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【オーストラリア大学院留学】給付型奨学金 JASSO(大学院学位取得型)書類審査-後編-

こんにちは,Hayuです☺
前回お伝えした海外大学院留学の給付型奨学金JASSOの書類審査についての情報をシェアしたいと思います。

前編はコチラ↓


➂業績等について

これは履歴書みたいなものです。が,A41ページで空白なので,自分でフォーマットなどを考える必要があります。海外のレジュメを作成する感じですね。
私の場合は,大学での受賞・勤務・留学歴などを履歴書の要領で書きました。履歴書と異なる点は,何をしたかに加えて,それによって自分が何を得たかも書き,自身のスキルをアピールしました。
大切なのは何をしたかではなく,それをどう留学に生かし,日本に貢献できるかです。もしもたーくさんのことを経験し,たーくさんスキルがあったとしても,それを伝えなければ意味がありません!どう自分を見せるか,どう文章にするかがカギだと思います。


➃研究計画及び進路計画書

どの奨学金でも必ずある書類です。この書類でそれぞれ留学する意義をアピールするので,とても重要な書類となります。
去年まではA42ページだったようですが,今年度からは1ページのみに変更になっています。なので,あまり詳細に書ききれません。自分が絶対に伝えたいポイントを,端的にかつ具体的に書く必要があります。

私は大まかに以下のように構成しました。

・自身の長期的な目標とその目標の必要性
・留学先大学のプログラムや履修予定授業とそれから得られるスキル
・留学後の短期・長期的な進路を具体的に

書く内容は指示があるので同じになるとは思いますが,それをどう表現するかに書類審査はかかっていると思います。絶対に日本には自身の研究が必要で,絶対に留学しないといけなくて,絶対にしっかりとやり遂げられる!ということをアピールします。パッションですね。
審査員の方は分野外の人がほとんどだと思うので,具体的といっても誰にでもわかるように書くこともポイントです。分野外の友人などに読んでもらうことも有効かと。


➄日本社会への貢献

これもA41ページです。自身の留学がどのように日本に貢献できるのかと,留学中・留学後の貢献について書く必要がありました。
前者については➃の進路計画の目標の必要性の部分を具体化しました。自身の研究が誰に・どのように影響して,その結果日本がどう利益を得るのかということを重点的に書きました。
後者については,私は留学支援活動などの経験があったので,それを活かしての日本への貢献方法を書きました。ここは人によってかなり違うので個性が出るところだと思います。どのような方法であっても,実現可能なことをアピールしたいですね。他の方のブログでは,日本食を披露するというのをよく見受けました。


◎その他Tips

さて,それぞれの書類について一通り説明しましたが,書類以外で私が感じたことを述べるとすると…

・人に頼る!!!
―添削してもらっていた大学の国際部の先生に言われました。誰にでも頼っていいんだよーって。しかも莫大な金額の奨学金なのですから,余計に周りの人に助けてもらって是非突破しましょう。もちろん私でよければ全力でお手伝いします!
私は教授・友人・家族に全力で助けを求めました。採用をいただけたのは私を支えてくださったすべての方々のおかげだと思っています。教授は推薦状を書いてもらうので,一番アドバイスをもらいやすいかもしれませんね。

・第三者に書類を見てもらう
―2人くらいに「自分で書いたら自分を肯定(アピール)しきれていない」みたいなことを言われました。やはり書類は自分を評価してアピールするものなので,私のような自己肯定感の低い人はなかなか文章でそれを表現できないと思います。第三者から自分の良いところを是非アピールしてもらいましょう。

・奨学金応募の経験者の情報を探す
―JASSOの奨学金は他の奨学金と比べて受給者がとても多いため,探せばたくさんブログなどが出てきます。そこで私の記事に書いているようなアドバイスを得ましょう!ちなみに私は2人くらいの方に直接連絡・コメントしたりしてアドバイスをいただきました。皆さん誰かの役に立とうとブログなどを書いていらっしゃると思うので,きっと助けてくれると思います。


以上,書類審査のアドバイスでした!
皆さん不安だと思いますが,私も超不安でした。泣きながら書いたこともあるし,不眠にもなりました。万が一奨学金に落ちたとしても後悔が残らないくらい努力しました。落ちたとしても絶対に無駄にならないですしね。
困ったら連絡くださいね!

この記事が誰かのお役に立てますように。

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