見出し画像

レット・イット・ビー讃歌1. 〈ふいにもどって来た青春〉

朝日の中で山の木々がざわめいていた

あの風に吹かれたか

ああ、俺も少しは吹かれたよ

あの川は良かったな 

ああ、いつもあそこから始まったな

ちょうどいいくらいの春だったな

ああ、悲しくもなく嬉しくもなく

晴れだけでなく曇りだけでなく

あの道をもう一度ゆくか

そうだな皆んな集まってる

もう一度

あの道をゆこう

毎日毎朝風の道が立ち騒ぐ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?