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鈴木秀之のノート。

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(令和3年3月14日〜)
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2021年10月の記事一覧

パスするかのごとく。

パスするかのごとく。

ぼくには、
自分独自の考え、というのは、
とくにない。

ぼくのすべての考えは、だいたい、
読んだ本から、とか、
聞いた話から、とか、の、つまりはさ、
だれかからの受け売りだ。
そんな、受け売りのようにして、
じぶんの元へ入ってきた考えを、
パスするかのごとく、
この手と腕と体で動かす、
みたいなことしか、できないんだな。

でも、受け売りとは言っても、
どんな考えでも、
受け売られるわけではない

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消費税のイメージ。

消費税のイメージ。

今回の衆議院議員選挙について、
争点はたくさんあると思うけれども、
じぶんなりにね、
「消費税」のことを考えている。

消費税って、ぼくには経済の専門知識が無いので、
ちゃんとしたことはわからないんですが、
あるべきなのか、なくすべきなのか、って、
よくわかっていない。

でも、とは言いつつ、
消費税について語られるときにはさ、たいてい、
「消費税が無ければ、日本が終わる。」的な、
ネガティブベー

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聞き分けがいいから。

聞き分けがいいから。

映画『となりのトトロ』の終盤のシーンで、
入院しているお母さんと、お見舞いに来たお父さんが、
病室で話していて。そのとき、
お母さんが、長女・サツキについて
「サツキなんか聞き分けがいいから、
 なおのことかわいそう。
 退院したら今度はあの子たちに、
 うんとワガママをさせてあげるつもりよ。」
と言っていて。このセリフを聞きながら、そうか、
「聞き分けがいい」って、あながち、
よいことばかり、と

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平仮名の反逆者。

平仮名の反逆者。

このまえあるレストランへ入ると、
満席でね、席があくのを待つため、
お店の入り口のボードに名前を書こうとして。
そのボードには、
ぼくの前のお客さんたち全員、苗字が、
カタカナで書かれてあったんだけれども。
そのボードの上にある説明書きをよくよく見れば、
「名前をひらがなで記してください。」
というふうに記されていて。

ならば、と思って、ぼくはそこに
「すずき」とひらがなで書いたんだった。

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ことばのゲームフィールド。

ことばのゲームフィールド。

ことばを、
書きながら、話しながら、
読みながら、聞きながら、
コミュニケーションをとったり、考えたり、
をしながら、なんだか、やっぱり、
ことばって不思議だなあと思う。

ことばによって、
伝わったり、わかったり、ときには
伝わらなかったり、わからなかったり、
ってゆうなかで、もう、
ことばが無い世界、ってゆうのは、
想像もつかないな。

ことばは、
いつごろできたのか?
なんてえのはぜんぜん知

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贈与と動機。

贈与と動機。

近内悠太さんの著書
『世界は贈与でできている』を読みました。

近内さんの書かれている「贈与」について、
ぼくは、著書の中で引用されている
内田樹さんの書籍『困難な成熟』も読んでいたので、
そのときにも考えながら、そしてまた、あらためて、
じぶんなりに考えている。

世界は「贈与」でできている、とは言っても、
私も、あなたも、他人に対して、
どんどん「贈与」をしよう。
ということではなくって。

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選挙で投票すること。

選挙で投票すること。

選挙って、ぼくはけっこう嫌いではなくて、
どちらかと言えば、
ちょっとわくわくする感じ。というか。
なので、選挙の投票ができるようになってから
20年ぐらい経つけれども、たぶん、
ほとんど毎回投票へ行っている。

かと言って、じぶんのこの一票で、
日本を変えたい! みたいなことは、
とくべつ思ってない。

一票一票が集まれば、大きい票となり、
変わることはあるともしても、
じぶんの投じた一票で、

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その情報は、正しいか?!

その情報は、正しいか?!

インターネットの情報を見るときには、
情報が正確でなかったり、
嘘やフェイクニュース等があるので、
気をつけるべきだ。と、
ちまたではよく言われるけれど、それは、
インターネットだけに限らないとも思うの。

インターネット上だけでなく、
テレビや、新聞や、人や、本や、の情報が、
本当のほんとうに確実だ。とも、
言い切れないやもしれないし。
ましてや、学校の教科書だっても、
絶対に正しいかどうか、っ

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たくさんのアイディア。

たくさんのアイディア。

コロナ下になり、社会的に、
ぼくの知らない、見えないような部分にでも、
たくさんの変化があるだろうと思うのですが。

ぼくとしては、音楽のね、
ぼくの大好きなバンドさんやミュージシャンさんの、
ご活動、というのも、コロナ下になってからの
変化をとくにこのごろ強く感じているの。

たとえば、
「くるり」では、
2020年の春のツアーが中止となって、そして急遽、
コンセプトアルバム『thaw』のリリー

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季節が巡る研究。

季節が巡る研究。

季節は、毎年、毎年、
春→梅雨→夏→秋→冬→春→梅雨→夏→秋→ と、
あたりまえのように巡るけれども。

それが、あたりまえだというのはさ、
季節が巡ることを、
知識として、知っているから、
あたりまえだと思えているんであって。

たとえば、もしも、そういう知識が、
まだ無かった古代の時代に、
ぼくが生まれていたとして。
気温やら、天気やら、湿度やら、が、
日ごとに変化してゆくのを、肌で感じながら

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季節のファーストコンタクト。

季節のファーストコンタクト。

季節は、急激に冬に近づき、
この急激に変わった気温に、
からだがついてゆかない。

季節の変わり目って、
とても苦手なのですが、どちらかと言えば、
春から夏へ、とか、冬から春へ、よりもね、
夏から秋へ、もしくは、秋から冬へ、という、
寒さへと変わる時期のほうが、
苦手感がつよいなあー。

それってえのはさ、ぼくの中では
「誕生日理論」というのがありまして。
ぼくの誕生日は、3月14日で、
寒さがひ

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輝きが増す。

輝きが増す。

せんじつのブログで書きました、the pillowsの映像作品
『RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.3』
に引き続きまして、こんかいは、
『RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.2』
観ましたー。
この『Vol.2』では、
1999年リリースの2枚のアルバム
『RUNNERS HIGH』&『HAPPY BIVOUAC』
の全曲再現ライブ、すばらしかっ

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更新という希望。

更新という希望。

ぼくは、SNSって、
このnote以外では、
アカウントを持つだけの、見る、つまりはさ、
受信する、として利用しているですが。
それでもなんだか、時間があれば、
ツイッターやインスタグラムを開いてしまうな。

そこでは、よくも、わるくも、
いろいろな情報をね、
見たり、知ったり、できる、
というのもあると思うんですが。
毎回、毎回、SNSの画面を開くたびに、
景色が変わる。とゆうか。
情報が、更新

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新曲と情報と。

新曲と情報と。

大好きなバンドやミュージシャンの、
新曲や新アルバムの情報が入ってくると、
もうすぐ40歳になるようなこの年齢でもね、
いまだに、うれしい、とゆうか、
わくわくする気持ちになるなあ。

新曲とは、この
「しんきょく」という語句の響きからして、
なんだか、神々しい感じがするー。

たとえば、何十年と活動される
ミュージシャンの方々が、
今もなお、コンスタントに、毎年のように、
新曲を出される、という

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