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アンモナイトの耳 3.

雑用をいつものように、私の特性なのかきちんと順番通りに済ませて、コーヒーを飲みつつ気に入った音楽を聞きながら発想を書き留めている。レナード・バーンスタイン指揮のドビュッシー“海”が実に私の田舎には何故かフィットする。山ばかりなのだが、実は山にも海の精がいて、違う名前を持つのかもしれない。しばらくそうしていると幻想界の泡立つ海の渦巻から巨大な貝殻形象が現れた。ゴツゴツした牡蠣のような殻が剥がれ落ちてから暗い瞳の裸身のビーナスが目を開くと、急につむじ風が吹き波騒ぎ始める。なんてやっていると、こいつ何かやってんじゃねーか?と思う物騒なフォロワーの方はいないと思うが、つかの間そのようなイメージが脳裏に湧いてくる。同時に脳内発想は胸腺から活力をも分泌してくれるので、旅ヘのいざないやロマンチシズムが目の前の風景を一変させるのだ。何かいつもの雀よりも大きな鳥影がさしたので見ると、キジバトがアンテナにやってきて、こちらを見ている。鳥たちが至近距離にやって来るときに音楽を聞いている時が多く、音楽が分泌させる私の胸腺の震えを介して鳥たちは音楽を聴きに来ているのかもしれない。音楽からの胸腺振動は鳥たちの小さな胸腺にもクラッシック音楽の古典的時空感を分泌させている感じだ。この現象がいわゆる原始的なテレパシー、エンパシーではないかとシナプスがつながる。共鳴や共感力の原理とは明らかに振動であり、その振動が三次元フォル厶の段階ならば近距離には伝播し、四次元フォルム(何らかの霊的なものを乗せた)ならば時空を越えて伝播共鳴するのかもしれない。いわゆる脳内〜体内量子場。この量子場=チャクラを覚醒させ操作する技法があらゆる宗教やシャーマンの法力霊力そして念動力に他ならない。まだあの修行僧は口先だけででお経をあげているなどと表現される。脳内量子場でお経を波動化したり、神仏画や曼荼羅を振動化しなければ、何も起こらないのだ。ちなみにかのチベット密教では、このチャクラ間を流れる量子的振動をルン(風)と呼び、ヨーガではプラーナと呼び、また気功では内気と呼ぶのは初期的オカルトである。
アシモフの『銀河帝国の興亡』(=新しい聖書)の中に登場する超絶的ミュータントのミュールや第2ファウンデーションの念動力者達からの脅威を克服する為に、第1ファウンデーションのエージェント達が脳内を監視したり、制御する為の電磁波テクノロジーを用いるという展開が、確かあったとおぼろに思い出している。つまり何が言いたいのかどこに着地するのかと言うと、現在世界を自由自在に操りデザインするインビジブルな1400万人のユダヤ人ネットワーク(=グローバリスト)も自分達を第1ファウンデーションと捉えており、人類の脳を、深化させた電磁波テクノロジーで洗脳〜創脳して、本物のミュータント=本物の救世主の誕生を封鎖して、自分達だけの為の救世主を生み出そうとしているのではないか。ユダヤ教、キリスト教徒、イスラム教そして仏教圏からの本物の救世主の出現を水際で阻止しつつ、遺伝子と妊娠、性、家庭を破壊する真の目的は神の軍団をこの世界に受肉させないことではないか。随分深いところまで来たが、キジバトからのメッセージだったかもしれない。

権力者共同謀議は、かの副島隆彦氏の訳による正しい陰謀論の定義だが、界隈では、日本だけでなく全世界で秘密君臨するユダヤ1400万人ネットワークの作戦はそのような単純な謀議ではなく、もはやスーパーコンピュータやAIに運用を任せている部分も多いと言われている。ハリウッド映画で情報機関のアナリストや工作指揮者などが透明な液晶ボードに複雑な方程式などを書いたり消したりしているあれだ。さらには脳内にチップやより複雑なAI指揮ボードを埋め込んだ電脳工作者が、全世界を網羅するスーパーコンピュータ網に自分自身を接続して、メタ空間などでの高度な工作に従事しているだろう。


■レナード・バーンスタイン指揮、ドビュッシー『海』を聞きながら。
■画像はヤフー、キジバト画像より。



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