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同人誌作る上で参考になった教本を並べておく(文芸同人誌寄りの内容)

リンクは基本的にはhontoを貼っていきます。丸善ジュンク堂好きなんで。


デザイナーズハンドブック これだけは知っておきたいDTP・印刷の基礎知識

これはわたしが同人誌作り出す前、DTPやり始めの頃に買った本なんですが、基礎的な説明が分かりやすい。イラストが可愛い。デザイン書の割には小さめのサイズなのもまさにハンドブックで良いです。

Illustrator 10年使える逆引き手帖

厳密にはこれ自体ではなくこれの古いバージョンを持ってる気がしますが。
表紙作成にIllustrator使うのであれば、まずは必ず大きい書店で教本を見比べて分かりやすいなと思えた分厚くて全て機能の説明が書かれていそうな教本を買ってください。全部の機能を理解する必要はないんですが、いざってときに載ってないと詰むので。わたしはこちらの逆引きが合いました。

初心者からちゃんとしたプロになるInDesign基礎入門 改訂2版

わたしが所有している本が絶版のようだったので同じ著者の新しい本を。
InDesignの教本はIllustratorの教本以上に当たり外れが激しいです。必ず大きい書店で教本を見比べて文芸書籍の組版が載ってる教本を買ってください。これは実際に購入したときの話なんですが、InDesignの薄めの教本には文芸書籍の組版のしかたが載っていませんでした。なので無駄に分厚い教本を買いました。九割の機能は使ってませんがいざとなったら頼れる教本があると安心。

ここまでがDTPの基礎の教本です。ここから段々同人誌に寄っていきます。

文字の組方ルールブック タテ組編

プロ用の書籍組版ルールブックです。安いので気軽に買うべき。これすごいのは詩歌句の組み方まで載ってた。

魅せる!同人誌のデザイン講座 Before‐Afterでわかる試したくなるアイデア&テクニック

やっとここから同人誌の教本です。何冊か同人誌のデザイン教本持っていますが、個人的にはこれがビフォーアフターで見比べられて一番分かりやすいです。

入稿データのつくりかた CMYK4色印刷・特色2色印刷・名刺・ハガキ・同人誌・グッズ類

わたしはこれで箔押しの版分けを覚えました。DTPオペレーターやっていたのでCMYKとかフォトショで2色分解して特色指定するのは一応分かっていたつもりでしたが、とんでもなかった。今まで適当入稿していてごめんね印刷屋さんってレベル。同人誌作るなら全人類買うべき本。
あと、教本じゃないけど

花花素材集 Ophelia’s Crown

にはお世話になっております。


色のユニバーサルデザイン 誰もが見分けやすく美しい色の選び方

これは上の本がもう入手できなそうですし、今ならもっといい本がありそうなのでこの本がどうこうってより、カラーユニバーサルデザインという考え方を知っておいて欲しいという意味です。
配色を考える上では視認性が必要です。カラーユニバーサルデザインってのは、こうすると比較的みんなが見やすいんやで的な感じです。ほんの少しだけ頭に入れておくと配色がしやすくなります。

日本語のロゴ・メイキング 漢字・ひらがな・カタカナのロゴづくり

ロゴデザイン系の本は何冊か持っていますが、こちらはどういうコンセプトでロゴを考えてどうやって決定していったかが分かるメイキングがメインの本なので、ロゴだけデザインを誰かにお願いする場合の発注者側でも参考になります。
実際にわたし自身もタイトルロゴだけデザイナーさんに外注したことはありますが、①内容がギラギラした感じで、②装画を派手ギャルでお願いしていて、③表紙の加工はホログラムPP貼るかタイトルを箔押しにしたいから、④タイトルロゴは✨←の絵文字みたいな感じでお願いするという考え方をしました。

もじイメージGraphic 日本の文字からひろがるグラフィックの地平

これは同名の展示(21_21 Designsightで開催)の図録ですが、図録だけでも文字をどう扱うかのいい教本になります。日頃、本屋さんの店頭や町中で意識的に頭に収集している文字のグラフィックの良質なものが凝縮している感じです。

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