見出し画像

謎に包まれた生き物ケサランパサラン🌈

皆さん、『ケサランパサラン』という生き物をご存知でしょうか?

空中をフラフラと飛んでいる白い毛玉のような物体で、耳かきの白い綿毛のような見た目をしていると言われている生き物です。

江戸時代以降、庶民の間で、その存在が語り継がれてきました。「妖怪なのではないか」という噂もあったそうです。


西洋では、『ゴッサマー』や『エンゼル・ヘア』などと呼ばれており、世界各地で、その姿が目撃されています。

東北地方では、「嵐の前に、雷とともに降ってくる」という言い伝えがあり、未だ、生態が解明されていない謎の生き物なんです。

「ケサランパサランを見ると、幸運が訪れる」

1年に2回以上見ると、その効果は消えてしまうそうです。

「ケサランパサランを持っていることを、あまり人に知らせないほうがいい」

ケサランパサランは、穴の空いた箱に入れ、白粉(おしろい)を与えるだけで、飼育や繁殖が出来ると言われています。

そのため、密かに飼育し、代々ケサランパサランを受け継いでいた家もあったそうです。


ケサランパサランは、1970年代後半に広く知られるようになりました。

ただ、当時、ケサランパサランであるとされていた物の多くは、花の冠毛(かんもう)からつくられた物だったそうです。


現在も、その正体が分からないまま、空想的な説だけが増え続けています。その説の一部を『動物説』『植物説』『鉱物説』の三つに分けてご紹介します。

<動物説>
・小動物が捕食されたあと、食べ残された毛皮の皮膚の部分が縮まり、毛を外側にして丸まったもの
・牛や馬などの胆石や結石
・雪虫やアオバハゴロモの幼虫

<植物説>
・アザミやオキナグサ、ブタナなどの植物に咲いている花の冠毛が集まって固まったもの
・ガガイモの種の綿毛
・綿状のカビ(白粉を与えると増えると言われている所以)
・ビワの木の精(ビワの木でよく目撃されているため)

<鉱物説>
・オーケン石などの鉱石の結晶


実は、Yahoo!検索で「ケサランパサラン」と検索すると、ヒットするのは約92万件。

これでも少ないと言われていますが、さらに「ケサランパサラン スピリチュアル」と入れて検索すると、約3万件しかヒットしません。

現在、検索をかけると、億を超える情報が上がるのが一般的。それに対し、ヒット数が少なすぎると、一時話題になりました。

さまざまな霊能者が、ケサランパサランについては言及していますが、

「霊魂などではない」

というのが、主な結論です。


未だに謎に包まれている生き物『ケサランパサラン』。

正体を決して明かしてはならない生き物『ケサランパサラン』。


山形県鶴岡市にある『加茂水族館』と兵庫県姫路市にある『姫路市立動物園』では、ケサランパサランが展示されています。

その姿を、一目見たいという方はぜひ✨

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈

もしよろしければサポートをお願いします😌🌈