見出し画像

【オーストラリア大学院留学】給付型奨学金 JASSO(大学院学位取得型)書類審査-前編-

 こんにちは,Hayuです☺
 本日は,留学するにあたって多くの人が必要とする,給付型奨学金の1つである 給付型留学奨学金JASSO大学院学位取得型の書類審査についての情報をシェアしたいと思います(私は2021年度に応募しました)。


応募書類

・願書
・留学先大学情報(第一希望~第二希望)
・留学先大学情報の根拠書類
・業績等について
・代表論文の抜粋(卒業論文等A42ページまで)
・研究計画及び進路計画書(A41ページ)
・日本社会への貢献(A41ページ)
・学部以降の成績
・語学試験証明書
・推薦状2通

ざっと書いてみましたが…書類がめちゃくちゃ多いのがお分かりかと思います。私も泣きながら書きましたが,JASSOは学費に加えて生活費のサポートもあり,書類が多い分サポートがかなり手厚いです。

ここからは特に準備が大変な
➀学部以降の成績
➁留学先大学情報とその根拠書類
をこの記事(前編)にて,

➂業績等について
➃研究計画及び進路計画書
➄日本社会への貢献
についてを次回記事の後編にて詳しく説明していきます!


➀学部以降の成績

JASSOは厳しい成績基準を定めており,
JASSOが規定する成績評価係数が2.7以上である必要があります。

成績評価係数

上記の方法に従ってポイント換算し,計算式に当てはめて成績評価係数を算出します。

成績評価係数に該当する成績は,大学の自動機や教務などで手に入れられる学業成績証明書に記載されているものです。
実家に届いたりする成績表ではありませんのでご注意ください。
私の大学では不可が学業成績証明書に記載されませんが,大学に確認したところ不可も計算する必要があり,そのため基準に満たさないだろうという回答をもらっていたので,この奨学金にアプライできないものと思っていました。大学がJASSOに確認したところ,学業証明書に載っていないものは計算対象外ということが締め切り1か月前に判明し,準備がギリギリになってしまいました。


➁留学先大学情報とその根拠書類

留学先大学情報とは,第一希望の大学ともし第二希望があれば第二希望の大学それぞれについて,
留学先大学を選んだ理由、留学先大学でどのように学修・研究活動を行うか等を踏まえて、800字以内で説明
するものです。
これは内容というより,準備に時間がとられます…。

自分の中でこう言った理由でこの大学に行きたい!と思っていても,その証拠を大学のHPなどから引っ張ってくる必要があります。
さらに,その証拠となるページのスクリーンショットを用意し,該当箇所の近くに日本語訳をつける必要があるのです…!これがめちゃめちゃ手間がかかります。
最初に大学HPなどを見ながら文章を作ってしまい,完成した後に根拠書類を作成しましょう。

細かい研究計画は別の書類に記載するので,ここでは大学の特徴・利点・自信の研究に最適であるということを前面に出していきましょう。
指導を受けたい教授がいること,その大学のプログラムにてどういうスキルが身に着けられるか,その大学の立地は研究内容に最適である,世界的な評価が高い…
など無限に書けますが,800字とかなり限られているので,研究計画書には詳細に書けなかった部分や,絶対にアピールしておきたい部分を具体的に,しかし簡潔に書く必要があります。難しいですよね…!


次回の後編にて書類審査のメインである
➂業績等について
➃研究計画及び進路計画書
➄日本社会への貢献
について書いています↓


皆様にとってこの記事が少しでもお役に立ちますように☺

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?