【野球】5/4 ライオンズ vs ホークス
３週間前にもらった風邪が気管支炎になり、ゴールデンウィーク前半も、そしてつい先日までもひたすら家で療養していました。ようやく日に数回咳が出るくらいまでに回復し、「これに行くために治さねば！」と目標にしていた野球観戦に行ってきました。もちろん、マスク着用です。
この日は５月だというのに気温が28度まで上がる、とても暑い日でした。毎回楽しみにしている野球観戦ですが、この日は特に気合を入れて試合開始２時間前に球場へ着きました。選手を近くで観られるフィールドビューシートを購入していたのです。
試合前のこと
外野で練習をしている投手たち、バッティング練習をする野手たち、セカンドに仁王立ちしている小久保監督…見どころ満載で、とても楽しい時間でした。バッティングゲージ横で本多コーチがトスを打っており、バッティングをする人と守備練習をする人と走塁練習をする人と…と選手一人ひとりが自分の課題に向き合いながら汗を流しています。小学生が声を掛けると、又吉投手が立ち止まってサインをしていました。嬉しそうにしていた小学生を見て、フィールドビューシートに座っていたみんながほっこりとした気持ちになりました。
バッティング練習の順番を観ながら、今宮選手はスタメンじゃないのかな、中村選手も違うみたい、と予想を立てます。おおよその予想は当たっていました。
ホークスの練習が終わったところで、お昼ご飯を買いに行きます。さすがゴールデンウィーク、どのお店にもものすごくたくさんの人がいて、30分並んで購入しました。前回と同じお店「埼玉食道」の、気になっていた「東松山やきとり丼」です。前回のnoteに載せたメニュー写真を見ると、やきとり丼はものすごく濃色のタレに絡めた肉が乗っているように感じます。しかし、実際は薄い色で、あっさりさっぱり、とても食べやすい味でした。辛いソースが付いていたのも良いです。ちなみに、「やきとり丼」は鶏肉ではなく豚肉を使用しています。
フィールドビューシート１番の魅力は、選手が近いところです。どれくらい近いかというと、選手の声が聞こえるくらいです。
投手コーチやリリーフ陣が何度もブルペンとベンチを行き来していて、その大変さを実感しました。また、今日のライト守備は柳田選手だったので、守備に就く・ベンチに戻るたびに間近で観ることができました。毎回この距離を走って移動するなんて大変だなあと感じました。そして、内野守備の皆さんが一球一球守る位置を変えていたり、マウンドへ行って投手に声を掛けたり、カバーに入るため全力疾走をしたり…とこれも動きが多いことがよく分かりました。高いところから見ていたときには「そんなに大した距離ではない」と感じてしまっていましたが（だって皆さん涼しい顔でこなすのですから…）、すごい運動量ですね。
それから、間近で踊るbluelegendsの皆さんもとても素敵でした。迫力がありつつ美しいダンスの後に、私が手を振っていることに気付いて振り返してくださいました。嬉しい！
試合のこと
オーロラビジョンに出ていたライオンズ打線の打率、そして本日の先発両投手のことを考え、今日は投手戦になるだろうと予想していました。
しかし！始まってみれば両チーム10安打の乱打戦で、最後までどちらが勝つか分からない、ハラハラドキドキの楽しい試合でした。
長い髪をさっぱり切った今井投手と、先発に転向したモイネロ投手。どちらも調子が悪い様子ではありませんでした。しかし、なぜだか打たれてしまうのです。内野をスーッと抜けていくようなヒットが多かったように思います。HRは１本も出ませんでした。
ホークスが１点を取ると、次のイニングでライオンズが３点を取り返します。打者一巡の猛攻に「今日はライオンズ有利かな」なんて頭をよぎりましたが、４回にホークスが１点を追加し、分からなくなりました。
選手の方々もきっとハラハラだったと思います。私の席から見えるホークスベンチでは、背番号７・中村選手がずっとベンチ最前列に立っていました。途中から姿が見えなくなったので、きっと裏で代打に備えて練習をしていたのでしょう。なんだか監督やコーチのような姿でした。
代打に今宮選手や中村が出てくると、とても大きな歓声が響き渡りました。フォアボールで１塁に来た今宮選手が本多コーチと会話しているのを生で観戦すると、なんだか２人が２遊間を守っていたあの頃のようでほっこりします。
延長戦に突入したものの、ノーアウトで申告敬遠の満塁策→ゲッツー→再び申告敬遠の満塁策→外崎選手サヨナラ で負けてしまいました。
喜んだり悔しがったりという喜怒哀楽を１試合の中で何度も味わったためか、観戦しているだけだったはずの私もとても疲れました。しかし、とても楽しい試合でした。
しっかり気管支炎を治して、次回の観戦に備えないと…。
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