時間管理は引き算ではなく足し算
あぁ、今日もじっくり読む時間が取れんかった。
最近朝にいつもこの悩みを抱えてしまう。
私は朝活でフォローしている方のnoteを拝読するのだが、
皆さんが書かれる記事が面白すぎて
ついついタイムアウトになってしまうのである。
通勤途上でも引き続きスマホで読むのだが
やはりパソコンの大きい画面で
文字や写真を読むほうが想像しやすい。
なので、いつもこのタイムアップの時間が
とても惜しいと感じるし、
「もっと時間があれば」と思ってしまう。
このように書くと
「じゃあ、何かをやめるしかないんじゃない?」と
思われる方もいるのではないだろうか。
実際、私もそのように考えていたので
朝活の後にしている家事をできるだけ
前日の晩に終わらせるようにしたり、
弁当を簡易的なものにして時間を作ったりしていた。
そんなとき、ふとブックオフでこの本に出合った。
まさに私が悩んでいた事の
解決策を示してくれそうな本である。
筆者の臼井さんはご結婚されたあとに
経営者をされていたご主人が体調をくずして
お亡くなりになったことで
ご自身が経営者を引き継がれたという
少し変わった経歴の持ち主である。
それまで何かビジネスをされてきたわけではなく
自分がビジネスに関わらなくてはなくなってから
色んなことを学ばれ、
今ではビジネスだけでなく本書のような本の執筆や
講演などもされている。
かつて話題になった「マネーの虎」という番組にも
出られていたことで有名になったそうである。
(私はこの番組を全く見ていなかったので知らなかったが)
そんな臼井さんが書かれた本を早速手に取り読み始めると
中には過去に読んだことのあるような内容も
ちらほらあったが、
その中にとても私の心に刺さる言葉があった。
それは冒頭に書かれていた
「時間は引き算ではなく足し算で考える」という
というものである。
これは一体どういうことかというと
まさにこの記事の冒頭で私が書いたように
何かをしようとするならば何かをやめるという
トレードオフのような時間管理が
引き算の考え方である。
これは一見するととても当たり前の考え方のように
見えるのだが、
実際色んなことをしたいと悩んでいるのに
引き算をしてしまうと何かを妥協することになってしまう。
しかし、本書では逆に足し算で考えろという。
「あれか、これか」ではなく「あれもこれも」で
行けというのだ。
正直、私はこの部分を読んだときに
「そんなことできるならとっくにしてるよ」と
思ったのだが、
この本で述べられているのは決して無理をしろという話ではない。
例えば仕事で忙しいけれど勉強もしたいとする。
こういうとき、私達は「時間をどうやって作ろう」と考える。
しかし、その時点で勉強するというタスクは既に
先送りされることが決定しているのである。
なぜなら、勉強は時間ができた時にするものに
なってしまっているからである。
そうではなく、本書ではやりたいなら
今すぐにやってしまうべきだというのだ。
よくスキマ時間を活用しようなどと
言われることがあるが、
本当にやりたいことならば
スキマ時間などと意識しなくても少しの時間があれば
やるはずなのだ。
私は本を読むことが好きだが、
続きが読みたくてウズウズするような本に出合うと
ほんの少しのスキマ時間でもすぐに本を開いて
読もうとしてしまう。
まさにやりたいことはそれと同じように
今すぐにやることで、
どんどん足し算していけると筆者は言うのである。
この本を読みながら内心私は
「そんなことずっと続けるのは難しいだろう」と
思っていた。
しかし、ふとnoteを見てみると
自らのやりたいことを求めて
驚くほど色んなことをやっている方が
沢山いるのである。
そして、その方々はどなたも
やりたいことを先延ばしにせず
すぐにやってしまう方ばかりである。
先日うぉんのすけさんが書かれた
下記の記事を読んだときに
「なぜこんなにも多くのことをこなせるのだろう」
と思ったのだが、
まさに、うぉんのすけさんもやりたいと思ったことを
すぐにやってしまう方だったのである。
今回ご紹介した本に書かれた内容は
私にとってとても印象的な内容であったが、
実はこの本に書かれた要素は
既にnoteの中で目にしていたものだったのだ。
フォローしている方のnoteを読むことを
私はとても楽しみにしているが、
それはそこから学ぶことが楽しいから
なのかもしれない。
そして、それができるのはまさに
この環境があるからこそである。
改めて自分がこのような環境に出会えたこと、
そして多くの方が色んな学びを与えてくれることに
感謝したい気持ちになった。
私にはまだまだやりたいことがたくさんあるが、
引き算ではなく足し算の思考で
どんどんやっていこうと思う。
可能な限り記事にも書いていこうと思うので
これからもお付き合いいただけると嬉しい。
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