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第3弾✨No.5『"SFM"6分間のマイファンタジー🌈』秋葉神社編⛩



【秋葉神社】
①危険なパワースポット
② 恐怖、夜の参拝と試練
③ 23才に出逢った鹿神さま⁈

【秋葉山本宮】
①偶然の産物の正体
②見えない炎と神さまの行列
③雲海に浮かぶ金の鳥居
④ナビに載らない神社?と危険な選択…
⑤夜の秋葉山へ本物か偽物か?
⑥守護霊さんの交代



②見えない炎と神さまの行列

ようやく秋葉山の頂上付近にある大きな駐車場に着きました。

そこは車が軽く100台は入るくらいの広いコンクリートで、奥にトイレがあり、その反対側に巨大な赤い鳥居と狛犬が両脇にある駐車場。

B君「うわ〜〜〜‼︎想像以上にヤバイんですけど〜!!」
∑(゚Д゚)/


そう、ここに来れば誰もがスケールの大きさに驚く高貴な場所だ。

周りは完全に木で覆われている為、高いこの場所でも景色を見下ろす事は一切出来ない。

そのために巨大な鳥居⛩が空の青色と白い雲に覆われながら目の前に現れる最高なロケーションなのだ。

その神秘的な場所へ車から降りて向かう3人は一斉にカメラ📸を構える。

B君「最高の場所じゃんここ‼︎」

夜行性のB君が、昼間からこんなにテンションが高いのは珍しい。

一通り撮り終え、3人は巨大な鳥居の前に立った。

両脇の狛犬の高さは大体、人の4倍はある大きさで、それをゆうに超える鳥居⛩はまさに圧巻だった。

鳥居の上を下から眺めていると、何となく遠くの木が目に入って来たのでA君に聞いてみる。

僕「あの辺の背の高い木が沢山並んでるところの上に、一箇所だけ葉っぱが無い鹿のツノ🦌みたいなのがあるけど、アレって何か意味ある?」

A君「良く気づきましたねwwあそこは絶対に葉っぱが付かないんですwwお二人にはただの枝に見えてると思いますが、あそこだけ炎が灯してあるんで🔥ww」

B君「スゲ〜〜(´∀`)そう言われるとちょっと赤いかもww」

A君「B君も分かりますか?wあれは、この場所が分かるように、神さま達の為の目印の役割で炎を灯しているようですww」


偶々目に入ったのが、まさかの神さまの目印。これは凄い。

そして、何故かB君も視えてしまう不思議な炎。もちろん僕には見えないが、少しでも気になったら言ってみるもんだと少し優越感に浸れた。

辺りを見渡しながら僕らは、そのまま鳥居の前でお辞儀をして入った。

鳥居の中央の地面にマンホールの様な四角い枠の中に、何か不思議なマークが描かれているのを発見。直ぐに僕は聞く。

僕「じゃあこのマンホール見たいなのも意味があったりしてww」 

言われて気づくとA君は見つめ読み取り始めた。

A君「早坂さん、今日冴えてますねwwこれはマンホールじゃ無くて、真ん中を歩き入って来る奴を追い払う役目なんですww無礼者を監視する役割的なww」

B君「そんなんあるんだ〜ww まるでALSOKじゃん!」

「「確かに‼︎ワハハハッ」」
(*^▽^*)(*゚▽゚*)



どうやら僕だけでなく、B君もある意味冴えまくっているよう。

こんな厳粛な山と壮大な神社の雰囲気を諸共せず、3人は長い灯籠で囲まれた階段を笑いながら上がって行く。

B君「めっちゃ長いじゃん階段💦汗かくとか嫌なんだけど…」

A君「この脇にもちゃんと道路があって車でも上がれますよ。前は知らずに車で行ったんで、私もこの階段登るの初めてです。折角なので、今日はちゃんと階段から行きましょうww」

直ぐにに分かりやすくテンションが下がるB君。先が見えない長い階段を見れば無理も無い。

そのまま10分ほど登った右横に、前に僕が見た鹿🦌が出たネットで覆われた場所が現れる。

やはりそこにはちゃんと【鹿に注意🦌】の剥がれかけた看板もあった。

僕「ほら、看板もあるし。やっぱ居るんだよ、鹿が。

そう言う側でA君は当たりを除き見渡しながら言う。

A君「確かに看板はありますけど、やっぱり鹿なんて出てないですねwなので鹿じゃないですw」

また簡単に一蹴された…。すでに息切れ気味の僕はもう、諦めてただ上へ登る。

同じテンションで登る僕ら2人を他所に、相変わらずニコニコしながら両腕を組み、重力を感じてないかのように登っているA君。

特に何かを感じている様子も無く、ただ雰囲気を味わっている。とにかく元気だ。

さらに10分ほど登ると、さっきまで木しか無かった右横は少し開け、気高い青空が見えた。

B君「うわーこんな高いところだったんだ〜!めっちゃ空気いいし。」
( ´ ▽ ` )

およそ中間地点のここは、階段に光が差し、空と太陽が近いこの場所に2人掛けのベンチが置かれていた。

自然とそこへ座り掛けようとするB君に、A君はすぐ止めに入る。

A君「先客が座っていますよwwそれでもよければいいですけどww」

どうやら見えない先客が休憩中のようだ。それを聞いてB君は驚き、何も言わずに走りながら先を登って行った。

僕「あれ?めっちゃ元気じゃん、B君ww
(´∀`=)(*゚▽゚*)

2人より7歳も上の僕は、完全に息切れをしている。標高が高い為か、少し空気が薄い。やっぱり年齢には勝てないと改めて実感しながらゆっくりB君を追いかける。

少し上で待っていたB君は、「不思議なモノを発見した」と、立ち止まりひとり眺めていた。

B君「なんかここの灯籠だけ地面から突き上げられたみたいに斜めになってて変なんだけど〜。」

A君「確かに‼︎うわーっ!ここの隣の大木、これから凄いエネルギーが出てますよ〜wwそれで耐えれなくて斜めになっちゃってるんですww」

僕らの20倍はある杉の木が、その灯籠の隣に聳え立っていた。

よく見ると、表面の皮が縦一直線にめくられた様に剥がれ、中の若い樹脂が剥き出しになっている不思議な木だった。

A君「お二人ともここ回復してませんか?早坂さんだってさっき息切れしてましたよね?今もの凄く浴びてますので、身体が軽いはずですよww」

そんなまさかと思いながら僕ら2人は階段を駆け上がった。

すると、彼が言うみたいにとにかく足が軽い🦶
しかも疲れない。嘘みたいに余裕なのだ。

「「マジじゃん‼︎」」
∑(゚Д゚)∑(゚Д゚)


どうやらあの大木のエネルギーから結界の役割になっており、その上からは神聖な領域なので波動が高く体も軽いらしい。

言われなければ気づく事もない事実にまたもや驚いた。それは霊感など無い僕でも、ちゃんと体感できてしまうから驚きだ。

さらに無邪気に駆け上がるB君。

そのまま残りの階段を登り切り、また先で待つ。青空に浮かぶ白い雲を見つめながら、後を追う2人。

そして出て来たのは、【西神門】と言う、木彫りで作られた立派な門だった。

その門の頭上には、中国の風水で用いられる四神獣、青龍 朱雀 白虎 玄武が彫られ、眼には金色の玉が埋め込まれている。

両脇には、弓矢🏹を持った着物姿の木彫の武士が2人見つめてくる。

B君「この中の人、生きてる?」

A君「ちゃんと生きてますよwwでもいま寝てますww」

僕「寝てるんだ〜

普段は守護し使えるその武士は、僕らには全く警戒していないようだ。

門を抜け、角を曲がると、左手にお土産屋があり、全く人がいないようで薄暗く貸し切り状態。

そこを抜けさらに階段を上がると、以前、僕が祈祷した場所の入り口が現れた。

その時だ…

硝子の入り口の上に、しめ縄で飾られた5つの紙垂が、激しくクルクルと円を描き回っていた。

それをA君に伝えようとしたその時、先を歩くA君が急に立ち止まる。

A君「お二人とも止まって下さい‼︎ヤバイです!今、神さまが横断しています…

「「❗️❓えっ❗️❓」」
∑(゚Д゚)∑(゚Д゚)

どうやら右側の森から神さまたちが列になり、硝子の入り口に入って行く所を僕らは偶然出会ったよう。

尋常じゃないほどの奇跡が今目の前に起きたのだ。

僕「エッ?神さまの行列が目の前にあるの?💦それであんなに紙垂が動いてたんだ。で、どうすればいい?

A君「とりあえず手を合わせて通り過ぎるのを待ちましょう‼︎

言われた通り3人は合掌をし、手を合わせた。

もちろん僕の目には見えない。しかし、さっきより勢いよく回る紙垂が何かの存在を示しているのだけは分かる。そういえば森側も葉っぱ達も何だか騒がしい。

(まさか、神さまが通ってるなんて…)
大名行列の想像をして頭を巡らせる僕。

A君「うわー凄いです〜!めっちゃいる〜ww」
(p_-)

ただ1人、大興奮するA君。

B君「マジ?どこ?視えないんだけど〜ww」

B君は彼の目線を追いかけるが、どうやら神さままでは分からない様子。

3人が合掌したまま1分くらいが経つと、興奮したままA君が言いました。

A君「どうやら終わりのようですww」

A君がそう言った5秒後に、入り口で揺れていた紙垂がゆっくりと落ち着きだし、嘘のようにピタリと止まる。やはり、本当に神さまが通っていたようだ。

そして3人は何の言葉も発する事なく、顔を見合わせる…ようやく鳥の声が聞こえて我にかえる3人は、一斉に喋り出した。

「「「ヤバくない‼︎今日!!」」」

✨(・∀・)( ・∇・)( ´∀`)✨

僕「待って…何が起きたのコレ⁇

B君「間違いなくレア過ぎる事が今起きたんでしょ?しかも来る前は猪🐗の行列で今度は神さまの行列って…何?今日って?!」

A君「ヤバイでしょーwwですから、今日は飛んでもない日なんですよ〜‼︎さっきの猪🐗だって布石で、この演出があるからっていう前座みたいなもんで。それで「ハイ、本人たち登場」キラーん✨👼見たいなww」

B君「じゃあ今、神々の遊びを俺らが見せられて驚いてるってワケねww」

A君「そう言う事ですww演出ですww」

僕「そんな事するの神さまって?だったら視えないとかホント勿体無い😭紙垂がブンブン回ってるのが無かったら、全く分からんかったし。今回はA君が止めて来れたから良かったけど、もしあのまま神さまの行列に突っ込んで行ったらどうなってたの?

A君「まず神さまを遮ったりしたら、『いい事は無い』と思っておいた方がいいかと。」

僕「良かった〜A君がいて〜。じゃあ改めて冷静に考えると、今日、僕らが来るのを知ってて①猪を見せて②貸し切りにして③本人登場✨しかも、前に鹿に合わせといて、夜の神社⛩で思い出させといて、今日来させた⁇何これ?訳分からん、考え過ぎて熱出るわ〜!」

☁️\( ゚д゚)⁈☁️


A君「そうですww完璧なんで、神さまってww言っても今日まだ僕らメインまで辿り着いても無いんでww」

きっとA君がいなければ何も気づかず淡々と参拝して帰っていたことでしょう。

神さまが演出…想像してた神様像とは違い、人を楽しませる天真爛漫さも持っているようだった…


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