日々雑記「ヘルシーとの遭遇」10月6日：月と内臓脂肪

先日は中秋の名月でございました。

I love youを「月が綺麗ですね」と訳したのは、夏目漱石でしたかね。しかし僕はこう思うのです。

月が満ちると内臓脂肪も満ちる

　先月は順調に体重も減少傾向だったんですが、10月に入ったとたん体脂肪率が増加。作業ズボンがパンパンです。

とくに秋は毎年こう。

たしかに、「食欲の秋」とか言って、かつやの限定「肉うどんチキンカツ丼」とか、味噌ラーメンに想像の20倍デカい唐揚げトッピングしたりとか、赤いラーメンをリベンジしたりとか、調子に乗って海鮮丼の最高グレードのやつにしてみたりとか、そんなことはあったけども、そんなものは些細なこと。誤差範囲です。

やはり、もっとスケールの大きい、宇宙の神秘的な力が僕の内臓脂肪に働きかけているんだと思うんです。

　古くから、中秋の名月にお団子をお供えしてきたのは、食料が何より貴重だった時代から「どうか私と私の家族を肥え太らせてください」という、神聖かつ切実な祈りの名残なのです。

　その古代の願いが時間をかけて月に届き、戻ってきて今、私の内臓脂肪を肥え太らせているのです。昔の人は、月との往復距離を甘く見ていたんですね。

　だからこれは、ちっぽけな人間一人がどうこうできるようなスケールではなく、しょうがない事なのですよ。まさに宇宙の神秘です。