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レット・イット・ビー讃歌5. 〈いきなりエンジンふかすように〉

てっぺんから音楽が降ってくる

頭の先から滝のように身体つらぬく

どこへ向かうのか

この船は

この道は

そんなのはどうでもいいんだ

お前がそこで夢想するだけでいい

いきなりエンジンふかすように

血流が増し心臓が震える

頭のてっぺんからしびれてゆく

街へゆこう

交差点で見渡そう

誰かが誰かを見つけるさ

たとえ今  石ころみたいな時間でも

お前がサイコロ振ればいい

夢想しサイコロ振ればいい

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