とは別に登坂の充実ぶりは印象に残った。 * 全国へ進んだときの対応力では現時点では東海が最も秀でているのではないかという根拠のない仮説を持っている。けれども札六を勝ち抜けない。何かの(本来持っている力と結果の)ミスマッチが起き

23春季リーグ戦棚卸_札幌大学(更新中)

◇戦績一覧見せ場は道都に土をつけた3戦目そして8戦終了時で優勝の可能性を残していた点。防御率・打率が共にリーグ5位ながら、順位としては3位に食い込み善戦以上であったとまずは評価。「ミスマッチを起こさなかったか」という視点からも致命的な乱れはなかった。一方、もう一段階突き抜けられたのではという期待も抱いてしまう。下振れもない代わりに上振れもない。話が少しだけ飛躍するけど、北海道のチームが全国大会へ出たときの試合ぶりにどこか通じる何かを感じてしまうのは僕だけだろうか。ソフトな爪痕

23春季リーグ戦棚卸_北海学園大学(更新中)

◇戦績一覧 見せ場は二節2戦目からの3連勝。そして最終道都戦は春延命の役割を預かるも、逆に道都に最大の見せ場を作られてしまう。シーズン通して、決定的にどこかで躓いたというよりは、燻り続けたまま春が終わってしまった印象が強い。これが必要な遠回りであったか?それが秋に問われることになる。 ◇振り返り雨天順延が運んできた札幌ダービー開幕は黒星スタート。続く東海戦は勝利目前に追い付かれて延長戦へ突入の末、延長11回に勝ち越して一勝目。競り勝った勢いで三戦目以降に注目が集まる。ところ

23春季リーグ戦棚卸_北海道大学(更新中)

◇戦績一覧 見せ場は一節3戦目の学園戦逆転勝利、続く4戦目の東海戦、9回裏に2点差追い付いてのTB持ち込み(結果敗戦)。この2試合で「終盤巧者」らしい粘りは見せたが、「二節巧者」らしさはこの春は影を潜めた(二節は1勝のみ)。幾つかの悔やまれる守備の綻びが幾つかの「たられば」を春の置き土産のように残した。僅差拮抗から試合終盤の抜け出しで勝ち越す、これが基本的な作戦のチームだと思うし、それが持ち味の筈なのだが、今春は守りの乱れで相手の抜け出しを加担してしまった印象が否めない。また

23春季リーグ戦棚卸_札幌大谷大学(更新中)

◇二度目の東海越え まずは記憶しておきたいのが、一部昇格後二度目となる東海越え。過去一度あったそれは、優勝決定後の勝利。その前回勝利との違いは二節開幕戦(5月16日)という優勝の行方が定まらない中での勝利であったという点。この今回の勝利は、伊藤の2試合連続完投、そして連続完投2試合目となるこの東海戦は完封によるものと、大黒柱左腕によってもたらされた。伊藤の快投を記憶しておきたい(5安打完封)。打の殊勲者は、この日4番に入った石鳥。この試合を単独で取り出したときに記憶すべきあら

6月10日の札六ラジオ

今回も先週に続き収録です。お題はふたつ。ひとつ目は全日本大学野球選手権大会、道都の1回戦の振り返り。ふたつ目は入替戦です。どちらも等しく重要な試合です。 投手戦から投守戦へまずは予想通りの投手戦・・・ 星槎道都大学4年ぶりの全国大会。関西六大学野球連盟代表・大阪商業大学との初戦を振り返ります。 * 戦前の予想など、細かく報道を見てはいないのですが、侍ジャパン大学日本代表選手選考合宿に召集された道都滝田と大商大上田の投げ合いになるというのが、ひとつの見立てであったのではない

6月3日の札六ラジオ

今日は収録でお届けです。二部、三部、一部の順で行きます。 前回(5月28日)の放送後、コメントをいただきました。 ■二部:振り返りで、今日はまずその二部からです。5月31日、5月最後の日ですね。二節最終戦の3試合が行われ順位が確定しました。 * 1位・優勝は札幌国際大学。18年春以来、5度目の優勝。最終戦北翔との撃ち合いを制して9-8で勝利。全勝優勝は逃しましたが、9勝1敗での優勝は岩教が17年春を制したとき以来ということで、6年ぶりの好成績でのゴールです。まずはおめでと

23春季リーグ戦【5月31日/二部・麻生】

・文教-医療・文教が先制 文教、2回までの3安打はすべて左打者が投手より左へ逆らわずに運んだ打球。力任せの強打ではなく投球に巧く対応した結果かと。逆に医療大近藤はずらっと並ぶ左打者を相手に苦しい投球が続いた。個々の球は悪くないだけに組み立て次第とも見えたが。医療大は守りの乱れも加わり4点を追う展開に。 ・医療が追う 医療大二番手小林(旭川明成)の好救援に打線が応えて反撃開始。4回裏に3安打を集中〜1打席目もしぶとく中前安打を放っていた〜村上の適時打などで2点を奪って2-

23春季リーグ戦【5月28日/二部・麻生】

・北翔-岩教・学院-文教・国際-医療国際大は18年春以来(10季ぶり)の優勝。 ・順位◇国際大、優勝までの振り返り<一節> 4/30:国際-岩教 雨天中止 5/3:国際6-4学院 5回までに6点を先行、中盤反撃許すも逃げ切る。投手5人で継投。 5/4:医療0-15国際 3回除く6回まで毎回得点で医療大を圧倒、小田桐1号本塁打、投手3人継投。 5/6:文教-国際 雨天中止 5/7:国際4-3岩教 2-3から5回、7回にそれぞれ1点を奪い逆転勝利。峰村、木島でリレー。 5/13

23春の棚卸<各チーム星の刻み>

◇星槎道都大学<1位:8勝2敗>結果的に直近で春を制した19年春と同じ星の刻み~3戦・4戦連敗、以降6連勝~を辿って優勝。3戦目は東海、4戦目は札大に黒星を喫した。10戦目は学園とタイブレークの末に勝利。春、唯一の延長へもつれ込んだ一戦となったが粘りを見せて学園を振り切り優勝を決めた。 ◇東海大学札幌キャンパス<2位:7勝3敗>2戦目(学園戦、タイブレーク)と8戦目(道都戦)の黒星は過去の傾向をなぞったか。とはいえ最終2戦を勝ち切り、優勝の行方を最後まで手放さず。一方、19

23春季リーグ戦【5月24日】5位・6位決定戦

5位・6位決定戦。決戦の地は昨日から引き続きで野幌。10時試合開始。

23春季リーグ戦【5月23日】

・大谷-北大・東海-札大・学園-道都・順位1位:道都(8勝2敗)- 2位:東海(7勝3敗)- 3位:札大(5勝5敗)- 4位:学園(4勝6敗)- 5位:大谷(3勝7敗)- 6位:北大(3勝7敗)↑