見出し画像

日々雑記「ヘルシーとの遭遇」12月4日:NIKEのCM、僕の感じ。

 エアフライトの系統以外は、自分の足には合わないのであまり履きませんが、長くバスケをやってた僕にとって、NIKEは永遠に憧れのブランドです。最近なんだかちょっとCMが物議を醸してると聞いて、見てみました。

 いや、あの〜、テーマはあくまで「ヒトと違うことをポジティブに捉えて、自身に変えよう。」的なメッセージだと思うし、いつものナイキって感じで、正面から捉えれば良いCMだと思う。

 けど、視点を変えて横から見ると、確かにその舞台としての人種や民族差別の描き方に、不快感を覚える人がいるのも理解できるかな〜。

 ただ僕個人の感じ方としては「日本人を意図的に貶めている」とか「特定の民族や政治勢力の主張を代弁している」のような陰謀論的なノリではなく、なんていうか、言うなれば、

お節介な優等生の学級委員長に対して「何も知らんくせに、うっせーよ。」と思う生徒A君の気持ち。

 帰りの会で学級委員長に「A君がB君をイジメていました。A君イジメは良くないと思います。B君は負けないで頑張って下さい。」と皆の前で責められたA君。実はB君とは近所だが、親同士の関係や子供の頃の因縁もあってお互いにギクシャクしている。何とかしたいという気持ちはあるが、周りの目もありなかなかスムーズにいってない。

そこにこの仕打ち。A君の心の声。

 「うっせーんだよ。差別もイジメも喧嘩も良くない事だってのは分かってんだよ。ただそう単純な話じゃねーし、お互い意地も背負ってるもんもある中で、ぶつかりながら少しずつ落しどころ探ってんだよ。その辺なんも知らねーくせにテメぇの身勝手な正義感でオレだけ悪モン扱いかよ。しかも本当の目的は問題の解決じゃなくて「自分が皆に良く見られたい」っていう点数稼ぎじゃねーか。」

っていう類の不快感といいますか。。

マジの差別や排外主義は問題外だけど、それとはまた別の話のような気が

 例えば、八村塁がNBAのワシントンウィザーズにドラフトされたとき、ヤフーニュースはその記事で随分沸いたんだけど、そのコメント欄には称賛と同じだけの「クロンボじゃん」「日本人とは認めない」のようなクソコメも大量に湧いたし、さらに言えば、ではそのコメ主らが認める「純粋な日本人」である渡邉雄太がNBAの契約を勝ち取った時、どれだけ称賛したかと言えば、興味すら持って無かった。

 単に、下に見ている存在が賞賛されることが気に食わないだけで、酷い言葉でこき下ろす。こっちのが何千倍も何万倍も不快ではあります。が、それはそれ、これはこれ。別の話。

 少々子供っぽい感情なのかも知れないけど、自分でも良くないと思いつつも、複雑でセンシティブな問題に対して、土足で踏み込まれて我が物顔で身勝手な正論をぶたれたあげく、点数稼ぎのダシにされたと感じたら、まあ、あまり良い気持ちはしないかな。

 差別と一言で言われてるものは、実は何種類もあって、似て非なるものもあるのに、一緒くたにして批判するから、混乱や対立やさらなる差別を生んでしまっていると思うんだけど、、これは長くなるからここでは書かない。

 あとは、わざわざ物事のマイナス面だけ強調して騒ぎ立てるアジデーターの言うことは、どんな立場かに関わらず、100パー自分の都合だけで語ってるから、ハナホジしながら聞き流すのが良いよね。

 因みに、八村君は、どんなインタビューにも「差別はとくに無かった」と言います。無かったわけはないです。でも、そこに恨み言をいう事で、大事にしてくれた家族、親戚、仲間まで貶めてしまうことの方が嫌なんだよね。たぶんだけども。凄い男ですほんと。

「ライブヘルシー」の活動自体をご支援頂ける「ヘルシーサポーター」募集しております!こちらのサポートからお願い致します。つかもうぜ!ヘルシーネーム!