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鈴木秀之のノート。

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(令和3年3月14日〜)
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2023年8月の記事一覧

スラムダンクと海。

スラムダンクと海。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、
海がとっても重要だなあと感じました。
つまりはさ、まずは物語の主役である
湘北高校のメンバーたちが暮らす湘南の海、
そして、映画の主人公である湘北高校の
宮城リョータが幼少のころを過ごした沖縄の海。
この二つの海の光景が、
深く関連しながら映画の物語が進んでゆく。

映画における根幹的なネタバレで申しあげますと、、

バスケットのインターハイにて

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何度か観ることによって。(ドリブル篇)

何度か観ることによって。(ドリブル篇)

昨日のブログでは、映画館にて三度目の
『THE FIRST SLAM DUNK』を観たことを記しました。

何十度と観ておられる方と比べれば、
三度目というのは少ないほうだとも思うのですが、
ぼくとしては、これまで
二度同じ映画を映画館で観る、というのは
度々あったのですが、
三度は初めてのことでして、そんなような
三度目の『THE FIRST SLAM DUNK』を観ながら、
いろいろなことを思

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初めての三度目と感謝の『THE FIRST SLAM DUNK』。

初めての三度目と感謝の『THE FIRST SLAM DUNK』。

先日は映画館にて、ぼくとしては三度目の
『THE FIRST SLAM DUNK』を観にゆきました。

SNSでは『THE FIRST SLAM DUNK』を観るため
何十回及び百回以上映画館を訪れている方々もおられる、
というのをぞんじているので、「三度目」というのは
別に多くもないとも思うけれど、でも、ぼく自身では
同じ映画を映画館で二度観る、というのは
これまでもたびたびあったのですが、

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外国の音楽とAerosmithと身近さと。

外国の音楽とAerosmithと身近さと。

このごろはね、ずっと
Aerosmithを聴いている。
その理由はさ、先日リリースされました
ベストアルバム『Greatest Hits』を購入したから〜。

ぼくが購入したCDの形態は、
「Deluxe Edition(日本独自企画盤)」というものでして。
全キャリアを網羅した三枚のベストアルバム、及び、
ライブアルバムが三枚収録された合計六枚組!
今のところは、まずは三枚のベストからのぉ、

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きっかけに過ぎない。

きっかけに過ぎない。

昨日のブログでは、ぼくが10代のころ、
つまり、1990年代の音楽のことについて
ぼくなりに考えていたことを少し書いてみたのですが。
それは、たとえば、
毎週のように名曲の新曲がリリースされていて、
日々楽しかったこと、そしてまた
毎週『HEY!HEY!HEY!』や『うたばん』等といった
テレビの音楽バラエティー番組を観て楽しかったり、
毎週オリコンやテレビ番組のCDランキングを眺めながら
一喜一

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10代のころの音楽と1998年のカンブリア爆発。

10代のころの音楽と1998年のカンブリア爆発。

10代のころよく聴いていた音楽をね、
ときおり思い出してはふと聴きたくなって、
あらためて聴くことがある。
現在では、YouTubeとかサブスクとかで
たいていの音楽は聴けるから、
そういうふうにふと聴きたくなったとしても、
だいたいすぐ聴けるので、ありがたい。

1982年3月生まれで現在41歳のぼくは、
10代のころと言えば世代的に言えば90年代、とくに
1995年以降の90年代後半がドンピシ

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FACE(みち_Remix)

FACE(みち_Remix)

英語の「face」という語句には、
「顔」や「顔つき」というような名詞の意味のほか、
「面している」「直面する」「直視する」「立ち向かう」
というような動詞の意味があるらしい。

つまりはさ、たとえば、
宇多田ヒカルさんの2019年リリースのシングル、及び、
昨年リリースのアルバム『BADモード』にも収録されている
『Face My Fears』という曲の「face」とは、その歌詞の中で
【Let

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誰にも言わない。

誰にも言わない。

世の中では、日々、
あらゆることが起きていて、
それらのあらゆる出来事のことを、
ニュースで見聞きしていることもあれば、
じぶん自身で体験していることもあれば、
起きていることすら知らないこともあるだろう。

いろいろな方々のnoteを読みながら、たとえば、
ある方はこのことを記されていて、
またある方はこのことを記されていて、
またまたある方はこのことを記されていて、
という内容の記事を読むとき

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過去と現在と未来の嘘とまこと。

過去と現在と未来の嘘とまこと。

「嘘」と一言で言っても、嘘にも
いろいろな種類があると考えられる。

たとえば、その一つはね、
学歴詐称とか経歴詐称とか、つまり
これまでの出来事について真実とは違うことを言って、
相手を騙すかのような嘘、それはさ、
これまでの出来事に対する嘘なのだから
「過去の嘘」とでも言えるかなあ。

そしてまたもう一つは、
振り込め詐欺や結婚詐欺のごとく、
そのときの状況やじぶんの気持ちについて
本当とは別

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嘘と正確とあいまいと冗長。

嘘と正確とあいまいと冗長。

昨日のブログでは、ぼくが兄弟について訊ねられたとき、
あるころまでは「一人っ子」と答えていたのが、
あるときからじぶんには「兄」がいること、そして、
兄は母親がおなじで父親がちがう、という、つまり
「異父兄弟」である、と答えるようになった、
ってえのをしるしたのですが。

そういうふうに答えるのが変化したのは、
昨日でも少し書いたけれど、兄とは
たまに会ったり連絡も取り合ったりはするものの、
これ

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ぼくのアイデンティティとしての兄弟。

ぼくのアイデンティティとしての兄弟。

「兄弟はいますか?」と訊ねられたときには、
たとえば、子供のころから大人になるまで
一貫して同じ答えを言う人もおられれば、
年が経つにつれて答えが変わってくる、
という人もおられるとも思うけれども。
ぼくの場合は、その後者だなあ。
でも、それはね、じぶん自身に弟や妹ができた、
というわけじゃあない。

ぼくの父と母とのあいだには、
子供はぼく一人だけなので、長らくのあいだ
つまり、子供のとき、そし

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空に見える雲のように。

空に見える雲のように。

たしか2008年のときだったと思うから、
もう15年が経つんだけれども、この年、
母の姉、つまり、ぼくのおばが亡くなった。

母は6人兄弟の末っ子で、
おばは兄弟の一番上の長女、そして
兄弟の真ん中は男性ばかりなので、
女性の兄弟は母とおばの二人だけでね。
母とおばは年齢は一回りちがうので、
母が子供だったころには、
母は子供、おばは大人、というような関係性で
いわゆる仲がよいというふうではなかっ

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重要な情報と要衝の道路。

重要な情報と要衝の道路。

去年だったかな、もしくは一昨年だったかな、
最近ではある出来事がいつあったか、というのを
すぐ忘れてしまうんだけれども、ある日、
いつものようにお買い物へ行こうとして、
車でスーパーへとむかおうとすると、
いつも通る道が通行止めになっていた。

この道は、地形及び地理的に
この場所でしか通っていない、と申しますか、
迂回するには結構遠回りしなければならない道なのですが、
そうして迂回しながらスーパ

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報道と恵みの雨。

報道と恵みの雨。

一昨日、テレビ朝日系列の「報道ステーション」では、
日本各地において豪雨や台風による被害が相次ぐ一方、
新潟県妙高市では深刻な水不足に陥っており、
お米どころの新潟の農家さんは大変な事態に直面している、
というニュースを拝見しながら、ぼくは
何年か前のことを思い出していたんだった。

何年か前、今年と似たようにして
日本各地で大雨が降っていたけれど、
ぼくが住んでいる愛知県豊橋市の地域では、
水不

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