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鈴木秀之のノート。

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(令和3年3月14日〜)
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#ビートルズ

数えきれない喜怒哀楽をともにすれば。

数えきれない喜怒哀楽をともにすれば。

このようなブログをね、
日々、しるしているぼくは、それはつまり
つぎのブログでは何をしるそうか? って、
考えつづけているような日々でもあるのですが。
多くの人に読まれたい、という願いを
それほど持ってないぼくとしては、
(でも、じつはやっぱりそれもちょっと思うけれども)
日々、しるせそうなことを
じぶんなりにしるしているの。

昨日のブログの中では、たとえば
このブログをしるすことだっても、

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なんにもないところから。

なんにもないところから。

前回noteではね、音楽における
曲の終わり方についてしるしまして。
ならば、終わり方だけでなくって
曲の始まり方のことも考えてみたいなあ、
って思いながら、前回、
曲の終わり方のことでは、ビートルズの
『Hey Jude』『All You Need Is Love』及び
『A Day In The Life』の曲を挙げましたが、
この三曲の始まり方、つまり、
イントロも好きなんだなあ。たとえば、

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とっても印象的な終わり方。

とっても印象的な終わり方。

昨日のブログでは、ひとつの曲の長さについて、
その曲がどのタイミングでどのようにして終わるか?
というのを考えながら思い出していたのは、
ビートルズの『Hey Jude』という曲の後半で
【ナー ナーナー ナナナナー ナナナナー ヘイジュード】
というメロディーがずっと繰り返される。
でもこのメロディーも、あるとき、
だんだんとフェードアウトされながら、
7分11秒の時間で終了する。
と思うならば

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演奏が終わること。(『ヘイ・ジュード』とセッションと。)

演奏が終わること。(『ヘイ・ジュード』とセッションと。)

音は、鳴らせばすぐさま、もしくは
減衰しながら消えてゆき、
音楽もまた、そのような音のごとく
いつかは鳴り止むと分かっていても、
それでも、今日を踊り続けたい!
そして、音及び音楽が、なぜ
消えてゆき、なおかつ、鳴り止むかと言えば、
時間があるから、なのだというのをね、
前回noteでしるしましたが。

そういうような、
音楽と時間について思うともすれば、
音楽を聴くとき、それらの曲々には
時間が

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時が経つこととじぶんの生まれる前の出来事。

時が経つこととじぶんの生まれる前の出来事。

ぼくが現在勤めている学習塾の生徒さんたちと話していて、
あるとき、ふと思ったのはね、今の中学一年生の方々は
平成22年4月2日より平成23年4月1日までの生まれで、
つまり、東日本大震災を
生まれてから経験をなされているか、もしくは
生まれるその直前のときに震災が起きた。
そして、今の小学六年生、つまりは
今月で小学校を卒業なされる方々、
及び、その後に生まれた方々は
東日本大震災を経験していない

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本年12月8日に想うこと。

本年12月8日に想うこと。

本日12月8日と言えば、昭和16年、旧日本海軍が
ハワイ・オアフ島の真珠湾へと奇襲攻撃を行った
真珠湾攻撃の日、及び、昭和55年には元ビートルズの
ジョン・レノンさんがニューヨークの自宅アパート
「ダコタ・ハウス」の前で撃たれ亡くなった日。
毎年、12月8日になると
このふたつのことを思うのですが、本年はとくに、
先日にはビートルズの最後の曲とされる
『ナウ・アンド・ゼン』がリリースされまして、そ

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endearについて。(『I Will』より)

endearについて。(『I Will』より)

前回noteでは、ビートルズのアルバム
『The Beatles(ホワイト・アルバム)』で収録されている
『I Will』という曲について、このごろぼくが
思っていたことと合わせて申しあげました。
そして、その前回の最後には下記のごとく
『I Will』の歌詞の一部も記しまして。

この歌詞において、ひとつ、ぼくは
【endear】という英単語をこれまで見たことなくって、
どういう意味なのか? と

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何というタイトルだったかを思う日々。

何というタイトルだったかを思う日々。

ぼくはビートルズが好きなのですが、
かと言いながら、ビートルズの音楽について
ぜんぜんくわしいわけではない。
たとえば、ある曲を聴いて
その曲のタイトルがわかる、という場合も
全部が全部わかるわけではないし、いわば、
どちらかと言えばわからない曲のほうが多いとも思う。

先日はね、穂の国とよはし芸術劇場PLATにて
矢野顕子さんのコンサート
『矢野顕子さとがえるコンサート2023
 featuri

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「ここ」だけでなく「そこ」へも「どこ」へも。

「ここ」だけでなく「そこ」へも「どこ」へも。

ビートルズの作品の中でどの曲がいちばん好きですか?
なんて問われたとしても、ぼくには
ぜんぜん答えられないけれども。
思い入れのある曲はたくさんあるともしても、
やっぱり「いちばん」というのは言えないな。
でも、とくに思い入れのある曲のひとつで申せば
『Here, There and Everywhere』です。

『Here, There and Everywhere』という曲は、
アルバム『R

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曲のさらなるひろがり。

曲のさらなるひろがり。

前回noteでは、このごろはビートルズのアルバム
『The Beatles(ホワイト・アルバム)』をね、
あらためて聴いていることを申しあげましたが。
ビートルズのことでさらに申しますと、先日には
『ザ・ビートルズ 1962年~1966年(2023エディション)』
『ザ・ビートルズ 1967年~1970年(2023エディション)』
つまり、いわゆるベストアルバムの
「赤盤」及び「青盤」のCDを購入

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『クロスロード』を聴きながら。(ホワイト・アルバム_mix)

『クロスロード』を聴きながら。(ホワイト・アルバム_mix)

さらにさらに前回noteよりひきつづきまして、
UNICORNの最新アルバム『クロスロード』を聴きながら、
UNICORNのバンドについて考えているのですが。
UNICORNのいちばんの特徴を申すとするならば、
それは、おそらく、
バンドメンバーの全員が作詞作曲、かつ
ボーカルも務められていることだと思うの。

デビュー及び初期までのころは、
奥田民生さんが作詞作曲メインボーカルではあったですが、

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橋を架ける。(母語と外国語と価値のこと。)

橋を架ける。(母語と外国語と価値のこと。)

日本の文化で海外でも人気があると言われているのは、
アニメ、漫画、ゲーム、ジブリ等の映画作品、
浅草や京都などの街並、日本料理、温泉や紅葉、そして
バンドやアイドルの音楽では、外国でライブをすると
現地のお客さんたちが日本語で大合唱になる、
というのも聞いたことがあるし、はたまた、
文学作品では、英語及びその他の言語に
翻訳出版されベストセラーになる、
というのも聞いたことがございます。さらにまた

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『くるりのえいが』

『くるりのえいが』

先日はね、このまえの日曜日に訪れようと思いながら
ちょっと疲れが溜まっていて行けずだった、
映画館へとまいりました。
今回鑑賞いたしました作品は、ロックバンド・くるりの
ドキュメンタリー映画『くるりのえいが』です。

映画のなかでは、先日リリースなされました
新アルバム『感覚は道標』のレコーディング風景、
京都・COFFEE HOUSE拾得でのライブシーン、そして
レコーディングが行われた伊豆の海

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これからの「入り口」のようなアルバム。

これからの「入り口」のようなアルバム。

前回noteでは、先週リリースなされました
Mr.Childrenの新アルバム『miss you』と、
くるりの新アルバム『感覚は道標』は、
同じ発売日だからこそ、ぼくがそう
感じてしまうからなのやもしれないのですが、
どこか似ているかもなあ、
と感じたことをしるしました。
それはたとえば、どちらの作品でも
老いであったり、もしくは、年齢を重ねてゆくことが
曲の中、また、アルバム全体の中で
表現さ

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