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「本を読むようになったきっかけ」って

どのようなnoteにしようか検討した結果、対談形式を採用しました。
夜な夜な、子どもが寝たあとに夫婦で話した内容を
文字起こしアプリを使いつつ、適宜修正もいれて、綴ります。
(話中に出てくる本は最後にまとめています。)


M:一応自分のことを「本好き」だと思っているのだけど、改めて「本を読むようになったきっかけ」を考えると、いつだろう。

T:僕は大学生の頃に、今は無き旭屋書店天王寺MIO店で三笠書房の『「大学時代」自分のために絶対やっておきたいこと』*1の中に「本を読め」って書いてあったのが始まり。
それまでは正直本を読んでなかった。

M:そうなんだ。本当に?

T:ほとんど読んでないね。『バッテリー』*2くらいかな。

M:野球好きだもんね。

T:うん。それで、さっきの本は千田琢哉さんが書いているんだけど、別の版元から『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』*3という、本の読み方を紹介している本があって、本格的に読み始めたな。そっちは?

M:私は、家のすぐそばに市の中央図書館があって、そこに親がしょっちゅう連れて行ってくれていたから、自然と。それこそ「こども図書館」があってね。

T:それはいい環境だ。

M:小中高も図書室が充実していたし、親は本だったらなんでも買ってくれるタイプだった。
 ちなみに、はじめての大型書店デビューは7歳の時ですね。

T:よく覚えてるね。

M:そしてその書店に15年後入社した。配属は別店舗だったけど。

T:そんなつながりが……すごいなぁ。

M:話が少し脱線したので戻すけど、きっかけというきっかけはない、が答えかな。しいて言えば、『エルマーのぼうけん』*4。これは自分で図書室に行って選んだという、はっきりとした記憶があるので。
そのほか、海外ミステリが好きになったきっかけ、とか、歴史小説にハマったきっかけ、とかのエピソードなら語れます。

T:じゃあそれはまた別の機会に。

  -----つづく-----

*1 『「大学時代」自分のために絶対やっておきたいこと』(千田琢哉/著、三笠書房)
*2 『バッテリー』(あさのあつこ/著、角川文庫)
*3 『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』(千田琢哉/著、日本実業出版社)
*4 『エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット/作、わたなべしげお/訳、福音館書店)

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