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懐かしさの気持ちと地続きの日々。

前々回及び前回noteでは、このごろの
ドライブ中の音楽鑑賞として、
B'zの過去作のオリジナルアルバムを
いろいろ聴いている、ってゆうのを申しました。

現在42歳のぼくは、中学生のころ
B'zの音楽を知り、そして、大学生のころには
ファンクラブ(B'z PARTY)へと入会しまして、
CDや映像作品を日々鑑賞したり、また、
ライブも毎年参加したり、という大学生だった当時、
友人からは、B'zばかり聴くようなぼくに対して
同じ音楽ばっかり聴いて飽きない? と訊ねられても、
いや、ぜんぜん飽きない! って答えたりもした。
それはつまり、じぶん自身の欲求として、
松本さんのギターを聴きたかったのだし、
稲葉さんの歌を聴きたかったのだし、
B'zの音楽を身体が求めていて、
その音を浴びていたかった。

30歳に成る直前ごろ、具体的に申しますと
2011年のころにふと考えたのは、ぼくは
これからはもっといろいろな音楽を聴かねばならない、
と思い、そのとき、ファンクラブ抽選で当選していた
ライブチケットも入金をせず、さらには
ファンクラブも更新せず休眠会員となって、
そのお金は、もっと、いろいろな
音楽を聴くために使わなければ!
って、ふと思ったんだった。
でも、これはね、B'zの音楽を
きらいになったわけじゃあなくって、
つまり、なんて言えばよいんだろう?
ぼく自身がこれから30歳をむかえるにあたっての
いわゆる儀式みたいなふうだったのかなあ???
その後、アルバムがリリースなされれば
聴いてはおりましたが、これまでみたく
B'zの音楽を日々熱心に聴く、というのではなくなった。

そしてこのごろの先日には、ライブ映像作品
『B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』を観て以来、
B'zの音楽をあらためて聴きたくなって、
すこしずつ過去のアルバムを聴き返していて。
これまで、つまり、この約12年間のあいだには
B'zのこの曲を聴きたい、と思いつつ
ある一曲を聴くというのはあったとしても、
一枚のアルバム作品として通して聴くのは、
ほとんど無かったと思うけれども、
でも、なんだか、不思議とね、
「懐かしい」という気持ちは湧いていないのよね。
それよりも、どちらかと言えば
日常的に聴いていた音楽を、
今日もまた、聴いている、というような
地続きのような感じ、って言うのかなあ?
その音楽がすでに、ぼくの
身体の中に染み渡っていたかのごとく。

唯一、どうしてなのかはわからないけれど
1991年リリースのアルバム『IN THE LIFE』収録曲の
『WILD LIFE』はね、聴きながら、なんだか
じぶん自身が思っていた曲の印象とちがった感を想って、
新鮮な感じで聴けたのは、これまた
ちょっと不思議だったですが。
あとの曲及びアルバムはね、
懐かしい、とか、
あのときはどうだった、とか、
過去を思い出して泣けてきちゃう、とか、
みたいなこともなく、いつも通り
大好きな曲を大好きに聴く、的な感じだったな。

思えば、そういえば30代のころにね、
10代のときよく聴いていた音楽を
あらためて聴いてみようと考えて、
CDを図書館で借りてきたり、もしくは
サブスクで聴いたりしていたときのほうが
「懐かしい」という気持ちが強かった。
よくわからないけど、もしかしたら
このときに懐かしさを満喫してしまって、
今は、もう、その感情を感じられない、的な?!

そう思ってみると、今後には
その「懐かしさ」の気持ちは、
どうなってゆくんだろうかなあ?
ってえのも気になるところだけれども。
今は、まだまだ、こうして
B'zのアルバム聴くウィークはつづいてゆく。。。

IN THE WILD LIFE 消えそうだったハートを今拾いあげて〜♪

令和6年5月9日


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