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鈴木秀之のノート。

1,156
(令和3年3月14日〜)
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#糸井重里

折に触れて考えているとしても。

折に触れて考えているとしても。

昨日のブログでは「頭がよい」ということについて、
学校の勉強がよくできる、及び、
よい学校(大学など)を出ている、というのも
そのうちのひとつだとは思うけれども、
それだけに限らないとも思う、
みたいなことを申しあげました。

このことをさらに続けて考えてみるとね、
学校の勉強がよくできる、とは、つまり
テストで高得点を取ることができる、
ということなのだとぞんじますが。
学校のテストで高得点を取

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「手当て」を行うため、国境を越える。

「手当て」を行うため、国境を越える。

先日のブログの中で申しあげました、WEBサイト
「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されておりました
白川優子さん+糸井重里さんの対談
『「国境なき医師団」は、かっこいいチームなんです。』
を読み知りました白川さんの著書
『紛争地の看護師』をね、先日、読了いたしました。

平成30年に刊行なされましたこの書籍では、
国境なき医師団(MSF)の看護師さんとして、
シリア、イラク、南スーダン、イエメン、そして

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その歌を歌いたいために。

その歌を歌いたいために。

ぼくのこのブログでは、ある歌の歌詞のことばを
引用したり、もしくは、おまじないのごとく、
じぶんで歌うようにそのことばをしるす、
ということも多いんですが、でも、
歌の歌詞のことばをしるすときには、
歌詞のことばのみを取り上げるようにして、
つまり、歌詞のことばを論文のごとく考えるのは
しないようにできたら、と思っている。

歌詞とは、歌詞のことばだけで
独立して存在するわけじゃあないようにも思う

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たったひとつのことをすると。

たったひとつのことをすると。

「アイデア」ということばをね、
口で言うのはかんたんだけれども、その
「アイデア」を、実際に
考え出すのはとってもむつかしい。

「アイデア」とは何か?
というのを考えるとき、
ぼくが真っ先に思い出すのは、かつて
任天堂の宮本茂さんが言われていたという
【アイデアというのは
 複数の問題を一気に解決するものである】
ということばです。つまり、
「アイデア」とは、なにかしらの
「問題」を「解決する」

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答えようとする力と昔考えたことがあるから。

答えようとする力と昔考えたことがあるから。

「考える」とは何か?
ということについては、
折に触れて考えている。

「考える」という行為とは、やっぱり
いろいろな性質があるんだとは思うけれども、
ぼくとしては、いまだ、それが
どういうことなのか? ってえのは、
きちんとはわかれていない。
そして、このごろもまた
「考える」とは何か?
のことを考えながら、ふと、思い出していたのはね、
以前、WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて、
岩田聡さん

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「ここにトイレットペーパーがある」の話。

「ここにトイレットペーパーがある」の話。

前回noteでは、WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて
羽生結弦さん×糸井重里さんの対談記事を読みながら、
現在学習塾講師として勤めているぼくは、
生徒さんたちがどうしたら学校の勉強を
ポジティブに行うことができるか?
というのを考えている、と申しました。

とは言えども、ぼくだってもね、
学校の勉強が嫌いでもあったので、
なにかをどうこう言えるわけでもないし。
たとえば、生徒さんより、学校の勉

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良質な学習を限られた時間のなかで。

良質な学習を限られた時間のなかで。

WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて
先日まで連載されておりました、
羽生結弦さん×糸井重里さんの対談
『いつ世界が終わっても。』おもしろかったなあ。

ぼくは、フィギュアスケートのことを
ほとんど存じておらず、また、
羽生さんのことに関しましても、
オリンピックでは拝見しておりましたが、
あまり知らなくて、けれども、このたびの
羽生さんと糸井さんとの対談を読み、やっぱり
羽生さん、すばらしいな

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『まっくろ』と静かな熱中について。

『まっくろ』と静かな熱中について。

先日、市内の図書館で借りてまいりました
作・高崎卓馬さん/絵・黒井健さんの
絵本『まっくろ』を読みました。

この絵本を知ったきっかけはね、昨年末、
WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されておりました
役所広司さん×糸井重里さんの対談
『忘れかけていたことを思い出すように。』にて、
映画『PERFECT DAYS』の共同脚本である
高崎卓馬さんが手がけられた絵本として、
糸井さんがお話しされ

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「批判」と「否定」のちがいについて。(もしくは、「批評」とは何か?)

「批判」と「否定」のちがいについて。(もしくは、「批評」とは何か?)

昨日のブログでは、なにかのことを
複数人で話し合うときには、場合によっては
批判することも大切だとぼくは思っている、
というのを申しあげました。でもね、やっぱり、
そう言うぼく自身だっても、
批判されるのはつらいし、かつ、こわいから。

「批判」は大切なのだとしても、
「否定」はいけない、というのは
よく言われていることだと思うし、
ぼくもそう思っている。
つまり、たとえば、ある考えを
より良くす

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日々のメンテナンスと渋谷と。

日々のメンテナンスと渋谷と。

このごろのブログでは、幾度かにかけて、
先日映画館にて鑑賞しました
『PERFECT DAYS』についてしるしていたのですが。
公開日からその後もなかなか訪れられず、
年が明けての1月5日に観にゆくことができました
映画『PERFECT DAYS』をね、
どうして観にゆきたいかと思ったのか? ってゆうのは、
やっぱり話題にもなっていたし、なおかつ、
ぼくが大好きなWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」

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平成18年のぼくにはよくわからなかった!

平成18年のぼくにはよくわからなかった!

昨日のブログでは、岡本太郎さんの壁画作品
『明日の神話』について、今、あらためて想いながら、
平成18年(2006年)の夏、東京・汐留にて
作品が初公開されたときに掲げられておりました
【Be TARO!】のことばをね、今、また、
胸に秘めたい! みたいなことを申しあげました。
でも、そう言えば、この
【Be TARO!】ということばって、
ぼくは当時、わかるようで
あんまりよくわからなったような

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いちばん低い者であれたら。

いちばん低い者であれたら。

昨日のブログでは、以前読みました書籍の中で、
北が上の世界地図を時計回りに90度回転させて
ユーラシア大陸を「パチンコ台」に見立てると、
一番下の「受け皿」の位置に日本が来る、つまり、
その頂上であるヨーロッパより落ちてくる玉は、
いろいろなところでぶつかり複雑な運動をしながら、
いろいろな地域を経由しながら、
下へ下へと落下してゆき、最終的には
そのすべてを受け皿である日本が受け止める。
日本と

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パパとクッパのみまもり。(大人も子供も、おねーさんも_mix)

パパとクッパのみまもり。(大人も子供も、おねーさんも_mix)

前回noteでは、ロールプレイングゲーム
『MOTHER2 ギーグの逆襲』では、
2時間ぐらいつづけてゲームをプレイしていると
ゲームのなかのパパから電話がかかってきて、
【だいぶ ながいじかん
 ぼうけんを つづけているようだね。
 おせっかいかもしれないが 
 ちょっと きゅうけいしては どうだ?】
と訊かれて主人公は「はい/いいえ」で答える、という
「2時間パパ」のシステムについてしるしまし

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地球の危機と休憩とパパのおせっかい。

地球の危機と休憩とパパのおせっかい。

昨日のブログでもしるしましたロールプレイングゲーム
『MOTHER2 ギーグの逆襲』では、
主人公の少年ネスが地球の危機を救う旅へ出る。
この旅のあいだ、ネスのママはおうちにいて
ネスがおうちに帰ると、ママは
ネスの好物を作って食べさせてくれたり(HPとPP回復)、
もしも旅先でホームシックになってしまったら、
ママに電話をかけると症状が治ったりする。
そして、ネスのパパはね、
どこなのかよくわか

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