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#白川静
「【包】丁」と生物の「命」に関する形。
昨日のブログでは、グラフィックデザイナーの
原研哉さんのご著書では、デザインの始源として
「棍棒系の道具」と「器系の道具」のふたつがある、
ということをしるしながら、すると、ふと
「包丁」のことを思いついたので、
そう思ったことも書いてみたのですが。
「包丁」という道具の名称として、どうして、
「包む」の漢字が使われているか?
ってえのはぼくはぞんじないんですが、
このことを考えていたら、この
算木と呬と器物の二重の蓋の形。
前回noteでは、いろいろな数字の数え方について
考えてみたことを記してみたけれども。
このことをブログ記してからさらに思ったのはね、
数を数えることにおいて、漢数字では
「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十」
と記されますが、たとえば、
「一」「二」「三」はわかるとしても、そこから
「四」という形になるのは、なんで?! って、
いつの日か思ったこともございまして。
ならば、せっかくの機会だと
高くけわしい地形を祈り衛る儀礼。
前回noteでは、このごろ
パズルゲームの「マインスイーパ」をね、
あらためてプレイしているこのプレイのあいだ、
「マインスイーパ」とは、
冒険だと思う、というふうに
感じたことをブログでしるしながら、
さらに、そう言われてみれば、この
「冒険」ということばって、
どういうことなんだろう? ってえのを、
じぶんなりに考えてみたことを書いたですが。
そのブログの最後ではさ、この
「冒険」と似た語句
その【街】に【行】かなくてはならない。
前回noteでは、村上春樹さんの新作長編
『街とその不確かな壁』について、
その題名の英訳が
“The City and Its Uncertain Walls”
とされていて、ならば、どうして
「壁」は「Walls」という複数形になっていて、また、
「街」は「The Town」ではなくって
「The City」になっているんだろう?
というようなことをしるしたのですが。
そうして考えてみるとね