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イライラをコントロールする為のメソッド

前回イライラのメカニズムについて説明しました。

今回はその続編になります。
イライラをコントロールする方法についてを説明していこうと思います。
そもそもイライラをコントロールすることなんて出来るのか❔という疑問が浮かぶと思います。

前回イライラ(怒り)のメカニズムとして

①怒りは悲観的な感情が要因となって生まれてくる。
②自分が怒りを生み出している。他の人や出来事はキッカケにすぎない。

と説明しました。

イライラ(怒り)は自分で生み出しているということは、
イライラを生み出している理由が分かれば、生み出さないことも出来ることになります。

つまりイライラは自分でコントロールすることが出来るということです。

このメソッドでは毎日続けることでの習慣化を目的とし、イライラしにくいメンタルを作ります。学びであり、イライラしないようにするトレーニングになっています。


では早速①の悲観的な感情がどうして生まれるのか。
不安、心配、寂しい、苦しい、虚しい、苦痛などの感情は何が要因で生まれるのか説明していきます。


自分のルール(個人の常識)

悲観的な感情が生まれる要因は自分のルール(個人の常識)を破られたからです。

例えば『集合時間の10分前には必ず集まる』という自分のルールがあるとしましょう。そのルールがあると遅刻した人にも、時間ぴったりの人にも「集合時間を守らないってことは、どうでもいいヤツだと思っているのか。」「わたしは大事にされてないのか。」と思うでしょう。
これが『集合時間の10分後までには集まる』が自分ルールの人ならどうでしょう。遅刻した人にも、時間ぴったりの人にも「集まるの早いなー。」「やる気があって嬉しいな。」なんて思うのではないでしょうか。

『朝はご飯を食べるべき。』や『恩は返さなければいけない。』など人それぞれに小さなものから大きなものまで、自分の中にルールが存在していると思います。
これはあくまで自分だけのルールなので、他の人には通用しないものです。

「これが普通だよ。」「そんなの常識でしょ。」「当たり前のことだから。」といった言葉を聞いたことがあると思いますが、それは自分のルールが一般的だと思っているからこそ発せられる言葉です。

わたしたちは他の人にも自分と同じルールが備わってると思ってしまっているのです。

なので自分のルールを破られると、自分のルールを「蔑ろにされた」「どうして守ってくれないんだ」「存在しないのと一緒だ」と感じ、悲観してしまうのです。

このように悲観的な感情は自分のルール(個人の常識)が影響して生まれているのです。


自分のルールと許容範囲を知る

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