文学フリマ東京に一般参加したい方向けのご案内 2024年5月版
いよいよ文学フリマ東京38の開催が近づいてきました。前回に引き継ぎ一般参加者向けの注意を書いておきます。
公式サイトはこちら。
①入場料
今回の注意点としては入場料がかかります。
入場料は今回初めて設けられます。恐らく当日券は購入に時間がかかるので、予め購入をしておきましょう。これ書いてる人はまだチケット買ってませんけどね。
例外措置として18歳以下は入場無料 (購入不要) です。また16:30 以降は入場無料となります。
②一般参加者が準備しておくべきもの
小銭を必ず用意しておきましょう。ブース出店者はほとんどの人が普段からお店を営んでいる人ではないので小銭の用意はお店ほど万全ではありません。とくに開場すぐに高額紙幣で少額の買い物をするのは絶対にやめましょう。迷惑です。百均に100円と500円だけ収納できる小銭ケースが売っているので、それに100円と500円だけ貯めておくと便利です。
水分など熱中症対策をするためのものは予め用意しましょう。流通センターにはローソンがひとつあるだけです。ものすごく混みます。自販機はそれなりにありますが、どんどん売り切れていきます。割とサバイバルな環境です。覚悟の上で来てください。
同じく体温調節のための上着なども必要であれば用意しておきましょう。
買ったものを入れるバッグ。個人的にはキャンバス地のトートバッグに百均の縦入れファイルケースを仕込んでいくのがおすすめです。これだとサッとしまえて、本が痛みづらいので。
③一般参加者が準備しておくといい情報
まずは色んな意味で大規模なイベントに行く覚悟をしてきてください。
ふらっと行ってふらっと周るにはかなり体力が必要になります。しかも通路は擦れ違うのが難しいエリアも少なからずありますので、サクサク周れる訳ではありません。他の同人誌即売会と同様の混み合う覚悟の上でお越しください。
他の同人誌即売会が分からない方は大きいデパートのバレンタイン催事場や北海道物産展のイメージでお越しください。
目当ての出展者がいる場合は会場マップをDLして目当てのブースに印をつけておくと良いです。
会場マップは公式サイトからDLできます。https://bunfree.net/wp-content/uploads/2024/04/rev03_ABCDEF_tokyo38_map_for_exhibitoir.pdf
お目当てのブースは特にないって方は見本誌コーナーに行かれてから周るといいと思います。
基本的には各ブースはジャンルごとに分けられています。なので目当てのジャンルを回れば欲しい本は見つかりやすいです。でも、別ジャンルのブースに置いていることも少なからずあるので、WEBカタログで単語検索したほうが確実です。
何ならそれでも完全ではなくて思わぬ場所で思わぬ出会いがあります。それが楽しい要素ですが、こんな記事書いているわたしでも毎回買い逃しが発生します。そういうもんです。
④気構え
これ大事。ブースの前で値段が高いとかつまらなかったなどのネガティブな発言はやめましょう。あなたにとっては意味がない軽い発言だとしてもブースの中の人間はすごく気にします。
同人誌は書店に売っている本に比べ一冊あたりの印刷費が高いものです。それでも、大抵の出店者は読んで欲しいのが第一で、儲けなど考えずに値づけしている場合がほとんどです。
文学フリマの出店者はプロの作家ではありません。したがって文章の完成度はまちまちです。文学フリマは文章の完成度を求める場ではありません。文学を楽しむ場です。
場を弁えて、口を慎んでください。高いと感じたら、つまらなかったら心の中で思うだけに留めてください。
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