プロの物書きになれる人となれない人の違い
「プロの文筆家になれる人と、なれない人の違いはなんですか?」
と聞かれることがある。
私には持論があって、違いは「推敲をするかしないか」だと考えている。
実際に少し推敲してみたい。
書くことが最も難しい文章とは、どんなものだろうか。
それは悪口である。
隠し味程度に盛ったはずの毒が致死量を超え、大激論にいたる。そんな経験を誰もが味わう時代となった。
かく言う私も、冗談のつもりでカリスマ講師2人の悪口をnoteで公開してから、「いいね」をぜんぜん貰えなくなった。
だが、下の悪口を見ていただきたい。
もし我々にきみまろさんほどの文章力があれば、ネット時代も楽々乗り越えて行ける。それゆえ、文章力を磨くことこそ現代人にとっての神器なのである。
例えば、話題のAI「Chat GTP」に創作してもらった次の悪口を、どう推敲するか。
この文章を、笑いが取れる作品へと推敲できるだろうか。挑戦してみたい。
最後にある「切っているのではないかと思う」が理屈っぽくて反感をくらいそうだ。シンプルに「切っているはずだ」とする。
「女性の悪いところは、」の最後の読点「、」がもったいぶった感じで反感をくらいそうで怖い。読点を削除する。
「魂を込めて」がくどく、「偏差値で言ってみれば」も如何にも偉そうである。左は削除し、右も「偏差値で例えれば」とシンプルにする。
きみまろさんとまでは行かないが、毒を残しながらもスッキリとしたのではないか。いや、ダメかもしれないけど。
文章でもプレゼンでも、伝えるべきものは情報ではない。情報でなく、「どんな感情を喚起できるか」だ。重要なのは。
思ったとおりの感情を喚起できれば成功である。推敲はそのために行う。内容自体は同じだが、喚起する気持ちが違う。
スッキリと雑味なく、読者の気持ちが沸き立つかどうか。
表現で求められるのはそこだと思う。
お読みくださいまして、誠にありがとうございます!
めっちゃ嬉しいです😃
起業家研究所・学習塾omiiko 代表 松井勇人(まつい はやと)
拙著『人は幽霊を信じられるか、信じられないかで決まる』の前書きを、全文公開させていただきました。
是非ぜひお読みくださいませm(_ _)m
どん底からの逆転劇を描いた『逆転人生』。
4名の起業家と一緒に上梓いたしました。
5名分を少しですが公開させていただきます。
是非お読みくださいませ(^○^)
起業家はトラウマに陥りやすい人種です。
ですが、トラウマから立ち上がるとき、自らがせねばならない仕事に目覚め、それを種に起業します。
起業論の専門用語でエピファニーと呼ばれるもの。エピファニーの起こし方を、14歳にも分かるよう詳述させて頂きました。
こちらの本が処女作ですm(_ _)m
書籍紹介動画ですm(_ _)m
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